2025/10/23 - 01:54~21:10 のログ
アステリア > 一人、また一人と、同窓生は教室から出ていく。
内心そわそわそわそわそわしながら、アステリアは静かに、己を隠すかのようにじっとしている。
グループを作って去っていく女の子。
楽しそうに集まって、歩いていくのが見える、無論、その輪に入ることができない。

他にも、男子学生たちが集まってる。
怖い、すごく怖い、男子怖い。

と、そんな風に他の学生に対しておびえているのである。
ただ、そんな様子を――――。

隠している。
流石に、双子の妹であるプシュケ。
キラキラと学校の中でも輝いている妹だ。
その姉が、妹の株を下げるわけにはいなかない、と考えている。
しかし、だ。

頑張っていても、アスティには、これが限界、だった。

アステリア > 暫くの間、学生が去っていく。
皆が居なくなるのを、ただ、ただ、一人で待つことにする。
そのうち、人が全員出ていく。
授業が終わっているから、当然だという事だ。

なので、最後の一人が出て、誰も居なくなったと確認して。
それから、少女は荷物をかたづける。
一人は、安心する、他の人の目がないから。

―――誰の感情の色も見えないから。

妹と、似て違う能力。
妹は、その人の価値を、色で知る。
姉は、その人の感情を、色で知る。

知らない人のどろどろしたものは、見たくない、怖い。

安堵を一つ零しつつ。

アステリアは、教室を後にした。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」からアステリアさんが去りました。<補足:身長:145cm 体重:38kg BWH:74/56/72 画像参照>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にセーニャさんが現れました。<補足:ミニタイプのメイド服>
セーニャ >  
 ラウンジで目を引くのは1人のメイド。掃除係として本日雇われの身。
 しかし少し動けば見えてしまうようなミニ丈のメイド服。
 本来ならそれで恥ずかしがる等を見る為に送り込んだとか、色々とあるのだろう……が、何ひとつ意に介さない。
 元々人造人間。そういう羞恥という感情を持ち合わせていない。なんだったら少し給料が高いからラッキーだな程度のレベルである。
 
「次は……どこでしたでしょうか」

 学園の掃除と言われているが特に目的地を言われている訳じゃない。それもそうだ、元々掃除はただの面目で、ただ単に恥ずかしがらせたいとかそっちの趣向だったのだから。
 もしくはこの格好でここに投げ込まれた場合に何が起きたかを知りたいとかそっちかもしれないが。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からセーニャさんが去りました。<補足:ミニタイプのメイド服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」にセニャさんが現れました。<補足:ミニタイプのメイド服>
セニャ >  
「……」

 次の目的地を考えるが聞いていない。
 ならば今のうちに休んでおこうと椅子に座り、水晶を取り出す。
 彼女にとってはこれが食事であり、燃料。そこから魔力だけを吸い上げる。
 ポワポワと薄く光る。更に目立つが、やはりと言うべきか気にしていない。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 ラウンジ」からセニャさんが去りました。<補足:ミニタイプのメイド服>