2025/06/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」に孫伯さんが現れました。
■孫伯 > 今日も今日とて、配達の後に戻ってきた店舗。店番をしていた女中にチップを渡し館に控えさせると、一先ずカウンターの中の席へ落ち着いた。
「売上で言えばやはり香油の汎用性には敵わないですねぇ……。」
淫具や大人の装備品の類は、消耗品と呼ぶには丈夫過ぎて中々リピートに繋がらず。
それであれば明確に消費するものをと考えが至る。
となれば、組み合わせる物……酒、キャンドル等仕入れたものを並べてみた。
グラスに少量注ぐ酒、炎を灯したキャンドル。そこへ少量の香油を垂らすが……今一つピンとこない。
どれもこれも、直接用いるよりは効果も香りも薄く。酒に至っては元の香りを邪魔する始末で──。
「ハァ……何か妙案は無いものですかねぇ……。」
出るのはそんなため息ばかりなり。
■孫伯 > 香油の香り。上がる体温と疲労による酩酊感に似たふらつき。
そんな中では思考が冴えるはずもない。気だるげな足取りで看板を仕舞えば、
あとは館の中の出来事。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」から孫伯さんが去りました。