2026/02/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にパルミラさんが現れました。
パルミラ > 今日は王城にて、騎士団の参謀会が開かれていた日。
目下の議題は、タナール砦。
最近とみに魔族軍に強力な個体が含まれることが多いというもので。

結局は、事なかれ主義の参謀長による『様子見』と言う日和見決着をしてしまったわけだが。

ただ、パルミラはどうしても気になることがあるので、配布された資料を手に王城内で貴族や王族、役職持ちが休息や交流に使う休憩所へとやってきていた。

「紅茶を。あと、何か甘いものも。」

着席後にやってきた給仕に短く注文を向ければ、資料を開いて目を通し始める。

いわゆる王城の外なら喫茶店のようなもの。
利用する人物が王族や貴族、王城詰めの役持ちであるというだけの事。
また、給仕などでは普通に平民として雇われていることもあるし、
王城に出入りができるなら冒険者などが仕事の依頼や報告でやってきていたり、仕事のネタ探しに出入りすることもある、比較的緩めの場所でもあった。

パルミラ > 程なく、紅茶とシュガードーナツが運ばれてくる。
運んできた給仕を一瞥し、目礼だけ向けてまた資料へと落ちる視線。
そのまましばらく資料を読んでいたが、とある一節で視線が止まる。

「……どう見ても、ここが一番の問題だと思うのだけれど。」

参謀会では特に言及されなかった部分。
だが、読み込みさえすれば明らかにここがおかしいと理解できる場所。
そこには……

『魔族の肌が黒色めいたもので揃っている軍勢の時が特に攻勢が強力であり、最近の砦陥落時はこの軍勢であることが多い』

とあった。

「……特徴が合致しているのであれば、偶然でも何でもないでしょうに。
その部分の検証は行われていないのかしら。」

ぽつり、呟くように口にすれば、資料のほかの場所も含めて今一度読み込み始めた。

パルミラ > 「……これじゃ、片手落ちどころか両手落ちじゃない。」

結局隅々まで読み込むこととなり、求める情報が何もなかったことが分かっただけだった。
ふぅ、と一つため息をついてから、少し考えるように視線をやや上に向けて

「……直近でタナールに向かう騎士団が、どこかあったかしら。」

そういう師団があれば、そこの団長に掛け合ってタナール砦に行ってみるのもいいかもしれない。そんなことを考えて。
もちろん、欲しい情報が得られるとは限らない。
徒労に終わる可能性もある訳で、そのあたりも含めて少し検証したものの

「……もう少し、情報を集めましょうか。もしかしたら冒険者ギルドに何か情報が入っているかもしれないし。」

単純に動けばいいというものではない、という結論に至った。
まだできることはたくさんある。
そういうことすらされていない、という結果がこの資料から分かったのだから、足元を固めていくのも一つの手段だろう、と。

資料についての検証が終われば、テーブルの上に資料を無造作に投げ出して、雰囲気が緩む。
こういう場所だから、というのもあるし、この資料を他者に読まれたからと言って困るものではないからというものもあった。

パルミラ > そのまま暫し、お茶の時間を楽しんでから、給仕にハンドサインを向けた。

その給仕が持ってきた伝票にサインを認めてから立ち上がり、ここを去る。

次の手は……すでに定まっていたから。

程なくその姿は、次の手のために王城の外へと消えていった。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からパルミラさんが去りました。