2025/10/18 - 14:41~14:41 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 時計台」に天音さんが現れました。<補足:黒セーラー 画像参照>
天音 > 休日の、誰も居ない時計台の前。既に陽も落ちていくら時刻を重ねてもその鐘が鳴る事はない。
人気も無く、明かりすら心もとない階段を上り切った先に広がる空間。そこに佇むのはまるで保護色のように黒く染まった立ち姿。
「嗚呼── 退 屈わ」
昼に、とある生徒をこの場で辱めようとしていた集団を切り捨てたばかり。
といっても、彼ら彼女らの精神を、記憶を刈り取っただけに過ぎず肉体に害はない。
自信が思う以上に、人間は狡猾で、狡賢く、強か──ではなかった。
少なくとも学院、という未成熟な子供の多い場所では。
自らの正体に気づき追う者もいなければ、ターゲットに仕掛けるものも今のところ居らず。
ただ、ただ──飽いていた。
天音 > 気づけば闇夜に溶けるよう。
その姿は時計台より消える。
ただ階段を下る一定のリズムを残し
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 時計台」から天音さんが去りました。<補足:黒セーラー 画像参照>