2025/06/28 - 13:35~21:37 のログ
シロナ > 前迄は、本当に、数日前までは。
 シロナは学友の淫欲を完全にシャットアウトしていた。
 ただ、知り合いに教えてもらってから、ある程度の欲は解放していた。
 そのおかげか、授業は前よりも全員が真剣に受けるようになっていて、シロナ自身も学習効率が上がっていた。
 それを評価してくれたと言うのならば、シロナは、鼻が高くなる。

「そう、かな?」

 純粋に疑問だった。
 ドラゴンたちから見ればまだまだだし、人間の感覚に当てはまった思考をしてない。
 出来ることはできて当然みたいなところもあるし、褒めてくれるのかなぁ、と。
 まあ、彼がそう言うのなら、人間はそうなのだろう、と考える。
 そう考えるのは、シロナが純粋な人間ではないから、なのやもしれない。

「ほら、アタシってさ?」

 そこで言葉を切る、ルーベルが授業を受け持つなら、学生の適正とかいろいろ学校からデータが来ているだろう。
 シロナの得意な分野、魔法は闇属性、一般的には、魔族の属性だ。
 さらに言うなら、淫魔の誘惑魔法とか、洗脳魔法とか、魅了魔法とか、催眠魔法とか。
 いろいろ悪いことができちゃう系の魔法に特に適性があり。
 次に、竜語魔法という、いうなれば、軍用魔法の原形のような大破壊系。
 安心安全に使う事ができないようなものなので、他から見れば、このお願いも、的外れでは無いのだ。

 自分の匂いに気が付く彼。
 魔法では無いそれだが、受け入れて抵抗する気もなさそうで。
 にんまり、と桜色の唇を楽し気に釣り上げて。
 先生について、じゃあ行こうかーと、楽し気に、授業が終わった後に、共に去るのだ。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 特別教室」からルーベルさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 特別教室」からシロナさんが去りました。<補足:身長142 80(E)・51・69 学生服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 屋外プール」にパニアさんが現れました。<補足:15歳/156cm/Gカップ/黒髪黒目/日焼け肌/白と青の競泳水着>
パニア > プールに来た!
夏と言えば海・山・プール!
少し足を伸ばせば水遊場なる巨大施設もあると聞くが、小川はあってもプールなど存在しないド田舎住まいであったチビからすれば、学院のプールでも十分すごい。
そんな訳で先日、大型の雑貨店で店員に勧められるまま購入した水着を持参し訪れた王立学院屋外プールは、休日の一般開放も相まって結構な人出に賑わっていた。
それでも芋洗い状態になるほどちんけな作りはしていない広々スペースで、小娘もまたひとときの涼を堪能していた。

「っぷはぁ! プール! これはマヂ気持ちいっスね! プール最高ッス!」

ばっしゃんばっしゃん、洗練されている訳ではないのにやたらと早いクロールで水を掻き分け、かと思えばターンを境にすぅいすいと平泳ぎ。
時に背泳でのんびりぷかぷか、水面に浮いた水着でぱっつんぱっつんの爆乳をいかがわしく見せびらかして、ようやく上がるプールサイド。
「えっこいしょ」というオバ臭い掛け声も平然と、浮力を手放しもったり重い身体を這い上げる様がこれまたもれなく18禁。
縁床に乗せたたわわが弾力性たっぷりに歪み拉げる様だとか、日焼け跡をはみ出させるハイレグ食い込む大尻が左右にぷりぷり揺れる様子だとか、実に不健全な映像が健全な陽光の下に晒される。
ちっちゃな子供が家族連れで来てたりもする公共の場において、正直これは許されるのか。
目にした男子が頬を染めた前傾姿勢で、思わずそんな思考を巡らす暑い日の午後である。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 屋外プール」にシロナさんが現れました。<補足:身長142 80(E)・51・69 水着>
シロナ > 夏。
 太陽神が、全力で輝きに輝く、もっと!熱く!!成れよ!ぉぉぉぉぉ!とか叫び。
 火属性の魔法が通常の3倍は嫌われる時期。

 学校のプールの授業はもう、満席と言って良いだろう。
 広大な学園だし、学舎の中は、冷房魔法で一定の温度にはなっているけれど。
 やはり、水の冷たさというのは、全員が求むものである。

 新しくやってきたのは学校指定の水着を着ている少女。
 先に入っている、エロが水着を着ている少女とは別の褐色少女。
 G!に対して、Eと小ぶりだが、まあ普通のレベルで考えるならば、十分きょにゅーな少女だ。
 プールサイドにやってくれば深紅の瞳は、移動する。

「こんちは、パニアちゃん?」

 同じ学生で、同じく冒険者でなのだ。
 顔くらいは、知っていても罰は当たるまい。
 というか、シロナは、可愛い事かそう言うのはすぐにチェックする。
 粉をかけるかどうかは別として、だ。
 にっこり、とほほ笑みかけながら、上がろうとする彼女の隣に、淵に腰を掛ける。

「興味あるから、ナンパしに来たよー。」

 にぃっと、口角上げて、桜色の唇はプルンとしつつも。
 球速142km剛速球を投げました。

パニア > 「お? おおー、そういう君はえぇと……クロ、あ、シロナちゃんの方ッスね!」

そうそうこの子達は髪色で見分けるのが分かりやすいのだ。
入学間もなく知り合って、互いに冒険者という事もあってたまに話すようになった同年代の学院生。見た目通りの人懐っこさで話しやすい少女である。
『うむうむ、今日もいい乳してるッスねぇ♥ Eカップって言ってたッスか。ボリュームはうちのが上だけど、この絶妙なバランス感がまたなんとも……♥』
などとソムリエめいて傍らに腰掛けた学友の双丘チェックに余念がなかったので

