2025/11/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に娼館「プリプリ」さんが現れました。
娼館「プリプリ」 > 昨日よりは人の波が少ない。
そんな夜。

そんな時間でもお客様はいて、プレイが終われば家路を辿る。

カウンターの向こうで女性ベースのふたなりの黒服が、客に番号札を渡し、待合室へ誘導する。

一方、裏口では、プレイを終えたマドレーヌがお客様を見送っている。
優しく抱きしめ、ひたいにキスをした。
そのお客様はマドレーヌの胸ほどまでしか身長がなく、店の裏につけられた控えめな色の馬車に乗り込み、帰って行った。
馬車には御者がいて、召使も乗っている。
そのお客様は男爵家の少年で、執事の計らいで店に割増しの代金を払い、夜の手ほどきを受けに来たよし。

娼館「プリプリ」 > しばらく時間が経つとノーナもまた小さなお客様と手を繋いで、裏口に着く。
そのお客様はドワーフで、とにかく肉に埋もれてしたかったらしい。肉の量感であればまずは総合力ではこの店で最もあるノーナがお気に召したようで、大変機嫌良く帰って行った。
ノーナはもちろん、帰るお客様を後ろからぎゅっと抱きしめてあげたとのこと。


さて店内。

夜の風が吹き込まないようにエントランスのドアは閉めているが、ドアに設けられたガラスから光が漏れている。営業中であった。

現時点では全員選べる。

娼館「プリプリ」 > 「今宵はどなたが来ますかね〜♪待ち合わせ室へどうぞー」
そしてまたお客様を待合室に送る。
「ご不明点があればお問い合わせくださーい。今日は無理だなと思ったら大丈夫ですよー」

夜の空気が音を吸い込み、不思議に静かなエントランスであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にダインさんが現れました。
娼館「プリプリ」 > (お客様の気配をぴーんと感じ取った)
ダイン > 「ここが噂の娼館、プリプリか……いい店だって言われたけど、どういう嬢がいるんだろうな。
豊満なタイプからスレンダータイプまでいるって聞いてはいるんだが……」

(知り合いから聞いたお値段も手ごろでそれでいて嬢の豊富な店に興味が沸いて、訪れてみて。
建物の前で出入りする客を一度観察して客層を見て、自分が利用しても大丈夫そうだと思えば館の扉を開いて中へと入っていき、案内人がいれば声を掛ける)

「えーっと、初めて利用させて貰おうと思ってきたんだけど、この店のシステムと、それからどういう嬢がいるか教えて貰いたいんだが……構わないか?」

(初めて利用する娼館だけに、利用方法などが分からないので尋ねてみて。
説明して貰えるなら素直に相手へとついていくことにする)

娼館「プリプリ」 > 「ようこそー!なるほど初めましてのお客様ですねー」
ホテルで働いているかのような、にこやかかつ明るい物腰。


「システムは、基本的に1時間160ゴルド、レギュラーコースで2時間320ゴルドです。ですので、お時間かける160ゴルドが基本となります。二輪車の場合はさらに2倍です。
また、当店では魔術によって避妊は完備済みです。ご心配(性病)の点も同様に防護しておりますので、ご安心を。
…そうですね、お時間がいかほど。またお好みのルックスや、年齢のイメージってございます?
今のところ、全員時間が空いていますので、お好みでお選びいただけます。」

エントランス入って右の壁に、各キャストの絵姿がかかっている。
絵の下には人気を示す星の数⭐︎〜⭐︎⭐︎⭐︎の札、その下には「予約可」の札がある。

娼館「プリプリ」 > 「また、コスチュームのオプションもありますが、まずはオプションなしで相性が合うか一度遊んでいただければリーズナブルか、と」
追伸した。

ダイン > 「なるほど、そういうシステムになっているんだな。
んー、流石にいきなり二輪車は欲張りだから、一人でお願いするとして、と。
星の数が多いとその分だけ値段が変わったりとかあるのか?
説明だと関係なさそうに感じるけど」

(説明を聞いて、確かに手ごろな値段だなと聞いた通りの内容に頷いて。
避妊も性病対策もしてあることに、嬢も客も大切にしているらしいと、良い娼館だなと利用することに決めて)

「なるほど、確かにいきなりアレコレとオプションを付けるよりもその方がいいだろうな。
そうだな……それじゃあ、星が三つのエルフの子をお願いたいんだが……いいか?
時間はまずはレギュラーコースでお願いしようかな。
もし延長したくなったら延長時間だけ追加で払えばいいのか?」

