2025/11/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にセリニアスさんが現れました。
セリニアス > 魔道具によって温度が一定に保たれ、年中様々な花が咲き誇る庭園の一角。
小さな池のほど近い場所へと建てられた、真っ白なガゼボのベンチに半ば寝そべる様に腰掛け、悠々と読書に勤しむ少年が一人。
敷き詰められたクッションを背に、お腹の上に分厚い本を乗せてページを捲り――――最後の1ページを読み終え、ぱたん、と本を閉じた。

「…………続きが気になる。」

読んでいたのは既に引退して久しい、とある有名な冒険者の自伝シリーズ。
学友らに勧められ、試しに、と読んでみたが中々どうして面白い。
すでに2冊目となったそれの続きはまだ手元にはなく、思わず呟きが落ちた。

セリニアス > やがて、ぽつぽつと庭園に点り始める灯り。
すっかり陽の落ちた空に気付けば、本を片手にガゼボを後にして―――。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からセリニアスさんが去りました。