【イベント『王都から騎士団・冒険者等への緊急要請 「血の旅団」討伐依頼』開催中】
現在、王城の地下では「血の旅団」が占拠する城塞都市アスピダ攻略のため、大出力の魔導機械の改造や開発が研究されている。
また、魔導機械開発のための魔力を補うために、秘密裏にミレー族を王城地下に集めての魔力の吸収が行われている。魔力の吸収のためには性的な絶頂をさせるのが効率的であるとされ、そのために魔導機械に拘束されているミレー族の姿も見える。
王都マグメールの“王城”
その名の通り、王族が住む城であり、増築を繰り返しているためかなりの巨大さを誇る。
城内には王族のための謁見室や私室、浴場などが完備されている。
城外やその周辺には王族のための邸宅が庭園、様々な施設が存在する。
最も安全に思われがちだが、実際には王城内で、王位継承権をめぐる様々な争いや陰謀が起きている。
王位を狙う王族はもちろん、王位を狙っていない王族であっても、政争に巻き込まれることはあるだろう。
か弱い姫を狙って、毒牙にかけるような大臣や役人も最早珍しくはない。
罠にはめられて奴隷に落とされる王族とて存在している。
城の中とて、安全ではないのである。
地下牢や調教室など、歴代の王族の悪趣味な私設もここには存在している。

※王城やその周辺として様々なシチュエーションや施設を考えてお入りください。
 王城ですが、理由さえあればどのような身分の者でも入ることができることとします。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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部屋説明
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参加者(0):ROM(1)
Time:08:54:46 更新


ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」からレスさんが去りました。 (03/11-15:00:21)
レス > ひとしきり、泣いた。泣いたとて状況が変わるでなし、
それならばいっそ走りにくい姿ではあれど駆け出すべきだがそれも出来ず。
そうしてまた、捕まってしまった。

覗き込まれた顔、見知ったその姿にきっと、その口は命令を口にするのだ。
赤くはれた目元を隠したまま、その桜色はまた無残に散らされ──。
(03/11-15:00:15)
ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」からオドグさんが去りました。 (03/11-14:57:48)
オドグ > 「お゛あ゛ぁっ……っくぅ」

苦痛すら感じさせる退屈な政務から解放された悪徳貴族……に化けた魔物が思い切り伸びをし、そろそろ見頃が近い花畑のある庭へとやってきた。誰か都合の良い侍従でも呼びつけ、自身の性欲を発散できまいかと考えていたその矢先、水場に座り込む女の後ろ姿を見つける。

「ほおぉ……ンッンン! どうした娘。具合でも悪いのか」

裾長のメイドドレスを着ていても分かる肉体美に舌なめずりした男は、咳払いした後で庭園に足を踏み入れる。

「風邪とはいえこじらせてはコトだからな。無理はならんぞ。良ければワシの部屋に来ぬか。薬もあるからな」

どんな美女かと期待しながら、正面に回り込んでその容貌を覗き込もうと。
(03/11-14:55:52)
ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」にオドグさんが現れました。 (03/11-14:49:54)
レス > 長い事、捉われている。それも、一人二人ではない。
あの日の出来事を思わせるかのように、とある王族に捕まってしまったのが運の尽き。
自制が利く間も開かぬ程刻み込まれた言葉に囚われ、身体は嬲られ。
騎士として辛うじてもっていた尊厳さえも奪うかのように、今身に着けて居るのは従順な従者の証。

庭園の隅、綻び始めた蕾の中、中央に設置されている水場にその姿があった。

「────ペッ。」

もう、何度目の嗽になるだろう。入れ替わり立ち代わり、貴族や王族、果てはその子息へ口淫を命じられていた。
心が如何に拒否しても、身体はそれに応じない。あまつさえ喜びを覚えてすらいる。

