2025/07/31 - 15:40~17:07 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」にルーベルさんが現れました。<補足:リミット眠気まで/後入り、別部屋・別シチュ移行、私書での呼び出しなどいずれも歓迎>
ルーベル > 「構築魔術式ので肝要なのは魔力操作の精緻さと、扱う魔力への理解ゆえ、
 想定よりうまく扱えぬときは大抵そこに難が出ておる。
 自身の知見だけでは限度もあるゆえ、時には他者からの視点も有用であったりするので、参考にのぅ」

自身も得意とする構築魔術式の授業の締めくくり。
使用者が自分に適した魔術、魔法を表現する魔術式を作る必要はあるが、
うまくベースを作れれば媒介にそれを刻みいつでも発動できる。もっとも、魔力そのものの供給も必要だが。

理論もながら直感的な魔術行使の才もある程度必要…とはいえ、術式次第で魔力量などの多寡をごまかすこともできる。
絶対的な魔力量だけに依存するばかりでなく、習熟しての操作能力を伸ばせば効果も様々に工夫できる。

そういった技術を広く知らしめることに本人が格別否やはないこと、逆に様々な発想を見られることから、身分問わず授業は門戸を開いていた、
必修授業などではないが魔族討伐経験のある講師の授業ということで、実践的な知識を求めるものが良く受けている。

受講者は生徒だけでなく、講師、冒険者、戦闘に用途が限られないからか、技師などの姿も散見されて。

「次に、媒体の特性だが…っと。ふむ。ここまでかの」

講義に熱を入れていれば鳴り響く終礼の鐘。
黒板に例示に書いた魔術式で遊んだりするものがいないようにと、自らの手でしっかりと消していく。

授業の後は、参加者から個別に質疑があることも往々にしてあり。
教材を確認しながら仕舞いこむ魔導士貴族には、好い噂も悪い噂も相応にあるが。
その日、個別に何か尋ねる者はいるものかどうか。