2025/09/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、富裕地区。
この王都の中、最も治安の良い地区、ではあるらしい。
まぁ、この地区で生活を送っている、そんな連中を見ていれば、分かるようなもの、ではあるのだが…

「………うむ、これで良し」

そんな富裕地区、大通りから、本当に少しだけ道の逸れた、ちょっとした小道。
少女の姿は、そんな小道の…その小道を挟むようにある、それなりに高くそびえた塀、その上にあった。
位置的には、どこぞの邸宅やらとか、そんな間に伸びた小道なのだから、そうなっているのは当然で。
こんな小道、誰かが通ったりするなら、襲ってくれと言わんばかりに狙い易い、そんな立地条件である。

さて、そんな場所で、少女が何をしていたのか、と言えば。
いつもの、ちょっとした悪戯の罠である。
ある部分を踏む事で、この小道全体に闇が覆うようにされ、一切の視界が封じられる(己は除く)。
そんな状態になった誰かが、どんな反応を見せてくれるのか…最初の目的は、そんなもの。
もっとも、引っ掛かった相手が相手なら、その先にも何かあるかもしれないが、それはそれ。

ともあれ、とりあえず、待ちの状態。
のんびりと、日も当たらず、微風の気持ち良い場所に位置取って、軽く寝転がりながら。
…ちなみに、落ちはしません、それくらいのバランス感覚には自信があります、はい。

タマモ > さて、そんな事をしている少女ではあるが。
果たして、その罠に掛かるような、不幸な相手が居るのかどうか。

それは、少女と、ここに来るかもしれない誰か、にしか分からない事。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からタマモさんが去りました。