そんな自己嫌悪に、濡れているのは口元ばかりだけではなく。
その水場の前、周囲に蕾のまま咲き誇るに至らない碧色の前で足を崩しへたりこんだ……。
両手で顔を覆い、本当に小さな、小さなすすり泣く声が漏れた。 それも一時の事ではあったけれど。
(03/11-12:58:46)
ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」にレスさんが現れました。 (03/11-12:44:55)
ご案内:「王都マグメール 王城/執務室」からアマーリエさんが去りました。 (03/08-17:53:24)
ご案内:「王都マグメール 王城/執務室」からパルミラさんが去りました。 (03/08-17:52:01)
アマーリエ > 元冒険者としての立場、あり方も十分にある。
前師団長であった実父の訃報がなければ、今もきっと、まだ在野で冒険者として名を上げていたかもしれない。
……かもしれない、だ。その夢を双子たちが継いでくれたら、とかまでは思わない。今はただ、思うがままに生きてみてほしい。

「と……思うでしょ? 同じ轍を踏まないように調べてみたら、酷かったわよ色々。
 人でさえ同族同種に色々やるのに、偏見を抜きにしても下手にチカラがあるだけに輪をかけて酷かったわ。
 私のこれが生易しい位に。……鎧が着れなくなってなんて、人の形を失うより安いものだったのね。
 
 前置きが長くなっちゃったけど、分かってるならこれ以上はいわないでおくわね。
 カザネが私と同じ位に強くなったら、またちょっとは違うかしら。うん、それも見てみたいからお互いに無理はしないようにね」
 
記録を紐解くのは、前任者、犠牲者の轍を踏まない意味で重要。それが悪趣味の産物であってもだ。
猟奇趣味の貴族がそうした魔族との戦い、バケモノとの戦いとの犠牲者の変形(へんぎょう)、異常ぶりばかりとスケッチしたものがある。
……見るも無残とはまさにそのことであった。我が身もそうだが見眼麗しい乙女の末路は、見たくはないもの。
弟子/子の成長を見届ける意味でも、兵の無駄な損耗を防ぐ意味でも、お互いに無理はしない。そうお互いに約定しよう。

「……あ、そうするの? そうしても構わないけど、ツバメと呼ぶには可愛くない?我が子なだけに。
 飽きが出るのは特にいまの頃だと、仕方がないかもね。
 あの子から聞いてたけど、うっかり寝過ごした時に会ったんでしょう? 理由は兎も角、気が入らないものが出るのは仕方がないわ。
 そういう時にあなたと会えたのだから、正解にして幸運と思わずにはいられないわよ。
 
 ふふ、ありがと。少しでも事情を知っている人が居てくれたら、安心出来るわ。……ふむ、ふむ、……良いんじゃない?面白そう」
 
あ、その手もあったか。向こうの邸宅にお泊りというのも、確かに間違いはない。ヒミツを保ちやすい。
自分のような地位は兎も角、己に娘が二人も居ると知っているのは……学院の名簿含めて色々と網羅しようと思わねば知るまい。
取り敢えず、深くは考え過ぎないようにしよう。寧ろ男装させて外出させてみるか?と思う程度には楽しむ。
そうした遊びも出来ることを得難い機会として楽しみながら、問題の演題を聞く。悪くない、と笑って頷きつつ。

「――そう、ね。そう信じてる。
 
 私を含む第十師団の竜騎士は、どこにでも飛んでいけるけど……当てもなく飛ばす程非効率的なものはないわ。
 国境巡回で飛ばすなら、時期時節を踏まえて飛ばす方が、矢張りいいに決まっている。
 
 まーだ産まれて間もないって感じが抜けないうちに、交際なんて聞いちゃうなんて色々と感慨が後から押し寄せてくる感じが凄いわー……。
 人前は師事、二人と私の間なら、交際かしら。によによしながら眺めてあげるわ――!」
 
