2025/06/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にレオンハルトさんが現れました。
レオンハルト > キャラバンと同行してナグアルから帰ってきて一晩。
長旅でだいぶ疲労をしていたようだが、慣れ親しんだベッドで休んだからか、旅の空よりは大分体力も気力も充実していて。

その後、サンプルとしていくつか仕入れてきていたものを一緒にキャラバンを組んでいた商人たちに任せていたもの、その評判を午後に聞く。

物珍しいもの、王都では手に入らないもの、相応の価値があるもの。
そういうものを厳選してきたため、交易品としても優秀、十分価値が取れそうだとのこと。

ともなれば、次は先方にもっていくものを集めてもらうこととなる。

「……噂には聞いていただけだったが、興味深い街であり、価値高い品々が多かった。
王都では一般的だったり、さほど珍しくないものでも向こうでは価値も興味も示してもらえる。」

王城の小さなサロン。今日は特に夜会などがないため、そこで持って帰ってきた酒を、割り材を使って割りながら、ちびちびと楽しみつつ、思考を整理するために小さな声で呟いていて。

「……交易の基本通り。それぞれの街、それぞれの国で勝ちの違う者同士をやり取りをする。そこから利ザヤを得る。
その分、危険と背中合わせでもあるのだが、ね。」

レオンハルト > 「それにしても……」

グラスを手に、軽く動かせば、氷がグラスに当たって音を鳴らす。
それをしばしくゆらせてから、軽く口をつけて小さな吐息を漏らして。

「……最初は、とんでもないシロモノだと思ったのだが、こうして自分に合わせて飲んでいくとクセになる。
味の良いクセ酒というのは、こういう者を言うんだろうな。」

とにかくアルコール度が高い。
ストレートで一口飲んでむせ返ったほどだ。
だが、自分の場合は氷をたっぷり入れたグラスに少量の酒と、たっぷりの炭酸水で割って、ちょうど良いくらい。

「ここまで薄く割ってもまだ味が良く、ベースの量を少なく出来るから、酒場的には長く仕えて良い。
こういうものは、どこに向けても良い結果になる。」

だから、王都に持ってきたかったものでもあったのだ。
なにより、母の酒量を減らすことが出来るかもしれない。

レオンハルト > そのようなことを考えていたが、酔う前に邸宅に帰ろうと考えて、グラスの中身を干してから席を立つ。

グラスをそのまま置いておいて、王宮付きの使用人にあとは任せることとして、そのまま自宅の方へと消えていった。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からレオンハルトさんが去りました。