2025/10/16 - 00:07~00:32 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」に天音さんが現れました。<補足:黒髪、黒セーラー>
天音 > 全てを見渡せる位置にある擂鉢の底辺。普段ならば威厳のある教師が教鞭を振るう場所、そこへ不遜にも腰を掛け、腕と足を組み視線を席へと投げる。
既に授業の全てが終わり使われる事のない教室、しかし様々な用途で用いられるため特段怪しまれる事もないのだろう。
警備や教師が見回りをすること等滅多に無く、だからこそこの空間を贅沢に堪能していた。
「ふぅん? 此処からだと良く見えるのね。 居眠りも、内職も──。」
席から板書や教師が良く見えるように逆もまた然りと、それであれば依代がされていた事も把握できたように思う。
今さら依代の復讐というつもりは無いが、随分と怠慢なものだと呆れため息が深く零れるばかり。
少し視線を背後へと振り返るように向けると上からはスクリーンも下ろせそうで、
「もし、この場で痴態醜態を大写しにしてあげたら、彼ら、彼女らも飛び降りてくれるかしら?」
口角を吊り上げる。命を刈り取るのならば手段は問わない。
だとするならば、折角だ。同じ顛末を手向けるのも一興とは思う。
トントン、と組んだ腕前腕を指先で叩きながら、今日その相手が座っていた席をじっと見つめていた。