歳の差は兎も角、運命なんてどう舞い込んでくるか分かったものではない。でも、此れは良い運命だろう。
どう転ぶかまでは見通せずとも、きっといい未来を思い描けることはこの様を見れば得心できる。
この時間から酒でも呑みたくなる気分も、久方振りだ。
向こうの肩でも組んで、ジョッキでも掲げたい気分を押さえつつ、色々と話し、伝えつつ茶を呑もう。

私的、師団的等、色々と話すことが日が落ちるまでまだまだ尽きなさそうだ――。
(03/08-17:39:15)
パルミラ > 冒険者の扱いにしても、多少の程度の差はあれそれぞれに、お互いの利用方法のイメージが取れるものゆえに、
そういうものだろうとお互いに納得に至ることも当然の事。

そして、続いた言葉には、流石に小さく笑いこぼして

「ええ、ええ。そこまで大きな代償は、なかなかに、ですね。
特に、アマーリエ様のように前線指揮を成される方ならなおの事。
体の動かし方も変わって、ご苦労為されていらっしゃいましょうか。

はい。私はあまり前線に出る方ではありませんが、出た時は十分に。
それに、私は臆病に引くことが仕事と心得ておりますので、無理は致しません。

可愛い弟子を泣かせては、ですからね。」

今の部局は大掛かりな戦闘になることはなく、自らの潜入もそうそうあるものではない。
ならば危険性は低くはあるも、王都内だから安全ということがないのがこの魔境。
故に、十分注意するとはここに約定する。

「王都ならば、宿は場合によっては我が邸を使えば……これは、若い燕を囲ったことになるのでしょうか、ね?

今だから申し上げますが、多少学院の一部授業に飽きが来ていたのかもしれません。
特に若い子ならば、なぜ、の答えのない学問を無理にやると、そこを嫌いになってしまうこともありますし。
そういうこともあって、つい、という事情もありました。

正解、と言っていただけると面映ゆいですが、嬉しい話です。

おや、姉君が?……ええ、もちろん。出会うことがありましたら、私の方こそよろしくしていただきたく。

あぁ、そうそう。近々連れて行こうと思っているのは……」

貴族の邸は秘密が漏れることが少ないものでもある。
ましてや、己が邸はなおの事。いつだれと会っていたのかがたやすく漏れるようでは今の地位にいることも叶わない。
だが、招き入ったところを見られてそんな噂にならないとは限らないかも?と苦笑交じりに冗句を口に。

そして、連れて行こうと思っている演目は彼女に共有しておく。
彼女もまた事前に知っておくことで、カザネと楽しく会話をすることも叶おうから。
もちろん、一方的に楽しかったことを聞くのも楽しかろうけれど。

「はい、無論のこと。私もそれを信じております。
何を持っていようと、あの子はうまく乗りこなしてくれましょう。

そういっていただけると。
ええ、全く持って面倒くさいこと。
さりとて、お互いに連携して事に当たってこそ、お互いの力を数倍にも、数十倍にもできましょうから。

あら、そんな風に言っていただけるのなら、安心してカザネと交際させていただけますね。
……ええ、いえ、師事でしたね、師事。」

いい人捕まえたと褒めると言われれば、頬を染めて軽口を飛ばそうとして、少しうまくないいい口だったかもしれない。
とはいえ、そういう未来も想定するのは参謀の性にして、癖なれど、
それを悪いとも思っていないその様相は、その未来の可能性をパルミラもまたよきものの一つと見ているからだろう。
(03/08-17:05:55)
アマーリエ > 「全くだわ。私が今のそちらと同じ立場だと考えたら、ん。……同じようにしてたかも。
 或いに兵は拙速とばかりに、動いてたかもしれないわねえ。
 
 ――ふむふむ。それもそう、か。
 そんな切れ者が在野に居たら兎も角、人を動かす側としてはそういう認識から始まるのは道理だわ」
 
そもそもとして、斯様な切れ者、怜悧な頭脳の持ち主が居るとしたなら、冒険者の身では収まるまい。
今回の場合における自分の子、シェンヤンの語で言う伏龍鳳雛の類の如き、素質持ちの扱いだろう。
育てる価値もある者も含め、つくづく得難いものだ。
己を含め、役職持ちが冒険者を使う意味、理由として、得心も良く。出来てしまう。

