2025/08/09 - 15:13~17:42 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にカグヤさんが現れました。<補足:画像参照願います。>
カグヤ > 仕事中、久しぶりに司書の居ぬ間に置かれていた一冊の本。
それは夏の盛りに相応しい物だった。田舎の過疎地域を舞台に敷いた青春の物語。
女教師と女生徒が、或いは男子生徒が熱に浮かされ色欲に狂い。
そこへ同僚や親までが巻き込まれてゆく、結果誰一人幸せにならぬお話。

誰が宛てた物かもしれぬ、誰の欲望とも知れぬ。
それを持ち帰り翌日、着替えを入れたバッグを手に学院の水練場へと顔を出す。
残念ながら昼の真っ只中というのに、生徒はおろか教師も居ない。
着て居た衣類を更衣室で脱ぐと、背中も鼠径部も露わに成程際どいラインの競泳水着。
その上から白いフード付きのパーカーを羽織ってプールサイドへと。
飛び込み台まで歩めば、其の内の一つに跨るようにして座った。

波打つ水面を眺めているとその揺れで地面まで揺れているような錯覚を覚える。

「季節を大切にするというのはいいのだけれど──。」

余り泳ぐ事が得意ではない、嫌いではないし泳げないわけではないけれど……。
夏は夏らしく若い子や同僚を誘うべきだろうに、なんて考えてしまうのは悪いクセ。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にオズワルドさんが現れました。<補足:ハーフパンツの水着>
オズワルド > クラスメイトから聞いた、噂話。
――とある司書はエロい本の通りにさせてくれる。
ドスケベのお前が知らないなんて珍しい、なんて余計な一言もついてきたけれど。
じゃあ、実際に試してみるかと、お気に入りのエロ本の一冊を司書の手元に行く位置に置いておき。

その翌日。

「たしか、スタートはここだったよな。」

そう言ってくぐった更衣室の扉。水着に着替えて、プールサイドまで踏み出す。
小説に描かれていた始まりと同じなら、真昼のプールに女教師が一人で居て――

「あ、」

白いフード付きのパーカーをかぶり、顔も伺えぬ姿を一つ、見つけた。
す、と息を吸い込んでから、ひたり、プールサイドを踏んでそちらに歩み寄りつつ、

『せんせい、昼間にこんなところで、何してるんですか?泳がないの?』

登場人物の男子生徒が発する、プールサイドでのセリフの一つを、フード付きパーカーの貴方の背に投げかけた。

カグヤ > 暑い、気温と刺すような陽射しに眩暈を覚えそうになる。
勿論眩暈を覚えるのはそれだけではない、その本の女教師がパーカーの下に着こんでいた水着には当て布が無かったのだ。
過疎地域故に娯楽など殆どない田舎町で、持て余した肉体、そんな女教師の欲望が向かう先はもっと若い肉体。

「あら──?」

掛けられた声に、プールを眺めていた視線が振り返る。そうして、跨ぎなおすようにして身体毎向き直ると男子生徒へと視線を向けた。
開かれた足の付け根には水着がしっかりと映り、そこへと刻まれる一筋の皺は当て布の無い事を示す。
妖艶な笑みを浮かべながらフードを外してお団子に纏めた髪、その顔を晒す。
普段と髪型は違えど噂通りの司書の姿。

「一人で泳いでも寂しいじゃない? だから、どうしようかと思っていた所よ。」

本来であれば水質を測るアイテムを所持しているシーンだがそこまでの小道具は用意出来ず。
飛び込み台から立ち上がると彼の傍へと歩んでゆく、その間にパーカーのジップを下ろして開けさせながら。

「君は、大会前の自主練か何かかしら?それとも……彼女と待ち合わせ?」

立派な体躯に筋肉質な肌。視線は腹部から見上げる程の髪の先まで行き来し、首を傾がせた。
待ち合わせならば誤解を生む光景になる。それをわかっていて、煽る様に口角を吊り上げ微笑んで見せた。
パーカー越しにも水着で押し付けられているとはいえ豊かなそれが雄を誘うように主張して。

オズワルド > 振り返って此方を見た、フードを外し、あらわになった顔には見覚えがあった。
学院の図書室の司書、その一人だ。
どくり、期待に胸が一つ高く鳴った。

すぃ、と視線がパーカーで隠された中で唯一見える水着――太もも回りを眺め――ごくり。唾液を飲み下した。

『そうだったんですね。 いえ、オレはあんまりにも暑いから、体を冷やしにプールに来たんです。』

若干セリフに改編が入ったのは、相手の言動に合わせてのもの。それでも、元のセリフより乖離したものではなく。
開かれたパーカーの下。水着の下にあっても主張してくるふくらみに、じぃ、と視線が向いてしまったのも、慌てたように視線をそらして、女教師の瞳を見つめてしまう、これも小説内にあった描写。せっかくだからと、そこまでやってみた。
うまく行くならよし、そうでないなら…ごまかしてプールに入るのも良し、だ。

