2025/09/25 のログ
■クロス > 「酒の量を間違えて昼寝ってことかい…。
…まぁ、ここら辺で寝ていたとしてもお前さんなら問題はなさそうだがな?」
(下卑た笑いをする彼女を眺めながらも次に忠告の様な事を言おうとしたが、姿を見て言うのをやめた。
貧民地区の外で居眠り、それはある意味死に直結するような危険行為だ。
普通なら建物の裏側や隠れれる場所で居座るのが普通であるが、彼女なら問題ないだろう。)
「あぁ、そういう意味か…こりゃ、失礼したな。」
(言葉の綾を間違えたようであり、ニッと口を開いて笑う。
犬らしい、狼らしい牙の生えそろった口内をギラリと見せる様にしながら笑えばスッとしまって歩き続ける。
到着すればそのまま店内へ、客も少なく静かな店内。
クロスとバールルカ、二人をジロジロと眺める住人も複数いるが、下手に喧嘩を売る様な輩は居ないようだ。)
「俺もそこまで酒で遊んでいる訳じゃないぜ。
気に入った酒があればほぼそれを飲み続ける、勧められたら飲みぐらいだしな…
…ウィスキーロック、二つくれ。」
(カウンターの席に到着すれば腰を下ろす。
慣れた様な注文をすれば、バーカウンターにいる店主らしき男が準備を進める。
グラスに球体の氷を入れ、ウィスキーを注げば二人の前に静かに提供されることになるだろう。)
「じゃ、この機会に…乾杯」
(グラスを取れば女に向かって掲げて口を付ける。
いつも通りの味、美味い味を口の中に注ぎながら熱いため息を満足げに吐き出す。)
■バールルカ > 「・・・あたしの事よーく見たから、言ってるんだろうけど、
そこで『こんなとこで寝ちゃアブナイ』じゃないって事は、
あたしの事、女とは見られないって訳だね?
・・・別に今更気にしないけどさ」
強さを評価しての言葉だと判ってはいても、少し寂しかったりするので
そんな風にぶーたれてみたりする、実にややこしい角女であった。
「あはは、クロスもそんな口かい。
あたしも似たようなもんだよ、色々名前並べ立てられても、すぐには覚えきれやしないからね。
だいたいエールかビール、懐温かければウイスキーってとこだよ。
・・・ロック?あたしがトロールハーフだからって流石に岩は食えな・・・って
何だいこりゃ?丸い・・・ひょっとして氷って奴かい?
へええ、まだ暑いってのにここにゃ氷があるんだ・・・
なあ、ここの支払い、ホントにあたしの持ってる金で払えるんだろうね?
少し心配になってきたよ・・・」
場末の酒場では滅多に出ないであろう、女の体格には少なすぎる量のグラスに入れられた酒・・・
そこに入った丸く削られた透明な氷・・・恐らく魔法によるものだろうが、
こんなものを出すようなところの支払いが足りるかと思わず懐の金貨袋触ってしまうだろう。
恐る恐ると言った様子でグラス持ち上げると、ままよと言った感じにグイっと一気にあおってしまい、
ぷはーと満足げな息吐いて。
「何だよ、はははは!美味いじゃないかこの酒!
マスター!あたしにもう一杯同じのおくれ!
いっやークロス、あたしは今晩あんたに会えてよかったよ!
世の中にはこんな旨いウイスキーもあるんだねえ、これから小金が入ったらあたしもここに通うとするかね!」
ばしばしと少しは手加減しながら隣のクロスの肩叩き、あっという間にご機嫌の様子で。
■クロス > 「ん?なんだ、女として見られたかったのか?
だったら、俺の目の前で可愛らしい仕草をしてみるんだな…。」
(文句を垂れる彼女に対してこちらも返す。
こちらもあまり口は上手い方ではない、故に気の利いたことは言えないのだった。)
「いや、ロックってのは『岩』って意味じゃねぇよ…。
流石の俺でも岩石入りの酒は御免だからな。
心配すんな、ここの金はしっかりと把握しているし…足りないなら、俺がその分払うまでさ。」
(初めて聞く単語のせいか、氷で割る飲み方を岩と勘違いする素人さ。
出された酒を見ながらも少し小心な態度にギャップ差を感じるが敢えて言わずに受け止める。)
「ん、気に入ってくれたのなら光栄だな…。
あぁ、そうしてくれ…そうした方がマスターの稼ぎになるしな。」
(満足そうに大笑いをするバールルカ。
少々加減された叩きを受けるも顔は崩れずに微笑むかのような小さな笑みを浮かべる。
これも長年培った技術故の受け流し、相手を傷つけずに力を流したのであった。)
「…それはそうと、バールルカ。
お前さん、見た目からして傭兵かそれともギルドの賞金稼ぎか?
