2026/02/20 - 22:33~23:23 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」にトゥマリクさんが現れました。<補足:都合の良い孕み雄/紫の髪に茜色の瞳/学生服>
トゥマリク > 授業を終えた後の午後。
緩やかな日差しが差し込んでいる図書室には勉強熱心な生徒や教師が何人か見受けられる。
それぞれ自習机に向かっていたり、書架から本を選んでいたり。

トゥマリクはといえば、そういった熱心なわけではなく、ただいじめに合わないように逃げた先が図書室であっただけである。
奥まった書棚のスペースに潜り込み、じっと息を潜めて、怪しまれぬようにさも本を選んでいるかのような素振りを見せる。

読み書きは一応できるが、本好きかといわれるとそうではない。
物語の世界は現実を逃避させてくれはするが、現実を救ってくれるものではない。

トゥマリク > そっと書架の隙間から誰か来ているか確認するも、まだここまで来る生徒はいないようだ。
ホッとして、胸を撫で下ろす。
少し埃っぽい、乾いた紙の、本の匂いを吸い込んで落ち着いた。
最近は陽気が暖かく、少し眠気を誘う。しかしここで寝るのはきっと注意されてしまうだろうし、見つかってしまう可能性も高い。
眠気を振り払いつつ、トゥマリクは黙々と書棚を眺めて、背表紙を時折人差し指で撫でたりして。

トゥマリク > もうそろそろいじめっ子も自分を探すのに飽きただろうか。
人の気配を探ろうと奥まったスペースから恐る恐る出てくる。
他の生徒たちは皆自習しているようだ。
大丈夫そうだと、安堵したのもつかの間、後ろから右手首をがっと掴まれる。

『つーかまーえた!』

声量は大きくないけれど嬉しそうな声音。振り返ればにまりと笑ういじめっ子の一人。
図書室の入口には数人のいじめっ子たちが待機している。
トゥマリクは顔を青ざめさせて、掴まれた右腕を振りほどくこともなくそのまま生徒たちに連れられて
図書室をあとにした。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 図書館」からトゥマリクさんが去りました。<補足:都合の良い孕み雄/紫の髪に茜色の瞳/学生服>