2025/11/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にメイベリーンさんが現れました。
■メイベリーン > 翌る日の娼館プリプリのエントランス…客の影がない夜…。
アンジーが「冬の即売会の頒布物の演者が飛んだ」とメイベリーンに持ちかける。
具体的には、音声作品の頒布物が作れない。
声で演技する人がいない。
「え〜、できることなら何か手伝うけどお〜〜〜」
アンジーが耳打ちする
「え?メスガキ?何それ」
かくかくしかじかこう言う性癖、とアンジーさんは説明した。
と言うわけでメイちゃんの声がぴったりだと思った、と。
「えぇ〜〜〜…難しそう〜〜〜〜」
確かに舌ったらずで声が高い。地声はちょっと変まである。
「え?ちょっと変な声の方が向いてる?えぇ〜〜〜…」
昔興味があってお芝居にちょっとだけ足を突っ込んでみたけど
「他にいい人いないのぅ?」
いない、と即答。
「えぇ〜〜〜〜…」
困った顔もまたなんか可愛くなっているメイちゃんである。
■メイベリーン > 「そゆのはさ。アンジーちゃんの母校のつてとかないのぅ」
今、冬の考査に向けて忙しいとかなんとか。チャイナ服の上にカンフーパンツすがたのアンジーさんは大袈裟に説明している。知り合いから院が持っている魔道具の収録器具「ダミーヘッドゴーレムマイク」を持ち出した関係でこれ以上頼めないのだ、とも。
「んぅ。……あー、劇団の人……」
常連の中に人形劇の劇団の人がいたからそれ当たったら?とメイちゃん。
「え?ロリっとしてない?え?この台本読んで?えぇ〜」
「ざーこざーこ
前髪スカスカ♡」(棒読み)
「もっと悪意と性癖にカスる感じで!」
「アンジーちゃんやってよぉ。あーしの声真似してるじゃん〜〜」
「拙者がやるとウヒヒwって感じになるからよくない。ちんちんに込みあげない」
「アンジーちゃん…(生えて)ないじゃん」
「心にはあるんですぞ?」
だめだ、これは読まないと終わってくれなさそう。
「ざーこ♡
ざーこ♡
前髪スカスカ♡」
「今だいぶ良識がぐらっときた。イケる。」
「ハゲの人何か悪いことしたの…?」
常連のおぢ何人か前髪スカスカの人いるけどみんな弁えたいい人だよと伝える。
「おぢさんが可哀想じゃん…」
ちょっと悲しくなった。おじさんにやさしい。
■メイベリーン > おぢは何もしてない。
ただ、生きてて髪の毛がスカスカになっただけで、罪でもないし呪いでもない。
うちの店長も前髪スカスカだけどそれは60代だからで。
だが声質はやはり見込んだ通りえっろいかったらしく
腕組みプロデューサーヅラしているアンジーさんである。
なお本日のメイちゃんは雑談系。
えっちには時間足りないらしい。
どうも乗せられている気がしてならないメイさんである。
「この辺にお客さんの耳がある感じで、耳をくすぐる感じでおなしゃす。日頃お仕事でやってる感じでこう!」
ギリギリまで声を高くしてみる。
「ざぁ〜〜〜〜こ♡なっさけなぁい♡大人として恥ずかしくないの?歳の差考えたらぁ?」
いえす
いえっす
よっしゃ、一人で興奮しているアンジーさんを背に。何か老黒服が招いているので、きょとーんとして彼のいるカウンターへ向かう。
「なんかやるんだったらお店の名前は使うなよ」
「はぁい」
権利的な問題になるから、と暗に。
「今のところは趣味のうちと思っておく。」
大人同士、あとは放任。
それに、世間が持つ隠された需要にたどり着くかもしれない。
ここは、泳がせておくか、と思う老黒服。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からメイベリーンさんが去りました。