その武器から見るにただの飾りってわけじゃないだろ?」
(少し酒が入り雰囲気も良くなった。
雑談でも一つ挟もうかと彼女に話しかける。
気になったのはあの時、公園で立ち上がった時に担いだ斧。
明らかに戦闘向けと言わんばかりのソレを持っていると言うことはそれなりの事をしていると思い聞いたのだった。)
■バールルカ > 「・・・あはは、止めとくよ。
そもそもあんな様見せといて今更って感じだしね、悪かったよ妙な事言って、忘れとくれ」
出会いからして色っぽさとは無縁の大口開けてからの大鼾かいているのを見られたのだ、
女として見られないというクロスの言葉ももっともだと、軽く笑い飛ばして。
「って事はこの氷が『ろっく』なのかい?
へええ、都会じゃ氷一つにもいろんな呼び名があるんだねえ、勉強になるよ。
いやまあ、奢るっつっといて出してもらう訳にもいかないさ。
本気で足りなきゃ、最悪皿洗いしてでも払うよ」
確かに本気では叩かなかった、仮にも恩人なのだし、まるきりの馬鹿ではない角女としても
それくらいの分別はあった。
それを考慮してもクロスの身はあまり動かなかった。これは受けた力をうまく逸らしたという事だ。
こんな場所で軽装のまま動き回れているのだから、それなりにやるとは思っていたが、
もし喧嘩になったら手古摺りそうだなとか、ぼんやりと考えていた所に生業を聞かれて我に返り。
「ああ、まあ、見ての通りの傭兵だよ。
今の所フリーで隊商護衛とか片道で受けて、また別の仕事受けて帰ってくるってのの繰り返しさ。
まあ、帰りもって頼まれれば受けない事もないけどね、基本的には稼いで使ってその日暮らししてる。
そういうクロスは何やってんのさ?さっきのでそこそこやるのは判ったけど、武器持ってないよね。
格闘家ってやつかい?だったらいつか軽くでいいから、手合わせとか願いたいねえ」
今は流石に傍に置いた斧に軽く触れながらそんな答えを返し、ついでに気になっていた相手の素性も知りたいと強請って。
■クロス > 「…ま、その内、見せてもらう機会があるかもしれないけど、な…」
(軽く笑い飛ばす相手に反して何処か含みのある様な事を呟く。)
「氷っと言うよりかは、この飲み方の事をそういうって感じだな。
アルコールによって酒の度数が少しづつ減って、その分口当たりが良くなるって飲み方だ…。
その時は同じだろ、一緒に酒を飲んだ中なら背負う物も同じだろうさね…。」
(そうなることは無いとは思うが仮に皿洗いをすることになるのなら一緒に働くとも言う。
彼女のポリシー的にはあまり良いとは言えないかもしれないが、男の考え的に連帯責任としてやる義務があると思っているのだ。)
「…驚いたな、バレない様に手加減したのにもうバレたか…。
俺は基本はここ(貧民地区)で金融業を営んで、暇つぶしにギルドで賞金稼ぎをしているって所だな。
今日も貸した金の返済のために取り立てをしていたしよ…」
(こちらの技を見抜いている様な発言を聞けば一瞬だけ目を丸くして驚くもすぐに元に戻る。
その後はこちらの仕事柄を語る。
貧民地区では金融業、平民地区では賞金稼ぎ…めんどそうな仕事を掛け持ちしながら日々を暮らしているが本人は金に困っているわけではない。
むしろ、使う先が無くて困っているほどだ。
金融業を行うための資金作りとしてやっているギルド依頼、どれも面倒なのは変わりないが変に金が無くなってしまうよりかはマシである。)
「まぁ、似たようなものだが…正確には格闘家ではないかもな。
…手合わせか、それも良いかもな。
俺もアンタみたいにデカい武器や体格の相手に対してどうすればいいか研究したいしな。
…だが、良いのか?