「捕虜交換の材料に使われ、虜囚の汚名を蒙りつつおめおめと帰るよりは、にしても大きい代償よ。――胸だけに。
 ここ、笑いどころだから笑ってくれていーわよ。我が身至らなさがよく身に沁みたわ。
 
 よくよく気をつけてね。私もだけど、仕損じてカザネを泣かせたら嫌よ」
 
自分のような身で最悪と思える想定なら、交換材料とされる扱いだろう。捕虜交換と言う奴だ。
人間同士の戦争でも色々と厄介なのに、魔族との戦いでそうなるというのは、屈辱を飛び越えて余りある程がある。
辛くもとはいえ、生きて帰れただけ儲けものだ。お陰でこの派手に膨らんだ胸元も、冗談の材料として使える。
軽く身を揺らすだけで、弾むように服の中で揺れる中身は、否応なく躰を慣らすまではデッドウェイトにしかならなかった。
凝んな自分と同じか、それ以上の悲劇は、師団長としても娘の親としても、望むものではない。

「ええ、よろしくお願いするわ。
 天井知らず、とかになる心配はあんまりしてないけど、あ。宿が入用になるなら、予めカザネに色々渡しておくわね。
 
 ……良きも悪きも含めて、学校は人が集まるから、下手に自由をさせるよりは通わせておきたかったのよ。
 その上であなたに会ったのだから、間違いなく正解だったわ。
 
 ふふふ、色々運がよかっただけよ。
 あ、そうそう。あの子には双子の姉も居るのよ。もし会うことがあったら、よろしくしてあげてね?」
 
親の裁量として思えば、観劇や演奏の会の後は、余韻冷め遣らず泊まり込むかもしれない。
その宿の補助もしっかりしておこう。安全も加味し、高い部屋を使う等の準備だ。勿論これは別の意味があるが、それは今はさておき。
子も師もお互いに変な金の使い方はすまいと感じつつ、続く言葉に瞼を閉じる。
何せ、自分の子だ。読んだ絵巻、騎士物語等に感化されて、冒険者になる!と言い出しかねなかったこともある。
だから、其れよりも前に学院に通わせた。片手間で冒険者に足を踏み込んでいるのも、まあ、許容範囲だろう。
可能な限り伸び伸びさせたいが、締めるべき処はちゃんと締めておきたい。後は念のため、もう一人の子と関わることもあれば一応頼んでおこうか。

「ええ。そうそう容易くは墜ちるようなことはない、と思ってる。
 少なくともパルミラ、あなたと合間とは言え私が見ている限りであれば、そうはならないと信ずる。
 
 こっちだって無理無茶の相談に乗って貰って、裏付けも頼んでるのだから、お互いさまよ。
 ――全く、この国を取り囲む状況は相変わらず面倒極まりない。
 ことが起きれば、第十師団が真っ先に出張るとしても、予めの色々な想定はやっぱり参謀部のチカラを借りたいわ。
 
 っわぁ…………すっごーく入れ込んでくれるのは嬉しいけど、本当、ヒかないでね?引かないであげてね。
 もしそんな日が来ても笑わないわよ。とても良いひと捕まえたわねって褒めてあげたい位だわ」
 
魔力気力にも似るチカラ――破邪の力とも呼ぶべきチカラを放つ娘だ。易く落ちる、身を堕とすとは思わない。
可能な限り親と指導者が見ていたりすれば。寧ろ自分達もまた、その引き金を引かないように気を引き締めるばかりだ。

