2025/06/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にクラッドさんが現れました。
クラッド > 富裕地区のとある貴族の屋敷。
自分のような冒険者が普段近寄るような事がない場所であるが、この日はギルド側から依頼という形で送り出されてしまう。

「確かに最近はあんまり依頼を受けてなかったけどな、これはひどくないか…?」

そんなことを口にしながら屋敷のほう、昼間からお盛んなのか賑やかな音楽や女性の悲鳴のような声が聞こえてくるのを呆れた目で見て。
寄りにもよって如何わしいパーティーを行っている屋敷の警護という外れ臭しかしない依頼をそれなりにまじめに熟す。

「まあ……門は屋敷の警備兵がいるんだ。来るなら壁を超えるだよな」

そう呟いては今度は屋敷を囲む壁に目を向ける。
門を突破か壁を超える以外に侵入法はおそらくはなく。
自分が一角とはいえ壁を見張っていれば問題はないだろうと考え、壁の合間に屋敷の主人の趣味なのか、綺麗に手入れをされた庭園を眺めて。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からクラッドさんが去りました。