2026/01/23 - 18:29~19:16 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」にカグヤさんが現れました。<補足:黒いロングポニー/ネイビーのロング丈トレンチコート>
カグヤ > 図書館のカウンターへ置かれた一冊の本。そこへ時間と恰好の指定をした栞代わりのメモ。
久しぶりだった。だからこそ少し浮足立っていたのかもしれない。
風も落ち着いたとはいえまだまだ寒い水練場、中の水は多少温めてあるからか
足元には湯気が流れてゆく。
そんななか、かれこれ半刻が経過しようとしていた。
ただ噂を確かめるだけの悪戯だったのか、或いは直前で勇気を無くしたか。
運動場や学生寮を眺める事の出来るプールの奥、フェンスに仕切られた場所まで歩めば、
照らされる照明に幾重もの影を作り出しながら袖の中の指先が、カシャリとフェンスを揺らす様握った。
「そろそろ、戻ろうかしら────。」
コートを着ているからまだマシではあるが、それでもやはり寒い者は寒く。
運動場に見える時計、その針がもう、一つの数字分動いたならば帰ろうと。
カグヤ > ため息が、交じり足元の煙の中へと溶けてゆく。
コートの前を抑えながら、校内へと戻る足音だけが──。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 水練場」からカグヤさんが去りました。<補足:黒いロングポニー/ネイビーのロング丈トレンチコート>