切っ掛けは常に足元に潜んでいる。

この国を守る情勢は相変わらず怪奇で、王城内にも獅子身中の虫が潜み、宗教的な側にもどうにも嫌な臭いも交じる。
それでも、この国を守る仕事を父祖から受け継いだのだ。であれば、外敵を退ける仕事を全うせねばならない。
その為の知恵を彼女たちから借りつつ、同時に子を任せる不可思議さは、思う程に悪くない。
ただ、少しだけ意地悪になった一方で、不安もある。あの小ささで自分にも勝るとも劣らないものを、抱えている。
冗談交じりの句は有り難い反面、親バカ丸出してこそこそと声を潜めつつ、つい囁いてしまう。

――仮にもし、手籠めにされたという時があれば、その時はその時。祝杯でも挙げてみせようではないか。

心でそう決めながら、カップを取り上げる。味は、うん。良く出ている。満足げに頷きつつ、茶請けのクッキーも一枚齧ろう。
(03/08-16:46:44)
パルミラ > 「ええ、そうですね。だからこそ、大事な用件には私も都合をつけなくてはいけないと思いますし、
そうでなければ今日の様にチャンスを探すようになりますよね。

多少、違いがあるかもしれません。参謀職であり、魔術職でもありませんので、
冒険者から直接参謀に、というケースは少ないですね。
素養持ちであれば考えなくもないですが。
どちらかというと、今の部局の都合上、情報収集や調査の手として使いたい、ですね。私の場合。」

流石に参謀部ともなれば、冒険者からすぐに拾い上げる、という事例は極端に少なくなる。
とはいえ、ちょっとした調査で騎士団を動かすわけにもいかないし、王直属の情報部を使ったりするのは手続きが面倒くさい。
そうなると、自分たちが動かなくてはならないような事例でなければ冒険者を使うのはよくある話なのだ。

「あら……それはそれは。
聞いたような、聞いていないような……という感じです。
とはいえ、アマーリエ様に下手を打たせるとは。魔族には注意しなくてはなりませんね。
ええ、腕に覚えがないとは言いませんが、普通の騎士程度でしかありませんので、十分に注意いたします。」

参謀と言えど騎士だ。腕に覚えがないとは言わない。
それでも、直接的な戦闘力では騎士団幹部クラスにかなうべきもないのだ。
ならば注意しなくてはならないのはその通りだろうと。

「そうですね。何かあるようならば、すぐにでも。
費用系はある程度まとめてからご連絡いたしましょう。
もちろん、常識の範囲内で。」

観劇等の費用は常識の範囲に入ると分かっているが、
同時に、ちょっと屋台でつまみ食いをしたようなもので、
ちょっと奢ったようなものは計算に入れるつもりもなく。
そのあたりのさじ加減はお互いにお互い様、という所だろう。

「なるほど……そう考えると、生命の神秘とは興味深いものですね。
確かに。頭でっかちになってしまってはもったいないです。
真綿が水を含むように、直ぐに吸収していきますもの。
学院に通わせる洗濯をしたのは正解です。

いえいえ、心からの想いのまま、ですよ。とても良き子を授かって、うらやましい限りですね。」

そんな言葉を向けるものの、自分はまだ子をなすつもりもない。
いや、正しくは、子をなしてもいいと思えるような相手と巡り会っていない、が正しいか。
もちろん、そんな出会いがどこに転がっているかわかったものではないし、
いつだれがそういう孫座に変わるかもわからない。
故に、この辺りは自然の流れに任せるつもりだった。

「まぁ、悪しきものが混じっているからと言って、今のカザネを見ている限りは
自身の理性で留めおける程度のものでしょう。
ならば、その理性の幅を広げることが私の仕事と心得ておきましょう。

机からの申し出にもかかわらず、乗っていただいていつも助かっております。
できる限り、ご納得いただけるものを作ることにいたしましょう。

ええ、引きませんよ。今日うかがえましたので、どのようなことが起きようと、どのようなモノが現れようと。

私にしては珍しい話なのです。抱かれても良い、とあんなに短い時間で思えたのは。
……なるほど。私が手籠めにされて、お母様、とご挨拶に上がった際は、笑ってやってくださいませ。」

