2025/10/11 - 14:43~16:42 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にカグヤさんが現れました。<補足:黒いロングポニー/黒いロングポニー/紺のスーツ、タイトスカート/白ブラウス、リボンタイ/>
カグヤ > 休日の図書館。まだ開館して間もない朝陽差し込む静かな館内。
同僚は皆、用事だの家族サービスだのとなんのかんの理由をつけて出勤を断った。

だから開館から閉館までは一人。勿論利用者が少ない事を見越しての事ではあるが、それは仕事量の少なさにも直結していて……。

「────これで、良いのかしらね。」

そんな言葉を口にするほどには、手持無沙汰ではあった。
念のため、と言った体でカウンターに座ってはいるものの、手にしているのは文庫本で視線の大半はそこへと落とされている。

以前知人より勧められた、普段では中々手を出さない類の伝記物。
どこまで脚色が絡められているのかは知らねど波乱万丈な生き様が描かれて。
頁を捲る指先は一定のリズムを刻みながら、時折前のページから読み直したり、と。

カグヤ > 静かに頁を捲る音だけが響く館内。そこに新たな音が追加されるのは何時の事か。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からカグヤさんが去りました。<補足:黒いロングポニー/黒いロングポニー/紺のスーツ、タイトスカート/白ブラウス、リボンタイ/>