2025/10/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 深夜の王城」にエリザベートさんが現れました。
■エリザベート >
「…とうとう尻尾を出しおったぞ、彼奴め」
深夜のマグメール王城。薄闇の廊下に白い影がこそこそと動いている。
何かの様子を伺っているらしい、白い装いの女はその鋭い瞳孔を地下に向かう階段へと向けていた。
ここ数ヶ月のこと。
王城内部で魔族の息がかかっている貴族を突き止め、その動向を探っていた。
魔族と契約し、その力で以て若き姫を己の肉欲の贄として弄んでいた。
そしてそれは不幸にも、女…白魔女が魔術を指南している姫であった。
今宵も彼の腐敗貴族はそのでっぷりした腹を揺らしながら地下で年端もいかぬ姫を弄んでいる。
地下に近づけば聞こえてくる悲鳴混じりの嬌声に眉根を顰めながら。
「証拠を抑えてしまえばこっちのモノじゃ。
罪なき王女を汚した報い、たっぷりと味あわせてやらねばな…?」
一応物陰に隠れつつ移動してはいるが白い装いはどうしても目立つ。その上丸みを帯びた豊満な肢体が物陰からはみ出すといった始末である。
■エリザベート >
───………
その後、魔族つの繋がりを追求された貴族は観念し、己の罪を白状する。
それと共に、同じ魔族との繋がりがあった他の貴族も芋づる式に名が上がり、エリザベートの世直しリストには更に多くの悪徳貴族達の名が連なることとなったのだった。
ご案内:「王都マグメール 深夜の王城」からエリザベートさんが去りました。