2025/06/25 - 19:16~01:33 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にスヴィチューナさんが現れました。
スヴィチューナ > 放課後のラウンジは授業から解放された生徒や講師でそれなりの賑わいを見せている。
その片隅の二人掛けの席にとんと置かれた厚紙製の小さな看板には『よろず相談承り〼』との記述されており、
それを嬉々とした表情浮かべながら置いたのは、恐らくもう少し痩せていれば美人だろう小さな女性。
制服ではなく至福らしい質素な服の上に白衣着た風貌から講師だろうと予想はつくが、
小動物めいた可愛げが目立つ、気弱そうなㇵの字眉からは威厳と言うものが微塵も感じられない。
更にチップ入りクッキーとナッツが盛り合された大きな木皿と同じく木製のコップが二つ置かれ、
右肩から下げられた水筒も据えると準備万端と言った様子で一方の椅子に座り。

「さあて、今日はどんなお悩み聞けますかね・・・わたしでどうにかできる範囲でお願いしたいところですけど」

学院側には既に届け出済みなので、何の心配もしていないお気楽極楽顔で
にこにことしながら対面に座るだろう相談者を待ち受け。
・・・なお、特に呼び込みとかしないので、余程暇か珍しいもの探してるヒトにしか見られていない模様。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にルーベルさんが現れました。
ルーベル > 真面目に職務に取り組む、学院付きのカウンセラー兼保険医。
その実、裏の姿は性奉仕需要要員。

ルーベルは彼女の、表としても、裏としても『常連客』であって。

「いつも、いつも。見習わなければならぬのぅ」

相談する人間が少なくとも、定期的に職務を全うするのは、ある意味では当たり前ではあるが。
きちんと定期的にこうやって席を設けていることじたいを賞賛するように声をかける。

もっとも、彼女の裏の仕事のほうは、比にならぬくらいに繁盛しているだろう。
美しさでいえば確かにもっと美しい見目の、同じ役目の存在もいるし。
裏の仕事の技術的にもそれは同じことが言えるだろうか。

けれども、今声を掛けた魔導士貴族のように、コアなファン…というと、彼女に失礼だろうか。
そういう存在も確かにいるから、第四保健室は彼女の居城として揺るがない。

「ところで、今日はいつもの悩み相談…ともちょっと違っての。手を借りれんかな?」

彼女の正面に座らず、よろず相談と言っても、表向きの相談とも少し違う、と、持ち掛ける。
次いで告げるのは、男の使っている研究室で、整理ごとを手伝ってくれないかというもの。

保険医を何と思っているのか、という話だが、幾つか魔法薬も融通するから、などと告げて。

スヴィチューナ > そんな保険医を遠巻きに見る者や、一部には嫌らしい顔でニヤニヤしながら眺める者多い中で
声掛けられると反射的にそっち向いて。

「ひょっ!? ・・・いえいえ、だってわたしカウンセラーですし、悩み抱えてるヒトはどこにだっています。
来てくれないのなら訪ねていくくらいの気概がないと、お仕事出来なくなっちゃいますから、
少し怖いですけど頑張ってるだけです、えへへ・・・」

どうやら褒められているようだと判ると素直に照れながら答え返し。
言外にもう一つの裏仕事の繁盛ぶりについても言われているとは露知らず。

「はい、お手伝いなら他の先生とかにも頼まれた事ありますから大丈夫ですけど・・・
整理ですかっ!それなら大得意です、任せてください!!」

ちなみに使われて当然のごとく扱われているから無報酬な事が多いので、
多少なりと魔法薬貰えると聞いては、さっきまでの気弱気な顔はどこへやらで。
しかも保険医としてはどうかと思う程に整理任されているから、
大体のコツも掴んでいる仕事ならと前のめりになりながら、
折角設置したばかりの簡易相談所片付けて、講師の後に続こうと。

ルーベル > 声を掛ければ妙な声を上げて返事しながら、褒めたことには照れるようにする。
性処理のほうは優秀だが、こちらの仕事はついで程度にしか期待されていないのに、
腐らず職務を遂行するのは、ルーベルとしては同僚として見習う所は、実際ある、と言える。

が、それはそれ。ルーベルも表のほうも、相談の真似事をしているが…本命は裏。

今日は少し趣向を変えようと、第四保健室でない場所に誘い出そうとし、どうやらうまく掛かった模様。
この素直さもあるいは記憶調整のゆえのものか、とも思いながら。

思ったよりも、おまけ程度の報酬に食いつき良ければ、そこには彼女の普段の労働環境に同情しながら。

「頼もしいのう、では、こちらへ」

相談所片付ける彼女を待って、連れ立って研究室へ向かっていく。先導する中、口元には楽し気に笑みを浮かべて…。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からルーベルさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からスヴィチューナさんが去りました。