涼しげな顔でしれっとそんな冗談交じりの言葉を口にする。
差し出された茶に礼を告げ、カップを持ち上げて香りを感じれば、心地よさげに目を細め、一口口にすれば、
ほわ、と穏やかな笑みを浮かべた。
(03/08-16:03:01)
アマーリエ > 「その辺り、お互いに色々ある身だものね。
 言伝でも手紙でも何か寄こしたり残しておいてくれたら、同じように可能な限り都合は合わせるわ。
 
 “も”ってことは、……そっちもまるっきり私と同じクチ、でもないか。
 参謀部も依頼の成果、所要時間、能力次第で拾い上げてたりするするのかしら」
 
あれやこれやと理由を付けて人と関わらない、寄せ付けない、という類ではない。
スクランブルという名前の急用が生じない限りは、コンタクトを取り付けることは容易な方だろう。
敵は常々自分たちの都合を考慮していない。その点、今話す相手も重々承知の上で筈。
しかし、冒険者に目を付けるという目線は、常々有能な人材を希求するとなると、やはりそうなるか。
自分が元冒険者だから、という点もあるにしても、向こうからすればまた違う観点かも知れない。

「おっぱい? 違う違う。私のこれはね、呪いのせい。
 少し前、第十師団のイキってる女将軍が胸腫らして帰ってきたとか、聞いてない?
 下手を打ってこうなっちゃったワケ。……淫魔の類の魔将は色んな意味で大変よ。気をつけなさい」
 
気にもなる、か。
服を仕立て直して対応しても、下着で拘束しても、ともすればボタンが弾けてまろび出かねないバストが目下にある。
子を孕ませた愛人を迎えた時期とも重なる頃合いではあるが、自分の此れはそうではない。
茶器を運ぶときの声となれば、わざとらしく弾ませるわけにもいかないが、盆を持つ腕の間に挟まる質量は確かに。
思いっきり吐き出す息は重々しく、往時の陰口もまだまだ記憶に新しい。
師団長レベルの武術、魔術の域であれば、様々な耐性もあるにもかかわらず、それを抜くのは魔族の恐ろしさに他ならない。

「子供の話を信用しないワケじゃないけど、大事なことだもの。話をしに来てくれて私も嬉しいわ。
 何か気になるとか、物入りなら手紙でも良いから寄越してくれると有難いわね。
 
 ……ふふふ、それもそう、か。私のような立場だと、変に根堀り葉掘りしてくる類が居るから笑えないのよ此れが」
 
純粋に清廉潔白、とは言い難い。色々ある。戦場でも味方と思っている側から狙われる、ということもある。
とは言え、可能な限り公明正大でありたいと思うし、筋を通してこそ通る通りもまたある。
だから、このように挨拶しに来てくれる者とは有り難いし、その意に報いたいという気にだってなる。
子の位置、立場としては師団の金を使っても良いにしても教育はあくまで私事。
その拠出元は己がポケットマネーに留めるべき。……今しばらく、変な趣味に費やすのは控えておきたいが、それはさておき。

「先祖返り、とは違うかも。
 ……暫く面倒見てた私のお母様によれば、兎に角覚えは早かった。直ぐに読み書きも覚えたそうよ。
 そんな読みかじりの知識ばかりが先立たないように、王都に呼んで学院に通わせるようにしたの。
 全く、私の心を震わせてくれること言ってくれて有り難い限りだわ」
 
そう、お互いに純粋に暇人ではない。仕事がある。自由にならない時間の方がむしろ多い。
貴重な余暇となりうる時間を我が子のために割いてくれる以上、念頭に置いておいた方が良い情報は明かしておく。
ヒトの皮を被った一種の超人めいた何か、には違いない。心を寄せるにしても信頼出来る者に任せたい。