(全員、時間が空いていて予約が可能と表示されているものの、初見の客には星が多い嬢は直ぐに相手をさせられない、ということもあるかと相手へと確認をする)

娼館「プリプリ」 > 「星の数は人気、あるいはレアさの目安ですね、特にお代金に変わりはありません。もし延長が希望であれば、キャストにご提案ください。もし差し支えなければ継続できます。

お代金は一旦キャストが預かりますのでお渡しください。

 そのエルフの嬢は、レアさという点では有数です。もし、お客様が激しいプレイをお好みの場合は、なにぶんエルフですので、その点はご考慮くださいね。力のかかるプレイであれば、初めてのお客様であればメイベリーンかマドレーヌさんが手堅いかと。」
メイベリーンは体力があり、マドレーヌはいなすだけの技術がある。
フェミニンさがあるキャストがお好みのよう、と察したので、同じ程度に肉体派のバレンシアさんは外す。

ダイン > 「なるほど、代金に変わりはないし延長するなら嬢……キャストと交渉ってことか、そこはまぁ相手との相性次第になりそうだな。
ああ、流石に細い子に対して激しいプレイとかはしないから大丈夫だよ。
寧ろ、今日は優しく丁寧に扱わせて貰いたい気分だしな。
もし、激しめのプレイがしたくなったらそのキャストの子にお願いさせて貰うよ」

(初めて利用する娼館の嬢に対してそんな無体を働くことはしない、と相手に安心させるように首を振って。
確かに見た目からはそういうタイプに見えるとは思うので、別に気にした様子もなく、きちんと優しく扱う、と言って)

「他のキャストの子も確かに魅力的だし、いずれは相手をお願いしたいところだけど、今日のところはエルフの子で頼むよ。
代金は前払いでいいのか?」

(レギュラーコースなら320ゴルドなので、前払いかどうかを尋ねて。
前払いなら財布を出して支払おうとする)

娼館「プリプリ」 > 「はい、前払いになります。オプションなし2時間で320ゴルドになります。」
財布から支払いを受け、レジに収めると、待ち合わせの番号札を渡す。
彼が、カウンターの横から待合室に入ると、カーテンがかかっている通路が一つ見える。
お客様が勝っている間に、黒服はカウンターの内側で椅子を回し、壁の伝声管から3階のミエルに呼びかける。


「お待たせいたしましたーっ、××番のお客様、キャストの準備が整いましたので、通路にお入りくださーい」

カーテンの向こうに、⭐︎3のミエルの気配がある。
気配だけでもなんとなく線の細さが伝わる、小さな物音。うっすらとしたウッドとフローラル系の香り。
緑のシフォンで飾られた、蔦のデザインが刺繍されたブラとショーツ。その上に薄い黄色のパイルのローブを羽織り、ダインがカーテンを開くとき、彼女が済んだ目を合わせてきた。
ブロンドに似て緑の艶めく若葉色の髪、白樺色の肌 細く長い顔、高く狭い鼻。若々しく神秘的、に見えるそのすがたは柳か白樺のようにすんなりと細くしなやか。

「本日は、誠にありがとうございます。…ぁ、これは、なんとたくましい…ご期待に添えるよう、精一杯させていただこう」
声は細く落ち着いて、少女と女性の中間で、女性らしい語尾はつけないけれども、たおやかな空気感がある。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から娼館「プリプリ」さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にミエルさんが現れました。
ダイン > 「それじゃあ、320ゴルド、確認してくれな?」

(前払いで代金を支払い、きちんと代金があるかを確認して貰って。
それからどこに行けばいいだろうか、と受付の前で待っていれば、通路に入るように、と言われて案内されるままにそちらへと歩いていく)

「この通路を行けばいいんだな?
それじゃあ、楽しませて貰うよ……ん、なんだかいい香りがするな。
落ち着くような感じがするな……」

(通路を進んでいき、カーテンの向こうに気配を感じて。
漂ってくる香りにいい匂いだと思いながら、カーテンを開けて相手の姿を確認する。
エルフらしい細身の体、綺麗な若葉色の髪に透き通るような肌。
細い顔も高い鼻も、ただのエルフとは思えないような気品を感じては、本当にこのキャストが320ゴールドならお手頃どころか安すぎるのではないかと思うくらいで)