こんなミレーのチビを相手にするよりも、平民地区の公認ギルドメンバーを相手にした方がよっぽどいい経験になると思うがな?」
(2mはありそうな自身の身の丈を『チビ』と称する。
こちらも経験として行うのは都合が良いし、今後の依頼の為にも挑戦しやすくなるため受けるのは構わないと言った様子だ。
その後にギルドのメンバーの話をした。
金稼ぎが目的のクロスにとってどんな冒険者が所属しているのかは知らないが、彼女に適応するぐらいの大男は言いそうだと思い、あえて自分を卑下したのだった。)
■バールルカ > 「あん? ははは、変な慰め方しないどくれよ。
クロス意外と気使えるんだね、あたしみたいなのにまでそんな事言えるなんて。
・・・あんがとな」
含まれた意味までは判らなかったが、少しへこんだ角女を慮っての台詞だと取って軽い調子で礼など言い。
「口当たり・・・ねえ、そんなに変わるものかね。
あたしは美味い酒はそのまんまで飲むのが一番美味いと思ってたんだけど、そっか、そういうのもあるんだねえ・・・
そこはあたしの面子を立てとくれよお。
奢るって言った相手に借金背負わせるとか、どんな不義理だよ。
明日から恥ずかしくて街歩けないじゃないか」
一緒に働くとの言葉は嬉しかったが、誘っておいて金が足りないから相手にも・・・とか、
あったとしても回避したい話で。
「そりゃあね、あたしも伊達にヒトぶっ飛ばす仕事してるんじゃないんだ。
叩いた相手が吹っ飛ぶか、耐えるか、平気な顔してるかくらいは判るし、
耐えたり平気なのは何でか、うっすらとでも判らないと、次はあたしの首が飛んだりしかねないんだから。
金貸しかい・・・随分と体使うやり方してんだね、まあここじゃしょうがないか。
あははは、暇つぶしで賞金稼ぎかい。
やっぱクロス相当やるんだね、こりゃやる時は相当気合入れないとだ」
まあ金貸ししていて金に困っているなど有り得ないだろう、しかしクロスがそれに見合わない風体なのが
少し気にはなっている。
金を持っているというのは一種のステータスだ、周りの機嫌がどうなるかはともかく、それを見せつけるのは
ある種の特権でもあるだろう。なのに彼はそうしようとはしていないように見える。
こんな所で呑むくらいだから、いわゆるケチではないのだろう。
だったらそんなに金を溜め込んで何をするつもりなのか、興味がない訳ではないが今夜初めて会ったばかりの相手だ、
そこまで踏み込むのはどうかと、あえて言葉飲み込んでおく。
「・・・傭兵の相手が普通の盗賊とかならいいんだけどね、時にはあ人とか魔獣とかともやらにゃならんのよ。
自分とおんなじ体格の相手ばかりじゃない、小さかろうが大きかろうが違う相手のやり方を覚えておくのは
街の外で戦うもんには常識なのさ。
あんまり自分を小さく見せるもんじゃないよ。
少なくともあたしはクロスと『手合わせ』したいと思った、それで十分だろ?」
傭兵だからと言ってバケモノとやりあわないとは限らない、そんな時の為に色んな敵の戦い方を知っておくのは
ある意味必要だとこれだけは真剣な顔で語る。
そうでないと旅などおぼつかないし、傭兵としても長生きできないのだと。
■クロス > 「ん?そうか?
