2025/08/09 - 23:32~01:38 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 生徒寮・職員寮」にシロナさんが現れました。<補足:身長142 80(E)・51・69 学生服>
シロナ > 学校の中、遠くから通えない学生は、此処の寮に入るのは一般的である。
なぜなら、学生用だからいろいろそろっているし、外の宿をとるよりも安いし、学校に何より近いから。
シロナの様な、学校に程近い場所に住んでいる学生には必要がないので、シロナ自身は、此処に棲んでない。
「えっと、この辺り、だと思うんだけどね……?」
シロナの右手には、紙袋。
そして、左手には、メモ。
シロナはトゥルネソル商会のお使いとして、学生だからここに入りやすいという事で。
デリバリーのお手伝いを頼まれた。
とある学生に頼まれた品物を、学生寮に届けるという物で。
学生の名前と、部屋番号の書かれたメモ、荷物を渡された。
とはいえ、シロナ自身学生寮を使ったことないので、間取りが判らない。
一階の寮母さんの部屋に行って、部屋の場所を聞いて、やってきたこの場所。
メモに書いてある部屋番号を探しながら、寮の廊下をてくてく歩く。
シロナ > 「うーん……。」
近くには来ている感じがするが、さて、もう少し先だろうか。
寮の部屋は多いし、場所もあまり不親切な作りなので、一寸ばかり迷ってる感がある。
ちょっとばかり?いや、完璧に迷ってる気がする。
「よく考えれば……広いんだよなぁ……。」
そう、超広い、とっても広い。
学生の数を考えれば、近くから通える人だけでは無いのだし。
あ、まじか、とシロナは目を細めて、一寸あきらめの表情で天井を見る。
シロナ徘徊回の開始だと認識。
お手伝いを投げ出して、去るのはシロナ的にはカッコ悪いのでしないが。
それでも、長期戦を覚悟しなければ。
「覚悟完了!」
覚悟完了したもよう。
シロナ > うろうろ、うらうら。
シロナはたっぷりと長い時間を、寮の廊下を歩いていく。
広く大きな寮、一階から……さて、何階あるだろうという大きさのそれだ。
あちらこちらと歩いて。
「あった……!」
ようやく見つけた、目的地。
シロナはノックをして、注文の品物を渡して、代金を回収し。
そして、家に戻……るのではなく、商会に戻って、お使いの終了を報告するのだった―――。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 生徒寮・職員寮」からシロナさんが去りました。<補足:身長142 80(E)・51・69 学生服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 教練場・運動場」にシロナさんが現れました。<補足:身長142 80(E)・51・69 ハルバート レザーベスト・レザーパンツ 魔獣のコート>
シロナ > 今日はシロナは、学生服では無かった、能力減衰のベルトはつけたままではあるけれど。
今日の授業は、戦闘訓練授業。戦士クラス、騎士クラス、冒険者志望クラスなど、戦いに身を置くことを望む学生が受ける授業だ。
今日のシロナは、戦士として、授業に参加するのだけども、全力を出すつもり。
そもそも、シロナは腰のベルトのおかげで、全力を出しても相手と対等にまで能力が調整される。
なので、全力で技などを出すことができるし、技術を学ぶにはうってつけ。
それでも、元々の能力、身体能力以外の感覚や、経験や、技術の習得があるから、学生から一歩も二歩も先を行く。
シロナ的には、大好きな授業のうち一つだ。
「よーし、おまえら、掛かってこいやぁ!」
全力で周囲の学生を挑発する。
その両手には、木製の訓練用のハルバード、ぶんぶか振り回し、にやりと笑うシロナ。
ああ、久しぶりに、筋肉が……たぎる気がする。
腹筋も良い感じに、見切り、と力が込められる、踏み込む足も、良い感じに地面を抉る。
そういえば。と。
「こいつは、どうかなぁ……。」
この間の冒険で手に入れた、足甲。
ローラーダッシュする、太古の魔道機械、自分の能力が下がっているが。
この魔道具はどんなふうに動くのか、ちょうど試すにはいいよね、と。
まず、最初の挑戦者を、シロナは紅色の瞳で、見据える。
獲物を狩る時の、ドラゴンアイ。
シロナ > 「…………。なっさけないなー。」
シロナは、小さく呟く。
同じ学生のみんなは、遠回りにシロナを見ているだけであり、挑んで来ようという様な気概のあるような人はいなさそうだ。
ハルバートを構えて立つ、流石に、一合もせずに授業が終わってしまったら単位はもらえない。
さてさて、と、こそこそ逃げる彼ら。
まあ、女だからとなめてかかってきた彼らを全力でぶっ飛ばしてしまった事も有る。
それだからこそ、シロナに挑むのは勇者とか言われる始末だ。
シロナはどうしたものか、と思いながら、近づくと、学生たちはそそくさと逃げる。
追いかけっこの様子になっているようで。
「掛かってこいよぉ?」
ほらほら、アタシはフリーだよぉ❤
そんな風に言って見せるものの、誰も、学生が近づいてこないようで。
先生はいないかな、と視線を巡らせる。