2025/07/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 夜会場」にアキアスさんが現れました。
アキアス > 富裕地区で商家の催すパーティー。

主催者は最近名の売れてきたやり手。招待客もただ華やかだったり、厳かであったりというふうだけでなく、縁を繋げば『便利』そうな相手が多く呼ばれているように見受けられる。
冒険者、傭兵、商人、学院生らしき若い者も。

アキアス自身はその商家が立ち上げしたころから色々と付き合いがあって呼ばれたものの、
かしこまった場は面倒だと断ろうとしたが、結局は会場護衛という体で雇われて参加していた。
会場でも交代を寄越すので途中からは好きにしてよいともいわれている。

パーティーは進み会場からは人は減り、参加者同士や、接客のために雇われたキャストに声をかけてなど、
恐らくこの後のお楽しみにと消えていった者も多数見られる。

普段の振る舞いに似合わず仕事面では案外真面目な男は、それを恨めしそうに見送りながら、
自身の位置として割り当てられた会場入り口傍に控えていて。

「……フわぁ……お、もういいのか……?」

交代に来た同業者に声を掛けられる。主催者も先程何処かへ移動していったのが見えた。
会場は随分人も疎らになってきており、あとのことは誰かに任せたのだろう。

参加者の誰かか、同じように仕事を受けている者にでも声をかけるか。
それともさっさと引き上げるか、と。
最初に言われた『好きにしていい時間』とはいえ、相応に人も少なくなったどうしようかと探りながら巨躯を入口傍の壁にもたれ掛けさせた。