「ああ、こちらこそ宜しくお願いするよ。
俺はダイン、呼び方は好きにしてくれていいから、名前、呼び捨てにさせて貰っていいか?」

(エルフということもあり、どこか高貴な雰囲気を感じつつ相手の方へと歩み寄っていって。
目の前で立ち止まれば名前を名乗り、相手に名前を呼び捨てにしてもいいかと尋ねて、室内のベッドへと腰かけていき、ぽんぽんと軽くベッドを叩いて相手へ隣に座るように促す)

ミエル > 「もちろんご随意に。…ふむ」
しとり、とダインの胸板に手をおく。
「緑の匂いがする。狩人?それとも庭師?男性の最古の仕事、か。うん、面白いな。」

3階へと共に階段を上がる。各フロアを過ぎるとき、ドアの向こうから他のキャストの小さい喘ぎ声が聞こえる。それは可憐であったり、あられもなく汚れたものであったりする。
⭐︎1のキャストの3倍の面積を持つ、⭐︎3の部屋にとおる。
ここは屋敷の角部屋。
入り口に入ると、部屋のやや奥に大きめのベッドが一つ。
部屋の向かいと左側面は人一人ほどの高さの大きな窓があり、眼下に歓楽街の明かり。空に星空。

ベッドサイドのランプは真鍮の細工物で、キノコの形。
蜜蝋で磨かれた木製のサイドテーブルの上に蜂蜜酒とお茶がある。
部屋の右奥は浴室になっている。

すでに彼女は今夜の準備も済んでいて、ダインの隣にそっと座る。
「部屋が、少し広いかも。驚かせたかもしれない。部屋が広くて……もし、気になるのなら、改めて”ドアを閉めて見えないようにできる”」

わずかな衣擦れの音をさせて、ローブをベッドにさらりと落とす。
「最初から私を指名する人は、少し、珍しい。」
恥じらいを含んで柔らかに微笑む。
もう少し体を近づける。エルフも人間と同じように、体が暖かい。その肌は白いが、いろもに奥行きがあり血管は透けて見えない。
彼とあまりにも対照的なその体。木の根が絡むように。ダインの手の上に細く長い指の手を添えた。

ダイン > 「それじゃあ、ミエルって呼ばせて貰うぜ?
ああ、庭師の仕事もしてるからな、あと、冒険者も兼業でやってるよ。
それにしても、広い部屋だな……置かれてる調度品はエルフの部屋って感じがして、いい感じがするな。
窓からの眺めもいいし……貴族街にあってもおかしくない感じがする」

(室内へと入っていき、広い部屋なことに少し驚きつつも驚かせたかも、と言う相手には気にしていないというように笑って首を振る。
そして一通り部屋を見回しては、冒険者としてのサガで調度品に目を向けてはいい感じの部屋だな、と)

「そうなのか? 俺としてはエルフがキャストにいるって分かったら真っ先に指名させて貰うけどな。
他にもシルキィ……って妖精か精霊だったっけか、そういう珍しい子もいるし」

(レア度で言えば、エルフと言うのは珍しく、星一つではあるもののシルキィという珍しい種族の子もいたので、滅多にだけない相手を指名するのは自分としては当然、というような表情を浮かべる)

「ん、暖かくて柔らかいな、ミエルの手。
このまま始めて大丈夫か? 風呂に入った方が良かったら風呂に入ってくるけど……」

(手に重なる相手の手、その細さに壊れ物を扱うかのように優しく指を絡ませていって、温もりを味わって。
相手から感じる心地よい香りを楽しみ、反対側の手をそっと相手の頬に添えて少し上を向かせていこうとし、その綺麗な瞳を見つめながらこのまま始めてもいいかを確認する)

ミエル > 壁紙は森と蔦の模様。
天井のライトはトンボと蝶のガラスシェード。
おそらくはエルフの細工もの。

「…ここは色々便宜を聞いてくれるの。好きな内装にしてくれるし。…うん、ちょっと贅沢かも。
 ただ、なんだか貴族ばかり得をしてるように見えて、面白くはない、と上の方は。…それでこんなフロアを作ったんだ…と。受け売りだけれど。」
悪い方がいい目を見ている時代が気に入らないそう、と言い添える。
控えめな所作の端々、抑えた所作のほどに品位がほの見える。


「エルフが好きなのか?人間はもっと肉付きのいい方が好きだと聞いていたが。」
ちょっとおどけている。
「シルキィは、ここに憑いている。屋敷の妖精。もしかするとこの店で一番偉い、かもしれない…気立も良い子なの。」
何しろこの屋敷と一体の存在である。
フロアを移動している途中にも、シルキィがそれとなく働く姿がちらりと見えた。

