2025/10/29 のログ
■娼館「プリプリ」 > 「あ、はいどうもー♪いつもお世話になっております!」
いつもニコニコ。性風俗業特有の妙な淫靡差が全くないという、これはこれでなかなか珍しい黒服であった。
「先日は昇格祝いでお越しくださって、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたしますね!」
飲み物が欲しいという流れを素早く察知してカウンターの脇からメイド兼キャストのシルキィがいつものドリンクを持ってくる。
お話の舞台はエントランスのテーブル席にうつるか。
灰色の、シルクのメイド服の少女がシルキィである。用が済むとバックヤードへと一旦引っ込んだ。
「少し新しい風を入れようと思いまして。研修中の新人一名と、キャストの昇格などをいたしました。」
仁義なき夜職の世界、こんな引き抜き事案もあるのだが、サバイブしていくしかないのが商売の辛いところ。
「…今日はどうされます?他の日の予約をされるのであれば、希望の子と前もって話すとか、できますよ?それとも私と話します?」
あはは、と笑う。
■カズキ > 「研修中の女の子か……?どんな子かい?」
何時ものドリンクをもらうと気楽にしながら飲みつつも、メイドのシルキィから研修中の女の子がいると聞いて今回はどんな子が来ているのか尋ねつつも。
コース表をみて二輪車をみて、あの組み合わせならどうなのだろうか?この組み合わせはやばそうだけど、面白そうだとしつつ。
「ちょくちょくマドレーヌ嬢ともしているとはいえ、そろそろ長時間もしたいが…。シーナ嬢もまた指名してとせがまれているからな……。ローズマリー嬢とも濃密な…」
と常連で、結構遊んでいるが故に二輪車の組み合わせやら予約しようにもいろいろ関係を考慮するとなると、常連客も大変だなという事を身をもッテ実感しつつ。ドリンクを飲み干していって。
■娼館「プリプリ」 > 「……そうですねえ〜、ひとことでいうのがちょっと、難しいんですがぁ…サキュバスですね……ぁ、ちゃんと召喚主の契約で管理されてるので大丈夫です。ちょっと、人間社会に不慣れなんですけど……」
外見はお客様の好みに完璧に合わせてきますよ、そこは大変なものです。と黒服は補足した。
研修中なのでちょっとお安く遊べます、とも追加した。
「愛されてますねえ……」
いつもくることがまずありがたいが、それだけではリピーターをしきりに希望されることもない。
キャストの側でも良いと思うから、引く手が増えてくる。カズキ氏は一種の通と言えるやもしれない。
「……シーナさんの場合は体力が入りますから、マドレーヌさんかローズマリーさんの方が、気楽にできるかもです。これから寒くなりますし、一緒にお風呂に入ってもあったかいと思いますよ?それとも24時間予約して温泉旅館でも行かれます?」
ある意味二輪車よりお得ではある1日貸し出し。
■娼館「プリプリ」 > 外見に 完璧に 合わせてくる
というところをそれとなーく強調している。
■カズキ > 「外見を合わせてくるんだよね……、凄いな…。ノーナ嬢みたいなデカパイとかいけるのか……?」
外見を完璧に合わせてくるときいて思わず、思い浮かんだのはやっぱりノーナ嬢のデカイおっぱいであり。それも行けるのかとたずねてしまいつつ。明らかに視線が期待の籠ったものになっていきながら、返事を待ちながらも
「シーナは体力いるけど付き合えているからね……。旅行、旅行か……。マドレーヌ嬢やローズマリー嬢と一度、温泉とかに旅行いってみたいよね……。だが、二輪車はお金かかるがその分の楽しみがあるのも魅力……」
貸出は確かにお得であるが、二輪車という豪華な遊びを考えると思わず考える素振りを見せつつも。ドリンクのお代わりをお願いしていって。
■娼館「プリプリ」 > 「完璧にいけます。うちの魔術師の先生の受け売りですが。やっぱりウエストはきゅっとしてた方が好みです?ノーナさんみたいなとなると、けっこうぽっちゃりめになりますが…」
二輪車計画。
単純に言って時間の価格が人数倍。
「一人を二倍の時間か、1つの時間を二人でか、ご満足いただける方で…決心がついたらお知らせしてくださいね?」
準備がいろいろかかるので、と言いながら、飲み干されたお茶をふたなりの黒服娘は継ぎ足す。
そんな折、一人のお客様のサービスを終えたラグニアがエントランスに現れている。
