2026/01/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にレオンハルトさんが現れました。
レオンハルト > ナグアルから帰ったのち、交易のための準備を整えて、キャラバン自体はナグアルへと向かわせた。
無論世話になった主達には非礼にならないよう、約束のものを約束だけ届けさせるのと、手紙を添えて、対面で話ができないことへのお詫びとを含めて。
その後、暫くはずっと王都に詰めていた。

もし自分が一回の貴族ならもう少し好き勝手もできたのだろう。
とはいえ、立場上自分は王族である。
それ故に、外遊と称して適当に世界を漫遊するわけにもいかない。
特に、家の中自分が行う仕事は結構多いのだ。

とはいえ、同時に外遊に惹かれる自分もまたいるのは事実であった。
自分の一芸たる交渉事で、切った張ったをするのはそれだけ楽しく感じられること故に。

そのために、今は雌伏して王都の仕事をきれいに片付けること。
それを自分に課していた。

今日もその仕事の一環。王城で行われている夜会に出席し、色々な王族貴族と交流を行うこと。
この手の交渉事は、イフレーア・カルネテル家においては、主としては自分が受け持っている。
自分の手が回らなければ、母か、末の妹か。

そんなやり取りを暫し繰り返したのち、一通り終えて一段落し、壁に背を預けてワインをゆっくりとくゆらせていた。

レオンハルト > そのようにして会を俯瞰してみてみると、王都、王城の特殊性が見て取れる。
あちこちで行われる会合、男女問わずのパーティ。
場合によって、別の部屋へと消えていく連中。

「まぁ、そういう会合でもある、のだから当然といえば当然なのだが。」

口元苦笑めかした笑いを浮かべて小さくつぶやいた。
自分も健康的な男である以上、欲求がないわけでもない。
とはいえ、そこまでがつがつ行きたいとも思っているわけでもない。

このあたりは、精神性や環境、考え方やこだわりなど、色々な要素が組み合わさっているのだから
一概には何とも言えない部分でもあるのだが、
こうしてみると、自分は多少例外よりらしい、と思わなくもない。

「それはそれでよいのだがね。」

軽く回したワイングラスには、あと半分くらいワインが残っている。
酒に弱いわけでもないが、ペースを乱して飲んで、隙を作りたくもない。
そういう隙なくたちまわっているからこそ、
必要性を感じる以外では落ち着いていられるのかもしれないなどと考えていた。

レオンハルト > 程なくワインを飲み干せば、散会とまではいわぬものの、
とっとと個室へしけこむ系の貴族たちはこもることとなったらしい。
ならば、この会にこれ以上参加していても意味がない。
すくなくとも、交渉事が必要になることもないのだから。

「さて、では帰るとしようか。」

そう呟いてのち、グラスを給仕へと返せば、広間から外へと出ていく。
何をどう楽しむかは己の領域。
今日の仕事は終わらせた、と言うかのように、この場を辞した。
その後もまだ、退廃の宴は続いていたのだろう。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からレオンハルトさんが去りました。