2026/02/10 - 21:58~00:08 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にオズワルドさんが現れました。<補足:学院制服、茶色のカーディガン、黒コート、鞄>
オズワルド > ラジエル学院内、図書館にて。
読書向けのスペースにある椅子に腰かけ、書を読む男の姿が一つ。
ただし読んでいる本は1冊ではなく。
古臭い魔導書を中央に置き、翻訳のための古語の辞典が隣に並び、参考資料の新しめの書籍がもう一冊開かれて、文字をつづっている羊皮紙がさらに並ぶという乱雑な有様である。
「古語の翻訳が…きつい…!」
呻くように声を上げながら、ペンが羊皮紙をかりかりと削る。
ただ翻訳すればいいというものじゃない。魔導書の内容を翻訳し、意味を理解し、現代魔術に置き換え、自分が運用できるようにする…。
そんな、長ったらしい作業の真っ最中だ。
オズワルド > 「できれば今日中に仕上げておきたいんだよな…今何時だ?」
一度ペンを置いて、懐に手をやって取り出したのは、懐中時計。針が示す時刻を見れば、昼頃か。
まだ、閉館時間までは余裕がある。その余裕で、魔導書の解読が間に合うかは別の話だが。
「こういう時、やっぱ教えてくれる先生が欲しい…できれば美女の先生…なんなら美少女先輩でも良い…。」
ボヤいても意味のない内容をボヤきながら、懐中時計をしまい込んで再びペンを手に取る。
古臭い魔導書に目を通し、記された古語の不明点があれば辞典を捲り、理解した単語と前後の文脈で理論を解釈し、たまに
「ああー…こっちの文面違う意味じゃん。 わかりにくい、なんで後から追加したような位置で理論追加されてるのばかじゃないの。」
とか。筆者にいちゃもん付けながら作業を続けていく。
オズワルド > なんやかんやと文句と愚痴を言いながら解読作業を進めていく魔導書の内容は、ゴーレムの製法書のひとつ。
【エメスの書】と呼ばれる魔導書の…だいぶん古い版のものだ。
本当ならば、こんな古語でしか書いてないようなふっるい物ではなく、きちんと現代訳された今に近い年代の魔導書で学びたくはあったのだ。あったのだが。
教授曰く、『お前は苦労して学んだ方が身につくからこれでやれ。2週間以内な。』
そして、ぽんと渡されたのがこの魔導書であり、今日が期限日前日である――明日の夕方までには、書を返さなければならないのだ。
一枚一枚、ページをめくり、翻訳、解釈、理解と詰め込んで、それらを羊皮紙に纏めて…
「ん、で。稼働のための神経系は、これで良いはず…末端の反応・反射の対応になんでこんなにリソース突っ込んでるんだよこの著者。土人形じゃなくて指一本一本まで作りこむのは変態の所業…。
後は多分燃料系だったよな。もう少し…昼めし食いたい…終わったら飯…。」
ぶつぶつ言いながら勉強を進める姿がそこにはあった。
学生の日常である。
オズワルド > ――4時間後。
「おわ、ったぁ…。」
がくり。本の並ぶテーブルに突っ伏す姿があった。
自分なりの理解と解釈をまとめた羊皮紙の束と、教授への提出用レポートがしっかり書き終わったのだ。
5分ほど、テーブルに突っ伏して動かないでいたのだけれど。
「うーし、片付けして。本返却したら食堂だな。」
羊皮紙の束と、レポート、それと教授から借りている魔導書を纏めて鞄の中へ。魔導書は図書館の本ではないため、返却義務はない。
そのまま、鞄はさっと肩にかけてさげ。
図書館で借りていた辞典と参考書物を重ねて持ち上げれば、向かう先は返却口だ。
オズワルド > 書籍の返却が終われば、図書館での用事はおしまい。
ふぅ、と軽く息を吐いて落ち着いた気分になれば、退館しようと歩き出す。
「ラウンジで何食べるかな…とりあえず、甘いものが良いか…?」
頭を使ったせいで、糖分が足りない。甘いものを求めに、のんびりと歩いて行った。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からオズワルドさんが去りました。<補足:学院制服、茶色のカーディガン、黒コート、鞄>