身長が百七十くらいのスレンダーで細身、赤いロングのストレートヘアに、端正な顔をしているが、その目つきはほんのりとお酒に酔っている時のよう。
「一人終わったけれど、こちらのお客様は?」
常連のカズキさんと黒服は紹介した。今ちょうどあなたの話をしてました、と黒服曰く。
そして当のラグニアは昨日盛大に迷惑な新人っぷりを見せていたが、要領を把握するとしばらく店内の様子を見続け、人間の応対をそのまま吸収し、外見的になぞり初めて今日に至る。
マドレーヌさんに、まずあなたの真意はさておき対応を完全にコピーしてご覧なさい、相手が勝手に意味を感じますからね?と教わったラグニアは、召喚主である主人のネーラの怒りに触れたくない一心で素直に学び出した。
「はじめましてー⭐︎ラグニアですう〜。」
両手を前に揃えて卒なくお辞儀をした。
この外見はカズキ氏の好みではないが、ここから合わせることができるのだと黒服はいう。彼女の手をとっていただけますか、と。
■カズキ > 「わかった、ばあいによってはとんでもない組み合わせになりそうだがそこんところは頼むよ…」
思いついてしまった組み合わせなら、ライバル視している関係で想像がつかないので覚悟決める必要があるなとおもいながらも…
「そうだね、ウェストはきゅっとした感じで胸をどんと、お尻はどっちでもいいかな。むっちりでもすっきりでも好きだし」
と返している間に1人の女性が来たので視線を送っていてけば、今の外見は好みではないが黒服から噂の女性である事をいわれるとこの女性が…と驚きの表情を見せていきながら……。
「あ、どうも。常連のカズキといいます。ん、手をとればいいのだな?」
黒服から手を取るように言われると、デカイ胸にすっきりしたウェスト、お尻はそれと、外見は思いつかなかったのでそちらの素の姿をイメージしながら手を握ってみて。どうなるか?と思いながらも相手の様子をうかがっていて
■娼館「プリプリ」 > 「…なんとなくわかってしまいましたが、それは覚悟が必要だとおもいます…」
ライバル同士に二輪車をさせる。発想は黒服にもわかる。それは性的にだいぶ満足できる。
ただしお客様が二人のテクニックと個性の集中を受け切らなければならない。
「あら?」「何。」
マドレーヌとシーナ、いずれも突然のくしゃみに見舞われた。
「「噂している…?」」
双方のキャストが推しのお客様にとっては夢のような時間…かもしれない。
一方ラグニアは対面することになったカズキさんの手を取る。
「…ふぅん………」
淫魔の肌から出る魔力が、相手の思念の型を自らの脳裏に取る。保護色を使う動物のように、思い描く形そのままに、体つきが流れ、膨らみ、締まり、肉を増す…顔立ちは本来の素顔、概ね召喚主のネーラに似ている顔立ちのまま。
髪の色、目の輝きはそのままに。バストはノーナと同じくらいであれば130cm、ウエストは体格を考えればさほど太くはない70、ヒップは100弱くらい…このシルエットを大体の勘でピタリ、と合わせてくる。
肌は正体と同じ、青みのある白い肌。
着ていた下着はラグニアが魔法で編んだもので、体型に合わせてそのままサイズを変えた。
「どう?」
そのまま身を屈めて彼の頬に手を添えて。一瞬彼の両足の間に視線を落とし、にまぁ、と顔を崩して
「とーっても、おいしそう……今すぐ食べたいんだけど…」
「はいラグニアさんストップ!ストップですよ!」
フタナリ黒服のストップがビシッと入った
「…というように、誰の好みにも合わせられるんですよ…」
■カズキ > 「凄いな………!!!」
変身する姿に驚きながらも……、股間は明らかに大きくなっていていき、食べたいと言われてどんとこいと言おうとした矢先に止めにはいったので仕方ないねと思いながらも。
「覚悟か……、覚悟は必要だよね……」
夢のような時間なのは間違いないのだが、個性のぶつかり合いは凄まじいよねと思いつつも。改めて、ほぼ理想的な姿に興奮と驚きの表情をみせながらも、冗談抜きで目の前の彼女に食べられに行ってみようかなと思い始めていて。肌は正体と同じ、青みのある白い肌。巨大な乳房、そしてバックしがいのあるお尻という自分好みの女性となった事に凄い種族だなと思いながら…
「最高だよ、食べにきていたらそのまま食べられていたかもね?」
と最大の誉め言葉を送りつつ、黒服がいっていた意味が解った以上、さてどうしたものかと少し悩み始めていって…
■娼館「プリプリ」 > 「えぇえ?ラグニアおちんぽ食べたぁい〜〜〜♪」
「こらっ!主人呼びますよ!…すいませんサキュバスなので隙があるとねじ込んでくるんですよ…!」