「…ダインの好きなようにして。今この時だけは、私はあなたのものになるから。」
もうすこし、ダインの指に絡むミエルの指。
触れ合う手からわずかにミエルは魔力を流す。
水の精に働きかける。
そして彼の体内の熱に、火の精霊経由で働きかける。
わずかづつにダインの体が温まっていく。
それは性交への興奮だけでなく、実際に魔法を小さく行使していた。
「……」
テーブルの方に手を差し伸べると、空気中の水を集めてショットグラスを作る。
卓上の蜂蜜酒の中身だけを引き寄せ、グラスにみたし、差し出した。

「まずは一口。」

ダイン > 「なるほど、キャストに優しい、良い店なんだな。
まぁ、そればっかりはなぁ……そういう国だからな、この国は。
この店の代金が庶民的なのは、それも理由の一つって感じがするな」

(室内を見回して壁紙やガラスシェードの装飾がエルフ、と聞いて思うような森を彷彿とさせるデザインなのを見てなるほどと頷いて。
貴族ばかりが、と言う相手にそういう体制の国だからな、と苦笑いを浮かべる)

「エルフが好き……というか、滅多に相手をして貰えない相手を抱けるって言うのが良いって感じだな。
肉付きに関しては、人それぞれだからな……俺はミエルみたいな子は好きだぞ?
この屋敷に憑いてるのか……確かに一番偉いかも知れないな」

(エルフが、と言うよりもそう簡単に抱けないから、というのが理由としては強いと説明をして。
そしてこの屋敷の妖精と聞いて、娼館に憑いてるからそういう仕事もするのだろうか、などと益体のないことを考えてしまう)

「そうか? それじゃあ、お預けされるのも辛いしこのまま始めさせて貰おうか。
ふふ、常套文句とはいえミエルみたいな綺麗な子にあなたのもの、って言われると興奮するな」

(好きなように、と言われれば風呂に入る時間が惜しいとこのまま始めさせて貰うことにして。
娼婦の客への言葉としては定番であるものの、美しい相手にそういわれることに胸を高鳴らせる。
そして、重なった手が深くなり体温が上がるのを感じれば、魔法を使われていることに気づき、それを受け入れていく)

「流石はエルフだな、俺も魔法は使えるけどそんな繊細な魔法は使えないぜ。
まずは一口か……それなら、ミエルが口移しで飲ませてくれないか?」

(ショットグラスが目の前で出来上がるのを見て、流石は魔法に長けた種族だな、と感心をして。
そして蜂蜜酒が満たされ、グラスが差し出されれば、少し悪戯っぽく笑って口移しで飲ませて欲しいとリクエストをする)

ミエル > 「何年も外の世界を見たけれど、どう考えても、暮らしているのは普通の人でしょう?
 きっと私、もっと生きるはずだから、そのうちにあの人たちが倒れてしまう時もきっとくる。
 でも楽しく生きられるのは…普通の人でしょうね。」

「ええ、ぇえ…ちょっとお金を振り分ければ、選べるの。
 それはとっても平等でしょ?だからこういうところにいる、私のような、変わり者のエルフもいるの。」

眼差しで盃を傾ける意思を示し、口元にグラスを運んで頬のうちに含む。ダインの首筋に腕を回し、薄い唇を重ね、蜂蜜酒を喉へ移して送り込む。
酒の香気、蜂蜜の甘さ。
喉元を降りて体の中に散っていく熱。
背中に当てた手から、ミエルはわずかに念じてダインの血を下半身に送り、集めていく。
それから、唇にわずかに魅了の魔力を乗せて、ほろ酔い程度の興奮を重ねておく。

「……でも、私のこういうやり方は、里だとあまり好まれないの。不自然、なんですって。肌が黒くなる、とか。
肌の色、変わってないのに。」
むつみつつ、服のボタンをはずし、首元をくつろげ、旅人に仕えるように一枚づつそっと剥いでいく。
が、しとやかさはそのままに。眼差しは妖しく、笑みは変わらないのに欲情をつまびいていく。
妖精に連なるものの妖しい魅力にかけられていく。

………

見上げる瞳にまつ毛が長く、その眼差しは意識を弱火で焼くかのよう。

ダイン > 「エルフからすれば、瞬きをする間になるのか、それともそれなりに時間がかかるように感じるのか。
今の状態で国がどこまでもつか、俺が生きてるうちには変わらないだろうけどな。
ミエルが変わり者なおかげで、俺はこうしてミエルに出会えて抱ける訳だし、ありがたいことだな」