気、使えてたんだな…俺。」
(気の利いたことが言えないと思っていた為にその言葉が意外であった。
礼を言われるような事を言ったのか?そう疑問に持つが相手がそう思うならそれで良いと思い、素直に受け取ることに)
「ま、飲み方なんざ人それぞれだしな…正解は無いし、美味いと思えるならそれで十分だ。
…そこまで言うならば、精いっぱい甘えさせてもらうとするさね。
足りなかったら、その分働いてくれよな。」
(男自身もそこまで酒にこだわりがあるわけではなかった。
そこら辺はおそらく同じであろう、美味い味を味わえればそれで十分なのである。
金が足りなければ共に働くつもりで居たが、どうしても面子を立てて欲しいと言うのでこちらが折れることに。
そこまで言うのならば無下にする方が失礼だろうと思ったのだ。)
「なるほど、仕事故の感覚か…そりゃ誤魔化すことができねぇな。
まあな、親父がその手の仕事をしていたから引き継いだだけだし、いつでも辞めれる仕事だが…まぁ、理由が無いからやめるつもりも無いしな。
…お手柔らかに頼むぜ。」
(軽く叩き、それを受け流したのを感じられたのを見れば相手も相当やり手であるのが把握できる。
そうなれば、本番となればいつも以上に気を引き締める必要があるのだが、同時に楽しみに思うこともあったのだ。
どこまで流せるか、どこまでかわせるか、どこまで受け止めれるか…実戦でしか得られない結果に期待が膨らむ一方なのである。)
「…アンタも随分と気が付ける性分なんだな?
ま、お望みとならば相手にもなるさね…。
俺もオマエさんとはしてみたいからな…戦闘でも、夜でも…な。」
(卑下するようなことを言っておきながらも相手に気を付かせてしまう。
経験は大事だ。
現に自分も人型、小型の魔族との戦闘経験はあるが自分以上の相手は無い。
自分よりも背丈の大きな相手が『手合わせ』を願っているのならばいい機会になるわけだし、受けるのも良い事だと思ったのだ。
最後に一言、こちらも行うことには興味がある予数で一言付け足した。
戦闘、実戦の事を言っているのはおそらく伝わるだろうが、その後に放った『夜』でも…どういう意味を含めているのか、細めた男の目線がそれを物語っている。)
■バールルカ > 「おお、奢りって言ったからには二言はないよ、好きにやっとくれ。
・・・働くのは構わないけど、ホールの手伝いでバニー着ろとか言われたら、
あんたの馴染みだって言っても、流石にぶっ飛ばすかもだけどね」
どこのゲテモノバーだよとか突っ込まれそうなことぼそりと言って、軽くマスターにも釘を刺しておく。
力仕事とかなら寧ろ喜んでやるつもりなんだからな、と言外に言っていたり。
「あたしは学はないけどね、傭兵として生きていくために必要な事は一通り知ってるつもりさ。
ただの馬鹿じゃないんだよ。
勿論だよ、あたしはクロスと殺し合いしたいんじゃないからね。
お互い死なない程度に真剣にやりあおうじゃないか」
一見ガサツで基本脳筋な角女でもしっかりと生存方法は心得ていると、どこか誇らしげに語る。
しかし最後の一言には少し妙な顔してしまい。
「・・・は?夜?
クロス、あんたさっきあたしの事女としては見れない、みたいな事言わなかったっけ?
何でそんな言い方するのさ?
いや、怒ってる訳じゃないんだよ、もしあたしの想像通りそういう意味だってんなら、
まあ一回くらいはいいけどさ、何があったんだよホント?
あたしの評価、急に変わりすぎじゃないかい?」
何せ大柄で、筋肉質で、出てるとこは出てるとはいえガサツすぎる上、今こうして話している声も
色っぽさとは無縁に思える、ぎりぎり女の声だと判るハスキーボイスだ。
体だけ気に入ったというのなら判る、現に散々角女酔わせた後ベッドに引っ張り込んで上で腰振っていた男なんて、ごまんと見てきた。
・・・その後で主人か彼氏気取りで『俺の女になれ』とか言われ、問答無用でグーパン顔面に叩き込んで
何とか生きてる程度に叩きのめした数も、もう覚えていない程だ。
こんなのにこんな短時間で惚れ直したとかありえない話で、本気で何があったのかと尋ねてしまって。
■クロス > 「フッ…ハッハッハッハッ!!そりゃ、やらせる訳がないだろさ…。
そう言うのは、それなりの目的の上でやらせる店か、富裕地区の娯楽のみだからな…」
(今一緒に飲んでいる彼女が店の裏へ行き、次に表に出た時にはバニー姿となる…そんな状況を思い浮かべて思わず大口を開けて笑ったのだ。