「おっきいのすきぃ〜〜〜〜♪」
片手の親指と人差し指を丸くして前後になんか動かしてるラグニア。
春を売っている店でも羞恥心というものがあるのだ。
その時店内にふらっと入ってきた、セーターワンピースの褐色肌の女性、バックヤードから出てきた黒服と何かを話している。
こちらも、半端ではないグラマーな体型。かつ濃密な色気。
「あ、これはネーラさん。…ええ、お貸しいただいているラグニアも1日でとりあえず会話の流れはできたようです。」
「うむ、追い込んでみるものじゃろう?」
ネーラ、首を巡らせてラグニアの後ろ姿を見ている。
プラスティック(可塑性)とさえ言えるサキュバスの種族特性を初めて見た男の顔つきを見ている。
ああ、よくお店に来るお客様だなと得心した。
「…そのままたべちゃってもいいのぉ?お部屋行く?」
いやらしい笑顔を思いっきりしているが、笑顔というより熱々のご飯に舌舐めずりしているように見える表情。
フタナリ黒服は手のひらをラグニアに向けて突っ張り、落ち着けとボディランゲージしている。
「マドレーヌさんもお待ちですし、ローズマリーさんも空いてますしどうします!?」
ラグニアをあしらうには貫禄というか雑さが足りないふたなり娘黒服、案外うぶい。
■カズキ > 「あ、そうだ黒服さん次回の予約だが……」
そういって口を言うとちょっと驚きの表情を浮かべるようなチョイスをしながら、言い終えると何時ものスマイルで
「よろしくたのむよ。後、店長にお土産のこれも渡しておいてくれ」
予約を伝えおえると、店長と個人的に話す事もある関係で親しい事もあり今回の冒険で手に入ったレアな煙草を持て余していたので、渡すように黒服にお願いしつつ。
「さてと、サキュバス相手にお遊びしますかね…?」
ラグニアを悦ばせる事ばかり言いつつも、既にラグニアを抱く事を決めており。そのまま指名に映れば、案内されるまま部屋に行けば。
その後は言わずもがな、部屋からずっと嬌声とベットの軋む音がずっと鳴り響いていたのは言うまでもなく。彼女にとって時間が来る迄たっぷりとオチンポ食べまくりであったのは言うまでもないだろう
■娼館「プリプリ」 > 「……」
黒服はちょっと目を丸くした。
「……わかりました。では予約のキャストには伝えておきますので!」
この銘柄のタバコは、店長…老黒服…の好きなものですね。きっと喜ぶと思います。
まるでホテルの従業員のように、しわひとつない態度で感謝と礼を述べる。
「……わぁ、うれしい♪どんな味なのかな…?」
しっとり、とカズキの手に彼女の指が這い、指の隙間に絡みつく。
「汁だくかな?濃厚かな?…おちんぽ…いっぱい食べさせて?もう涎出てるの♡」
ラグニアの枠を買うことが決まれば、今回は待合室のステップを飛ばし、二階の持ち部屋に入る。
この店の常連の精の味はどんなものなのか、存分にしごきたて、搾り取り、飲み干して堪能したらしい。
ちゃんとプレイになっていたが、「サキュバスの美食家がいるでしょう?あれと人間のプレイは似ているのです」とローズマリーさんの教えを受け入れて、実際にそう振る舞ってみた。
食材に対するリスペクトを込めて味を引き出して賞味する過程で、人間の恋愛と同じコミュニケーションが必要であるという見解に至ったサキュバスの食通たちの作法は、だいぶ人間の文化に近づいているのだ。
ただし、根本的にサキュバスにとっては食事のため、満足するまで扱き、射精させ、あるいはハメ込み攻め立てて、生の欲情と生の感情を堪能したとか。
ご案内:「娼館・大衆店「プリプリ」」から娼館「プリプリ」さんが去りました。
ご案内:「娼館・大衆店「プリプリ」」からカズキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性はだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。
「……こう激しく酔っ払ってしまってはもつわけもない。とりあえずここに入って休もうず」
ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、それとも何か他の要因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案し、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。