(相手が口に蜂蜜酒を含むのを見て、その可憐な赤い唇に少し見惚れて。
首筋へと回る腕、密着度が増せば相手から感じる香りも強くなり、息を深く吸って香りを味わっていく。
そして唇が重なれば薄く開いていき、相手から送り込まれてくる酒を口に一度含んで味わうように舌で転がしてから飲んでいって。
そして背中に回る手から魔力が流れてきて、その作用を感じれば肉棒はズボンを押し上げるように膨らんでいき、硬く太く勃起している様を見せていく)

「なるほどなぁ、確かにエルフはこういうことに淡泊な種族だって聞くけど、相手に魔法をかけて興奮させたりって言うのは、エルフ的には不自然なんだな。
俺としては積極的で嬉しい限りだけどな」

(服に手を掛けられて脱がされていきつつ、こちらも相手の背中にそっと手を回して。
太くごつい指からは想像できないほどに優しく、繊細な動きでもって背中を撫でたり、指先でなぞるようにしながら感触を楽しんでいく。
妖しげな眼差しを浮かべる相手を見つめ返し、見上げてくる瞳に瞳を合わせては顔を寄せていき、今度はこちらから相手の薄い唇へと唇を重ねて、ゆっくりと擦り合わせたりとしながら、そっと舌を出して相手の咥内へと挿し込んでいこうとする)

ミエル > 「それは神代のエルフくらいか、と。人間にすれば、そう、国がおきて、滅ぶのに、人の暦で10年か100年かでしょう?
 …私たちの感覚を、人間の程度にしたら、5年くらいか、もうすこし…?」
人が生まれて老いて死ぬまで、エルフには恐ろしい早回しに見える。
それこそネズミが生まれて死ぬまでの回転の速さにも似て。

あくびに似た声が漏れる。
細い体に見合い、その感覚は繊細。
乱雑に扱えば苦痛になりやすい。
が、エルフは植物との縁があるように、草木を愛でるように扱えばこのように、五感がそばだつ。

「ぁ…」
薄い胸の奥で心臓が脈打つ。肌は容易く薔薇色になる。
花粉のような甘い香りが肌から登る。

音をさせずに舌を絡めあい、
ダインの右腿の上に尻を乗せ、両膝を揃えて座る。
ミエルは尻の側面越しに熱い猛りを感じている。
ディープキスに乗せてダインの神経の感度を少しづつ引き上げていく。肌を重ねるだけでなく、唾液越しに体の中に魅了をわずかに流し込んでいく。
エルフの暗殺者であれば蛇毒に近いものを流し込めるが、姫君であるミエルは平和な目的にしか使えない。
ダインの体に薄い胸を当て、背中に指をそっと這わせる。
ミエルは肌越しに生命力の流れを読み、回復魔法の応用で精力を徐々に彼に増強をかけていく。
派手な身振りはない。一見地味で、植物的とさえ言えるほどに遅い。
が、人間にはない生命力を見る感覚で、性感の経絡にピンを刺していくように布石を打っていく。
「………」
脳髄に突き刺す伏目。
猛りを一線を越えるまで引き上げ続ける。
半妖精の女王が使うという蜂蜜酒を媒介にした魅了術が動き出す。

か弱い所作で、舌を引き抜く。蝶が蜜を吸うかのように。

次はきっと、そっと押し倒されるか、何か。
花粉めいた匂いに蜜の匂いが加わる。
準備はできている。そう目で訴えている、
ブラジャーの背の繋ぎ目にある、水晶のフックを外す。
ショーツのクロッチ部分の布が薄くなり、解け、秘所をかたどるあたりに刺繍となって変化する。ローヤルゼリーがこぼれるかのように濡れている。
「そろそろ、ね?」

ダイン > 「5年か……やっぱりエルフの時間感覚は違うな」

(100年が人間の感覚で言うと5年程度、と言われればそれでも十分に違う、と笑って。
優しくゆっくりと、丁寧に、そしていやらしく指先を背中に這わしていき、腰やうなじ、首筋を撫でてなぞって愛撫をしていき、どこかあくびにも似た声を上げる相手の体の感触を味わっていく)