『そうだ。寂しいなら一人同士、一緒に泳ぎませんか?』

口にしたのもやはり、小説内の描写と同じ――もし同じように展開が進むのであれば。
プールの中では、泳ぐのではなく、プールの水でも冷やしきれない熱のままに交わることとなる――、

カグヤ > ふふ、そんな風に司書の顔にも笑みが浮かんだ。それは本の描写にはない。
ただ噂に踊らされ、期待し、自らの肉体に喉を鳴らした男子生徒の様子が愛おしかったから。
彼の口から出る言葉も書いてあった本の通り、そこに多少のアドリブが乗るのは演じ手の技量の良さが知れる。

その喜びに、それだけで相貌はトロリと、雌のそれに変じてしまいそうになるけれど彼が続ける物語の先を、もっと知りたくて。

「本当に暑くて──、でも偉いわ、涼しい室内で過ごそう、でなく身体を動かそうとするのだから。」

赤い瞳と茶色い瞳が重なり合う刹那、彼の視線が双丘へ釘付けになったのが手に取る様にわかる。だから、彼が誘う言葉を紡いだなら、目の前でそのパーカーが落ちてゆく。
その間も紡がれる台詞は教師が生徒を褒めるもの。

腕を後ろに袖を抜いてゆく姿勢は胸をより強調するように。
そうして露わになった水着姿の教師は、その張りのある双丘とその頂き、まだ硬さを持たぬけれど不自然に膨れ上がる乳輪の形も露わに。

「ええ── 良いわよ。 じゃぁ、まずは…… 捕まえてごらんなさい?」

そう囁くと彼から足を引いてそのままプールへと、小説のようにきれいな飛び込み、とはいかない、飛沫を高く上げたそれ……。
なんとか、足を付けて振り返る。彼を誘うように両手を広げて──。

オズワルド > 『部屋に居ても、風もなくて暑いですし。』

余り表情まで変化させる演技は得意ではないが、それでも照れくさそうなそぶりを見せる。純朴な生徒が、綺麗な女教師に褒められた時のような反応。
ただ、視線は確かに、強調される胸のふくらみへ。その先端までわかりそうな薄い布地だと気づいたのは、そうして熱っぽく視線を向けていたお陰。
ごくり、と唾液を嚥下する音が、人気のないプールにいやに響いて聞こえた気がした。

『ええっ。 待ってくださいよ、先生!』

来れもまた、小説の通りのセリフ。
とたた、とプールサイドを小走りに移動して追いかける。
一足先に飛び込まれ、飛沫に目を細めてから。

――直で近くに飛び込むのは危ないな、と。
小説とは少し変えて、自分が飛び込むのは女司書…もとい、女教師の右側の方。こちらは器用に飛び込んで、上がる飛沫もそう多くは無く。
そのまま、水の下をバタ足で泳いで、向かったのは女教師の目の前。
小説の中と同じように、ざぱりと水面下から顔を表して。

『先生、つかまーえた。』

ざぱり、水面を波打たせながら、さらに距離を詰めて。
捕まえたの言葉の通りに、背に腕を回して抱き寄せようとする。

カグヤ > 『部屋移動』
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からカグヤさんが去りました。<補足:画像参照願います。>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からオズワルドさんが去りました。<補足:ハーフパンツの水着>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 庭園・温室」にセラフィーナ = ハーデン さんが現れました。<補足:学生服>
セラフィーナ = ハーデン  > 庭園は、午後の柔らかな日差しに包まれていました。
古びた石畳の小道は、朝露の残り香を微かに漂わせ、その脇には、色とりどりの花々が咲き乱れています。
特に目を引くのは、アーチ状に誘引された深紅のバラで、その花びらには、まだ朝の雫が宝石のように輝いていました。
蜜蜂の羽音が、のどかな午後の静寂を破り、遠くからは小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
風がそよぐたびに、甘く優しい花の香りが運ばれ、心地よい眠気を誘います。
ベンチに座った所、思わず瞼が重くなります。 
規則正しい寝息が、穏やかな庭園の風景に溶け込んでいました。
ワタクシのまぶたは固く閉じられ、その意識は段々と気迫となっていきます。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 庭園・温室」からセラフィーナ = ハーデン さんが去りました。<補足:学生服>