貧民地区の娼館通りや富裕地区にある真夜中のバー、もしくはハイブラゼールのカジノ等なら見るが、こんな辺鄙な所でやるはずもなく、予想外の状況に思わずツボに入ってしまったのだ。)
「…別に俺は女として見れないなんざ言ってねぇぞ…?」
(言われてみて自分の過去の発言を思い返してみたがそんな要素があった気がしなかったのだ。
もしかすれば、言葉の綾としてどこかにそう捉えられてしまうような発言があったのだが、本人は気付いていない様子である。
尋ねてくる彼女に反して男は冷静に最後の一滴まで酒を飲み、グラスを置く。)
「まぁ、正直に話せばアンタと出会った時から一度抱いてみたいとは思っていたぞ。
俺よりも背丈のある女なんざ、簡単に居ないしよ…。
だが、それ以上にお前さんと話してみて気になったんだよ…お前さん、性格はかなり良い奴なんだってな。」
(足りなければ働いて返すし、奢れるか心配する。
手合わせも加減を考えるし、素直。
短時間ながらでも彼女の人柄を何となくだが知ることが出来るし、外見的にも男は気になっていた。
故に、夜を誘うには十分な理由だろう。)
「…それに、ちょっとした直感もあったしな。
俺、結構性欲は強い方だし…イツモツなんか、普通の野郎の倍の長さと太さもあって、大抵の女は怖がってまともに相手もできないからな…。
それに対して、お前さんはどういう風に受け取ってくれるか気になったんだよ。
ま、俺との行為はあくまで『任意』だ、お前さんが嫌なら俺は大人しく下がるしな。
あぁ、手合わせはしっかりとやらせてもらうぜ」
(男の体も普通とは違っていた。
彼女の対価なら余裕で自分のモノも受け入れそうだと思えたこともあり、男自身も好奇心故に抱いてみたかったのだ。)
■バールルカ > 「ああそうかい、なら安心したよ・・・
あるんだよ、そういう趣味の悪い下種ばっかりが集まったような店。
まあ、あんなとこで勘定足りなくなったあたしも悪いって言えば悪いんだけどね。
もう正直二度とごめんだよ、何せ客のほとんどが吹き出しちまって、まともに注文取れやしなかったし」
嫌な事思い出したらしく、ぶすっと顰め面作りながら新しく来たロックを半分ほどぐびりと一気に飲み込んで。
「・・・確か、女らしい仕草の一つもしてみろって言ったよな?
え?してた?あたし、いつも通りだったはずだよ?どこか女らしい要素あったか?
ごめん、マジで覚えてない・・・
そう見られてるってのは、うん、まあ、ちょっと嬉しいけどさ・・・」
少なくとも特定の相手以外には、女らしいというか媚びるような顔は見せるつもりも無いし、
見せる筈が無かった。
まして角女としては、今のクロスの評価は『良い飲み友達で手強い好敵手』と言った所だった。
まさか性的対象として見られているなどとは露ほどにも思わず、気恥ずかしさの方が先に立ってしまい、
酒でいい感じに赤くなっていた顔がますます赤くなるのを抑えられず、珍しく目伏せてしまったり。
「ば、倍?・・・えっと、その・・・それはあたしでも、流石にちょっと未体験なんだけど・・・
でも普通の奴とは出来ないんじゃ、クロスだってそれなりに溜まるよねえ・・・
うん、多分いける・・・てか、折角あたしと寝たいとか言ってくれるんだから、
少しくらいなら頑張ってみるさね。
なあに、あたしだってトロールの血引いてんだ、ちょっとやそっとじゃ壊れたりしないさ・・・
でさ、どこでする?クロスに心当たりあるってんなら任せるし、そうじゃないなら近くで部屋取ってみるけど?」
最初にサイズ聞いた時は流石に顔色変わりかけたが、
いい加減に酔っているのと、クロスの事何だかんだで気に入ってはいたので、
無下に断る気にもなれず、ごにょごにょ言いながらだが了承の意を伝え。
ついでにこの後何処でとかを相談しようと、思いつく案提案してみて。
■クロス > 「あくまで貧民地区だからな、そう言うの見て盛って襲われたんじゃ商売もまともにできないからな。
…そりゃ、苦い過去だな…。お前さんなら、結構似合うとは思うがな…。」
(せっかく酒で気分が良くなったのにその表情にまた不機嫌そうな顔が浮かび上がる。
彼女の苦い思い出を語る中で男も脳内でイメージする。
かなり、良いとは思ったのだった。)
「あぁ、それでか…そりゃ、お前さんがこう声をかけて女として見てないのかよって言ったからだろ?