「綺麗な色に染まってるな、ミエルの肌。
元々が白いから色が変わると直ぐにわかる……それに、甘い匂いも増してきてるな」

(花粉のような甘い香りが相手から立ち込めてくれば、その香りを堪能するように大きく息を吸って。
重ねた唇、舌を絡ませていき舌の表と裏を嘗め回し、頬の内側にも舌を這わして舐めていって。
腿の上に座る相手の尻肉の柔らかさを感じつつ、こちらからは猛る肉棒を相手の太ももに押し付けたりこすり付けたりと、ズボン越しに感じさせて。
そして混ざる甘い唾液を飲んでいけば、わずかではあるものの魔力が流れ込んできて、こちらの興奮を誘い、魅了してくるのを感じれば抵抗せずに素直に受け入れていく。
薄いながらも感じる膨らみを胸板で味わい、回された相手の手からこちらに魔力が流される度に欲情が強まるのを感じて)

「はぁっ、んっ、んん……ミエル、そんなにしたら……優しくするけど回数が凄いことになりかねないぜ?
ミエルのおかげで、いつも以上に性欲が増してきてるからな」

(ねっとりと絡ませた舌が口内から抜かれていき、相手がこちらの精力を増強して性感を強めたことに対して悪戯っぽく笑い、覚悟してくれよ、と。
そして、相手がブラジャーのホックを外していくのを見ながら、相手が脱がしてくれていた服をベッドの下へと落としていき、上半身を裸になって鍛えられた逞しい身体を晒していく)

「ああ、たっぷりと楽しませて貰うぜ、ミエル……ん、綺麗で形のいいおっぱいだな……それに、まだそんなに愛撫をしてないのに濡らして、感じやすくて濡れやすいみたいだな」

(優しくそっと相手の身体をベッドに横たえさせていき、仰向けに寝かせては上に覆いかぶさっていく。
首筋に顔を埋めては優しくキスをして、唇で肌を擦るようにしながら顔を移動させて、舌先も出しては甘ささえ感じる白い肌を舐めていき。
片手は優しく、痛みやすい花を愛でるときのように淡い膨らみに添えて、ゆっくりと撫でて揉んで、手のひらで乳首を円を描くように転がして刺激する。
そしてもう片方の手は優しく相手の頬に触れて、首筋、肩、腕と撫でていき、それからそっと秘所に触れて下着の濡れたクロッチ部分へ指先を当てて、繊細なタッチで上下になぞり、緩く指先で押して、と刺激をしていく)

ミエル > 「あなたが庭師で良かったの。
…花の愛で方を知っているから。それで、私もね?」

花の扱い方なら、このように?
と、匂い立つような表情を見せる。
庭師ならば得心がいくのだが、花は、植物の性器。人間のそれは人体の中の花。
であれば、エルフとしては同じように育んでやることができるはず、と彼女は閃いて、数十年か、百年か。

「…花同士、準備が整えば、あとは自然にね?」

息を深く突き、巨木めいた肉体を見つめ、その大きさと性の熱量に胸が塞ぐ。
ミエルの体がダインの指に、愛撫に寄り添う。肉付きは薄いがその反応は深く、体の端々まで濃密な欲がみなぎっている。
他のキャストのように肉付きが豊かなわけではないし、扱いに繊細さを要するが、その代わりに、いつ抱いてもみずみずしく、人間の目には常に処女で有るかのように感じられる。

「ひぅ…ん…」
指がしずみこむ秘所のひだはシダめいて繊細で深い。愛液も澄みながら濃厚で指を潤す。
あまりに敏感に痙攣し、わずかなタッチの差で過敏に戦慄く。細い腕の端々まで興奮が満ちていくが、それでも、他のエルフよりは熱しやすく戦慄きやすい。
あまりに人間に近い。

「 …… 気持ちいい…… 空気が流れるだけで、痺れそうに……」

白い腕が彼の肩を滑り、頬を捉え、上にのしかかるのも構わず、潰されても構わないかのように、密着させる。割れ目の上にのしかかる雄大なものの熱を感じるだけで奥の芯が鼻開く

「かまわない。優しく、して、くれれば、何回でも…」
耳元に震える息を吹き込んで、熱に浮かされた声を聞かせる。


どうやら、見えるは、エルフの中では相当の…愛好家、であるようだった。

ミエル > 「安心して、求められるのは、人間くらい。人間は、私を好いてくれるもの……」
人間のそれと異なる容姿は、異界的なエキゾチック。
永遠の乙女と言われるエルフの容姿の中でも、さらにエルフ好みの整った外見でありながら、群を抜いて好色であったために、流転して今ここにいる。

その性的な態度は、エルフのそれより、妖精のそれに近いようだ。

ミエル > 【後日継続】
ダイン > 【後日継続です】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からミエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からダインさんが去りました。