2025/08/27 - 13:51~22:11 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」にシロナさんが現れました。<補足:身長142 80(E)・51・69 学生服>
シロナ > 王立コクマー・ラジエル学院は、学びの園である。
ここに通う貴族子女も、一般市民も、思い思いの授業を選択し、学んでいる。
そうなると、やはり人気のある授業に、人気のない授業、と言うのも出てくるわけで。
人気のある授業の場合、大教室になり、その上で、教師が豆粒のようになることも有る。
基本教師は最下段で、黒板に板書をするから。
今日はたまたまと言うか、前の席に座ることができずに、一番後ろの、一番奥の席に座ることになった。
視力は良いので板書は問題ないが、先生の声が、あまり聞こえない。
シロナのドラゴンイヤーでも聞こえない、理由は簡単で、遠いから純粋に羽ペンでノートを書く音や。
衣擦れとか、小さな相談の声でかき消されてしまうのだ。
それに関してはちょっと困ったな、と感じるわけで。
「やっぱ、最前列じゃないと。」
最前列では無いと聞こえないわけでは無いが、最後尾に近い方はちょっと。
なんかいい方法とかないかなぁ、と板書を写しながら、悩むシロナ。
シロナ > 暫くの間の授業、板書だけでも一応授業の内容は確認できるから問題はないけれど。
声が聞こえないのは、本当に一寸ばかり不具合を感じてしまうものだ。
しかし、授業もそれなり以上に進んでいるし今から前に行くというのも。
そもそも、だ。
前の席は一杯になっているから、移動もできそうにないので、むうう、と悩ましく目を細める。
―――きーんこーんかーんこーん―――
そんな音が響いて、授業が終わる。
学生たちは三々五々、教室を出ていくのが判る。
シロナも、大きく伸びをして授業の終了に息を吐き出す。
肩を回したりして、授業の集中によってできたコリをほぐして見せる。
周囲も同じような様子で。
とりあえず、誰かと声かけてどこかに移動しようかな、なんて思ってみた。
シロナ > 暫くの間、周囲を確認していたのだけども。
友人は、この授業を取っている様子はなく、知っている人、は居なさそうだ。
まあ、仕方がないか、と小さく呟く。
冷房の効いている教室に居るのは心地いいので、思わずのんびりしてしまう。
次に授業があるわけでは無いので、延々と居たい所ではあるけれど。
授業が始まってしまったら邪魔になるかもしれない。
仕方がないか、と。
ちょっと別の場所に移動しようかな。
シロナはそう呟いて立ち上がり、さっさと去っていくのだった。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」からシロナさんが去りました。<補足:身長142 80(E)・51・69 学生服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」にエリビオさんが現れました。
エリビオ > 王立コクマー学院。
白壁に覆われた廊下は夕刻の赤を飲み込んで、どこか聖堂じみた静けさをたたえていた。
けれど、学生たちの喧噪が去った後に残るのは、蝋燭のように長い影と、どこからともなく染みついた埃の匂い。
そんな修道院の名残を宿す古い回廊を、ひっそりと歩んでいく。
靴音を抑え、無人の校舎を抜けてゆく。
表向きは無邪気な笑顔を浮かべる彼だが、その切れ長の瞳には誰も読み取れぬ沈みを湛えていた。
窓越しに見える広場はすでに人気が途絶え、噴水の水音だけが冷たく反響している。
白亜の壁に手を置くと、そこに刻まれた亀裂や欠けが指に伝わる――二百年の歴史を背負った学院も、今はただ静かに腐りを孕むばかり。
「……身分混合クラス、ね」
ひとりごちる声が、広い廊下にかすかに反響した。
嘲りとも希望ともつかぬ色を帯びた声。
エリビオ > 時計台の針がひとつ、乾いた音を刻む。
それだけで、世界のすべてが動いたかのように錯覚するほどの静けさだった。
窓から射し込む光はすでに薄く、机と椅子の列は影の中で並木のように沈黙している。
人の声も笑いも消えた場所は、かつて修道士たちが祈りを捧げていた伽藍のように、ただ厳粛に息を潜めていた。
なにげなく手を壁に当てる。
触れた途端、そこに残る冷えと石のざらつきが、妙に生々しく指先に伝わる。
意識すれば、今にも回転の術式を発動できるのだと分かるが――敢えて何もせず、ただ静かに手を離した。
「……賑やかなのが好きだけど、こういうのも悪くない」
呟きは空虚に沈む。返す者はいない。
耳に届くのは、外の噴水の水音と、帰路につく生徒たちの声、そして遠いどこかの扉が軋む音だけ。
エリビオ > 静謐たる教室にも飽きてきた。
暮れかけた夕陽に照らされる白壁を巡り廊下に出る。
校舎を出れば、広場の噴水が夕闇に溶けている。
遠くで残るざわめきに背を向け、肩に黒マントをつけて、足早に去っていく。
白亜の学院は何事もなかったように沈黙し、ただ鐘の余韻だけが長く空へ漂っていた。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」からエリビオさんが去りました。