外見だけで判断したのは悪いが、お前さんなら外で寝ていたとしても平気だと思って危ないぞ、なんて声を掛けなかったんだよ。
大体、俺は男か女かであれやこれ、考えたりしてないがな…『お前』は『お前』…『バールルカ』として見てただけだしな?」
(クロスの中で男女と言う判断基準はあまりない。
女だから手加減を、男だから全力…そのような思想ではなく『個人』として見ているのである。
だからこそ、そう言った配慮に欠けていたのだろうし、そのような気遣いができなかったのだ。
だが、今気恥ずかしさで目を伏せている彼女の様子は正しく「女らしい」と言えることだろう)
「へぇー、そう反応するのか。
俺はてっきり、面白そうだな…って言ってノリノリに食いつくかと思っていたぜ…。
簡単に壊れないって言われるなら、こっちも安心だな…なんせ、ちょっと激しいからよ…。
あぁ、何度か使わせてもらっている宿があるんだが…今夜は一番デカい部屋を用意してもらうとするか。」
(恥ずかしそうに話す彼女の発言、その言葉の意味はしっかりと『同意』の意味を示していた。
性欲が強い故にいくつかの宿を渡ったことがあるためそこら辺は熟知している。
そして、今夜は大き目の部屋を取らなければいけないと思ったのだった。)
「なら、バールルカ…今一度聞くが
…抱かせてくれるか?」
(ニヤリと牙を見せつけるかのように口の端が開く。
目を細めて、その目がギラリと光れば正しく獣のソレを思わせるような表情をしていたのだ。
二度目の確認、その言葉に彼女が頷けば男の知る宿へと連れていこうとする。)
■バールルカ > 「だったら罰ゲームみたいなもんなんだから、生暖かくスルーしてくれてもいいと思わねえか!?
それを馬鹿みたいに笑いやがって・・・もう二度と着な、ってなんでそういう事言うんだよ!?
・・・見たいってんなら、まあ、何てーか、そのうち、な?」
顰め面に恐らく悔し涙の粒など浮かべながら、黒歴史にしたい嫌な記憶だと言おうとしたところに
先に似合うとか言われてしまうと、非常に歯切れ悪くではあるが、了承の意を伝えるだろう。
「いやまあ・・・余程の事じゃない限り平気っちゃあ平気だけどさあ・・・
何だよそれ・・・バールルカとしてとか訳判んないよ・・・」
女だから性的対象に選ぶというのが普通じゃないのかと、バールルカがバールルカだから選んだとか言われると、
基本物好きか素質見抜いた相手にしか性的に見られる事無かった角女としては、混乱しながらも受け入れるしか無くて、
相変わらず最初の威勢はどこへやら、ぼそぼそと言葉繋いで。
「そりゃあな?あたしのまんこが潰れちまうか、逆にクロスのちんぽがへしゃげるかとか考えちまうと、
んな簡単にいいとか言えるかよ・・・はげし、はは・・・ああ、ダイジョウブダイジョウブだよ・・・
ついでに作りが丈夫な部屋にしといてくれな?
あたし結構重いから、あんまりキツクやるとベッドがいかれちまうかもしれねーしな。
ああ、あんた・・・クロスがホントにいいってんなら、あたしはいいよ。
もし反応が期待通りじゃなかったとしても勘弁しておくれよ?
あたしだって、んな大きいのは流石に初めてだしさ、ひたすら悲鳴ばっかり上げてしまうかもだし、
そん時はクロス、あたしのまんこで何とか扱いて出してくれよ?
別にそう言うのには慣れてるからさ、気にしなくていいから・・・」
まさに肉食獣のような笑み浮かべるクロスに『ああ、そう言えばミレー族だったなあ』との感想抱きながら、
酔いでふらつきながらもなんとかクロスの後についていき。
■バールルカ > 【後日継続いたします】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」からバールルカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」にバールルカさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」からバールルカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 公園」からクロスさんが去りました。