2025/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 レストラン」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェ」に孫伯さんが現れました。
孫伯 > 夕日降り注ぐ表通りのカフェ、そのテラス席へ案内され程よく観葉植物等で視界を遮る快適な場所。

風も良く通り注がれたハーブティの香りが爽やかに抜けてゆく。そんな席で開いた文庫本サイズの手帳。
商売関係の情報や、今後の予定の記載されたそれを眺めると眉間に自然と皺が寄る。

「戦争を起こすでもないのに、これだけの武器を……ですか。」

自身だけでなく鍛冶、武器等の商人に申し付けられた武具の納品ノルマ。
元より発掘品が主な己には頭の痛い問題で、リラックス効果のあるというお茶を啜りながら記憶の中で在庫管理。
時折手帳に筆を走らせてはうテーブルに置いて腕を組み、悩んだり思い浮かんだりと表情はコロコロ変わる。

孫伯 > 普段から鍛冶屋を大切にしておけばいい物を。と毒づいて手帳をパタンと閉じた。
其の頃にまた届けられる凍った果実の盛り合せ。
そして、夕食時も近く人の出入りも増えてきたせいか、相席を頼まれているテーブルも少なくない。

「こちらは構いませんし、最悪席を空けますからお声かけ下さい。」

他のテーブルと同じように相席の可能性を示唆されれば快く応じよう。
そのついでといってはなんだが、お茶のお代わりをお願いして、凍った果実を頬張るとその甘さ、酸味、冷たさに顔が引きつるような表情。

孫伯 > 本格的に込み合い、並び客まで出たころ。そっと席を立ち街へ流れる。
多少過ごしやすくなった夜風に吹かれてどこかへと。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 カフェ」から孫伯さんが去りました。