2025/10/04 - 21:39~21:42 のログ
ルーベル > ふと時計を見上げれば講義の時間が近づいていた。
ゆっくりと立ち上がり、従魔を肩に乗せてラウンジを後にしてゆく。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からルーベルさんが去りました。<補足:リミット眠気まで/後入り、別部屋・別シチュ移行、私書での呼び出しなどいずれも歓迎>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 庭園・温室」にルルマリーさんが現れました。<補足:名簿参照>
ルルマリー > 少女は学院在籍の生徒じゃない。学び舎には足を踏み入れたことすらないのだけども。
何故そんな小娘が、絢爛極まる豪奢な庭園の片隅にいるのかなんて、
勿論、相応の理由――「お使い」があったからだ。
救貧院に花や作物の種、そして古くなった道具を譲ってくれる、と。
そんな申し出があったものだから。
娘は今日、院長を伴ってそれを引き取りに来ている。
今院長は学院関係者と歓談中だ。
その間に少女は別の誰かから譲って貰う諸々を受け取り、確認と簡単な検品を済ませる手筈。
現れるのが教員なのか、役目を仰せつかった生徒なのか。少女には何も分からないけれど。
兎にも角にも、ふぅありとした桃灰色の髪をツインテールに纏めた小娘は、
指定された庭園の片隅に佇んで、視線だけをきょときょとと彷徨わせて
落ち着かぬ風情にて――待ち人の訪れを待っていた。
「――――……………ふ、ぁぁ。」
既に何度目かの感嘆符。すごい。立ってるだけで夢のよう。
学院施設といえど、娘の知る空き地に毛の生えた程度の「庭」とは雲泥の差過ぎた。
だからどうにもこうにも佇んでるだけで、ふわふわとした気持ちになってしまうもので。
ルルマリー > 暫くして、訪れた相手より少女に声が掛かる。
遅れて戻ってきた院長とともに、貰った品々を携え、帰っていったのだとか――。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 庭園・温室」からルルマリーさんが去りました。<補足:名簿参照>