「あぁ、ナンパねぇ。うんうんわかるっスー。うちも前からきょーみんんんんぅ??」

適当な生返事で時間を稼ぎ、水着の丘陵に浮き出る僅かなポッチを見つけ出さんとしていた冒険者は、ちょっぴりおかしなキーワードに語尾を跳ねさせた。

「ええっと、ん? シロナちゃん今、……ん? ナンパ? ナンパしに来たってゆった?? え? ん? んん?」

改めて傍らの小躯を見る。
身長は小柄なパニアより更に頭半分以上小さかろうロリなれど、先程評した通り結構なワザマエのおっぱいを有しており、イカっ腹を脱却した腰はきゅっと括れているものの、お尻の薄さが青い果実感を強めていてそこはかとない背徳感を漂わせている。
とはいえ夏の日差しに映える褐色肌や、陽の者特有の快活な笑顔などはパニアと同じスポーツ少女にカテゴライズされるだろうソレであり、そんな少女がナンパしに来た? されに来たではなく?? いや、されに来たも相当おかしいんだけれども。
ぱちぱちぱちぱち。
拍手の擬音ではなく忙しない瞬きが、小首を傾げ、クエスチョンマークを振りまいて学友を見つめ続ける。………あ、また今度はウォータープルーフな唇を視姦しはじめた。

シロナ > 「そうだよー。
 クロおねー様を知ってるとは、只物じゃぁ、無いねぇ?」

 双子の姉、クロナ。冒険者をメインにしているので、学校にはあまりやってこない。
 今もどこかで冒険者をしているのだろう、そんな彼女に、ほほう、と、にやぁり、と笑って見せる。
 ぶっちゃけ、学校でクロナを見るのは、レア中のレア、なのだ。
 見分けられるなんて、相当だよ、誇るが良いー、などと適当に。

「おー、判ってもらえる、心の友よー❤
 アタシに興味持ってもらえるなんて、ふふっ、アタシ達、両想いだね?」

 きらーん、と紅色の瞳から、星が光ったような気がするが。
 彼女の疑問文に覆いかぶさるように言葉をマシンガンかと言わんばかりに。

「うん、そだよ?
 クラスの男の子を前かがみにするような爆乳美少女。
 声かけないのは、失礼ってもんでしょ?」

 ぱちり、と右目をウインクして見せた。
 プルンとしている水着は、学校指定の水着であっても、ちゃんとその胸の先端のぽっちも含めて自己主張が激しい。
 姉の烏賊腹と違って、こっちはちゃんと鍛えて割っているのだ。
 健康的なスポーツマンシップたっぷり、そして、胸に、お尻に、ちゃんと適度に吸い付くような柔らかな脂肪だってある。

「なんか、こう、近しい匂いがしたからさ。
 仲良くなろうと思ったんだけど?
 ナンパお断り、だったかな?」

 ちゃーしばかなーい?的な、さらに追加してみせる。
 自分の唇を見やるから、それなら、すすす、と近づいて、じぃぃ、と彼女の眼を見やろう。 

パニア > 「あ、あの子、そんなレアキャラだったっスか……」

まあ、確かに浮世離れした不思議な子ではあったけれどもと尊い貧乳を思い出しつつ改めて、今は目の前の美乳を愛でに戻った。
ところで

「し、心友―――――って両想い早っ!? いやいや、このペースで行ったらうちら今日中にベッドインする事になるッスよ!?」

パニアも相当アレな自覚はあるが、この子の間合いの詰め方はもうごりっごりのインファイターのソレである。あっさりはわわと黒眼を丸め、しかし切り返しのツッコミもまたツッコミ所を残すボケ体質。

「マヂナンパだったッス! しかも逆ナンとかじゃなくてターゲットはうちだったッス!?」

爆速の踏み込みでとっくに二人はゼロ距離なのに、更に踏み込み頭をぐりぐり押し付けてくる心の友(ちな両想い♥)
ロリウィンクも頂いて、美乳先端のさくらんぼもばっちり確認させてもらって、しかも同性ロリからのナンパである。
『あ、これ夢ッスね』

「いやいやいやいや、ぜんぜんっ? ぜんっぜんウェルカムっスけど!? な、なんぱとか普段からずぼずぼヤられまくってるッスし……?」

ジェットコースター展開に置いてけぼりにも関わらず、美乳ロリからのナンパなどという夢でなければありえないチャンスにはがばっと飛びつく肉食系にゃんこ。
ついでに年上マウントを取ろうとナンパ慣れしている風を装い並べた言葉に思い浮かべるナンパらしき出来事―――――――………いや、あれはナンパというよりレイプでは……?
『いやいやいやいや四捨五入すればナンパッス! ナンパなんッス!!』
冷静な理性担当を勢いだけで押し切って、はわわな赤面が見下ろす小躯はもう水着の爆乳に顎を乗せんばかり。
ナンパ慣れ発言が嘘である事丸わかりな顔面真っ赤。
その双眸が救いを求めるかに脇へと泳いで捕らえたのは、「……ごくり♥」むっちゃ前のめりでこっちを凝視する男子一同。おいこらちびっこのパパまでこっち見てんじゃねぇッス!?