「竜の素養、ばかりじゃないわよ。きっと、ヒト以外の良きも悪しきも言えるのも交じってる。
 こっちは私じゃなくて、直接の母親の側の出元ね。
 私だって純粋な頭の方では、参謀部(あなたたち)に負けるわよ。そのかわり、決断と武力を引き受けるのが私の仕事だけどね。
 
 ……そっ、か。あ、多分知っているかもしれないけど、その時が来ちゃったら引かないであげてね?」
 
物凄いわよ、と。顔を傾けながら、少しばかり悪い貌をしつつ改めてカップを相手の前に運ぼう。
ほわりと漂う芳香は王家御用達の銘柄のそれ。
茶請けもまた同様、とはいかなくとも、王都でのお気に入りの喫茶店でわざわざ買い求めたもの。
(03/08-15:38:43)
パルミラ > 「ええ。ですが、仕事であればまだ捕まえやすいほうでもいらっしゃいますが。
きちんとアポを取れば、予定通りに会談いただけますし。

あぁ、アマーリエ様も?冒険者には見込みがある者が多いですからね。
私も仕事柄、調査依頼を出しにギルドへ向かうことは多少はありますね。」

自己完結する様を楽し気に見やりつつ、それでも彼女はまだ捕まりやすいほう、と評する。
酷い相手になると、王都から動かないのに捕まらない、何て手合もそれなりにいる。
とはいえ、そもそもそういう相手の師団ははずれなので、よほどの要件がなければアポもとらない相手でもあるが。

そんな中で、視線をおろす彼女の様子。
その視線につられるように己も彼女の胸元へと視線をおろせば、暫し目を瞬かせる。
少し不思議そうに考える様子を見せてから

「つかぬことをお伺いしますが、子をなすとそのように乳房が大きく?」

まじまじと見つめたことがある訳ではないが、己が記憶の中よりもここまで大きく変化していれば流石に気が付いた。
可能性としてありそうなものが、カザネという子供であり、思っているより小さいを含めると、
出産が原因でこんなになったのか?という問いかけになっていた。

「ええ。どのような話でも、当事者全てに聞いてみた方が話は早いですね。

……ありがとうございます。そう仰っていただけてうれしいです。
はい、ではそのように……ふふっ、アマーリエ様が私的流用をするだなんて思っておりませんよ。」

最後少し軽口めかして付け加える。
清廉潔白とまではいわないが、少なくとも金回りでは綺麗な人だという認識故に向けて返した軽口だった。

それに何より、他家の子を預かることになるのだから、親にきちんと挨拶をしておくのは必須という、
ある種当たり前の大人の反応、のはずなのだが、王都では得てしてそれが普通ではないことも少なくはない。

カマをかけたつもりもないが、彼女から娘の出自について軽く触れられれば流石に目を丸くして

「そのようなことが……先祖返り、とでもいうのでしょうか。
とはいえ、アマーリエ様も等にご存じの事かと承知の上で、ですが、カザネはとてもいい子ですよ。
私も面倒見が悪いほうではないとは思いますが、初見でそのようにしようと思う相手など、初めてです。」

少なくとも暇人ではないのだ。故に、自分の短い貴重な私用時間を使おうという、
そう思える相手だと考えれば、本当に上手に心に入り込まれたな、とも思うのだが、
その実、それが不快ではなく、むしろ快いとも思うからこそ、というのもあった。
そして、そういう感覚を持って言えるからこそ

「……ええ。先ほどのお話をお伺いして、覚悟することにいたしました。
竜の素養を持つ子と体力勝負で勝てる気がしませんもの。
私は体よりも頭を使うことが本業ですから。

あら……まぁ、それも良いでしょう。
想像して、嫌だと思わない、むしろそうあっても良いと思った相手ならば。」

当人がいない所で、その母に、まんざらではない、などという話をしているのもどうだろうと思わなくもないのだが、
それが事実なのだから仕方がないし、彼女ならば、このような話をしてなお、引かれることもないだろうという目算もあってのこと。
(03/08-14:59:51)