2025/07/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にオドグさんが現れました。
オドグ > 事業というものは継続しなければならない。宴が終わった後は次の宴が待っている。強い酒や新鮮な食事、そして肉便器という名の饗応役を取り揃え、王族を接待して開催場所を確保し、法曹関係者と兵士達に付け届けをし、主としてバフートから薬剤を買い、賓客との打ち合わせを――

「だああぁ!あのドラ息子めが!一晩の飲み食いで何ゴルド使えば気が済むのだ!」

宛がわれた執務室で濁った叫び声を上げた黒肌の肥満男は、請求書を握り締め、安楽椅子に身体を沈めて短足をジタバタさせる。

「挙句、次の宴ではシェンヤンの美食を是非にだとぉ!?肥え太った白アリめが!おがくずでも喰っておれぃ!」

自らの体型を棚に上げ、ここにいない者の暴言を吐いた後、椅子から飛び降りて室内を歩き回る。

「いかんいかん。ヤツは王族なのだぞ。落ち着かねば。うむ。ようし、こんな時は」

成形させた人体の上に服を着て偽装していた男は、服の生地を押し上げる自らの雄槍を見下ろし、深呼吸して部屋を出て、丁度通りがかった見目麗しい誰かさんに声をかけた。

「おい、そこの!夜伽を申し付ける。幸運に思うがよいぞ」

悪徳貴族そのままの台詞を吐き、ふんぞり返って手招きした。

オドグ > 「おっ?おお、そうか。うむ。励むがよいぞ」

自分より格上の貴族の名前を出し、彼に呼ばれているのだという美しいメイド。彼女に頷いた肥満男は、手を引っ込め、豊満な尻と短いスカートを揺らしながら歩き去っていくメイドを見送った。

「ぬうぅっ。まぁよいわ。料理代、もう少し知恵を出してみるか」

ぶつぶつ言いながらドアを閉め、茶を持ってこさせる呼び鈴を鳴らした。あわよくばそちらのメイドと、などと期待しつつ。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からオドグさんが去りました。