2025/08/24 - 11:04~21:45 のログ
ラーラ > 身の上を聞いて、それは大変そうだと思う
冒険者は、直接の命の危険も多々あるのだというから
それはそれとして

「家族と!あなたは!別でしょっ!?
そりゃあ褒められることはあるけど、そんな風にすりすりするのはやりすぎ!」

きゃんきゃん吠える子犬。いや、子ドラゴン
思わず、いつもは意識して抑えている尻尾が出て来る
尻尾は感覚こそ鈍いものの、鈍いだけでちゃんとある
更には、捲れたのはスカートの方で…下着が外気に完全に晒されている状態
それらを指摘されれば、尻尾に意識がいって…"その"感触を感じてしまい――

「~~~~~~~~っっっ!?!?」

思わず思いっきり立ち上がり
勢い余って前につんのめり
太い尻尾がぶん、と下から男子生徒を襲い
前転するように階段状の教室をどんがらがっしゃん、と転がり落ちていく

その途中、翼の縮小もとけて…真の姿となる
下の方まで落ちた少女はすぐに立ち上がり…、きっ、と上を見上げる

どうやら、この程度の落下では全くダメージにならない身体らしい
ちなみに転げ落ちていったので、頑張れば半脱げの純白のショーツが見えたかもしれない

「やっぱりすけべ!
わかっても言わないのが紳士でしょう。大体、オズワルドが髪にすりすりとか変態なことしなければ$%&#$##$%#!!」」

きゃんきゃん
顔を真っ赤にしながら吠えるどらごん
尻尾も翼もばったばった動いて、スカートの後ろ側は捲れているし、制服も背中側が大きく捲れている
男子生徒を見上げているからその内は見えないだろうが、相当はしたない状態だ

オズワルド > 「ええ~…。貴族ってわかんない。
 綺麗な髪見たら、チャンスがあったら撫でたりすりすりしたりしたくならないのか…。」

なお、平民の視点で見てこの行為がどうなるかと言えば、この男子学生に関するうわさ話が全ての判断基準になるだろう。
きゃんきゃんと高い声には、むしろどこか楽し気にしていたくらいなのだけれど。

「あ、
 おごっ」

自分の腕すら無視する勢いで立ち上がられれば、そんな間の抜けた声。
何なら、その後にどんがらがっしゃんしていくのは、抱き留めていた腕が中途半端に引っかかっていたせいかもしれないが。
それはそれとして、どらごん尻尾に見事に顎を打ち抜かれた。
いたたた…って顎を押さえていたせいで、純白のものが見えなかったのは、男性生徒にとっての不幸であり、女子生徒にとって救いであったかもしれない。

しかして、それもまなざしが転げ落ちた女子生徒を見下ろすまで。
どう見てもはしたない恰好になっている有様に、かたんっと椅子を揺らして立ち上がり。

「いや、オレがスケベなのは否定してない事実だとして。
 今のは流石にそっちからだろ。そのままでどうぞって言ったのもそっちだろ?良く判らんが、体質なら制御できてないのが宜しくない。
 それに第一、」

言い返しながら、とた、とたん。 階段を降りる足音。
見上げて来るどこか別種の生き物を感じさせる瞳を覗き込みながら、ふいに顔を近づけて。

「そんな恰好されてたら、誘われてるのと同じじゃね?」

唇を寄せたのは、角が間近にある耳元。ふ、と吐息と一緒に声を吹きかけながら。
くるり、背に回した右手が、羽の付け根近くをがしりと捕まえた…つまるところ、ほぼ露出した背に触れているわけで。

ラーラ > 貴族の変態は、うまくその辺の欲望隠して近寄ってくるのよ、なんて
聴きたくもない貴族の裏事情を知ったところで事件発生
そのままでいいとは言ったものの、色々指摘されて一気に慌てた少女による暴虐
ある意味、身勝手なのは貴族共通なのか、きゃんきゃん吠える

医者も匙を投げた先祖返り
抑制しようとしても…"大本"が強すぎてどうしようもない
今は経過を見るしかない
それが彼女の状態であったが、説明できるほど少女も冷静ではない

「そのまま、何にも言わずに楽しんどけばいいじゃないっ
わざわざ恥かかせるように言葉に出して…っ、う、ううーーー
で、でも…そう、私が わ――――…」

尻尾に残った感触を振り払うようにぶんぶん、と振る
気付かなければよかった、と思いつつも
思い直してみると確かに自分が悪い。尻尾が当たった感触もしたし、とりあえずは謝らないと…と思いはしたものの
その時には男子生徒が間近に

「~~~~~~~~~~!!!!???」

一等敏感になった耳
悪口も褒め言葉も良く聞こえ、刺激にも過敏なそこに声を当てられ
更には、翼を掴まれれば思考が瞬間的に沸騰する
いくら自室では自慰をたまにして、そういうえっちなことにも興味があるお年頃で
更には、自分が大概悪いのだとしても…剥き出しの背に触れられるのは
年ごろの少女にとって、理性よりも本能…防衛本能が勝つ

「はなして!!」

叫びと共に、ぶおん、という風きり音
今度は故意に。少女の体とは不釣合いな太い尻尾が男の腹を打ち据えようと振るわれる
踏み込みが無いわりに力はかなり強いが、声も上がっているから予兆は察知できる程度の速度
避けられなければ横腹に直撃、避ければ翼を離すことになるだろうか

オズワルド > 「いやあ…あのまま楽しむのはちょっと罪悪感が…。
 まあ、今は無いけど。一発貰ったし。」

ひそ、ひそひそ。声を潜ませて囁きかければ、当然淡い吐息も耳にかかるわけで。
…ちょっとした悪戯のつもりで、舌先が耳たぶをつんとつついた。
のだが、

「のごっ!」

強い言葉と一緒に振るわれた尻尾が、ものの見事に横っ腹に直撃した。
たたらを踏む、という程度で済ませるには強すぎる尻尾の一撃が招くのは、転倒という結果であり。
すなわち羽を掴んでいる手を離していないので、もろともにすっころぶことになる。
痛みで正直ただ素直に転がっても良かったのだけど。辛うじて見せる男の意地。
自分が下敷きになる形で、床に転がる形になると良いのだけど――
その場合はその場合として、今度は正面から体が密着し合うことになりかねない。
季節は夏。 暑い季節に対抗するために薄着の季節だ――。

ラーラ > 勉強していた時の落ち着いた空気はどこへやら
先生が見たら怒りそうなほどに教室は荒れている

男子生徒が避けなければ、長く太い尻尾は…勢いもついてないのに力強く、正面から男の横腹を打ち据えて
それでも意地で翼を離さないなら、自分が打擲した男に引きずられて、またごろごろと教室を二人とも転がる
この程度では傷つかない身体だが、更なる意地が功を奏したのか男が下の状態
つまりは、裸同士なら騎乗位か素股か。そんな体勢に近い
更に、翼を掴まれているから自然と距離は近く…

「…………、~~~!、―――っ、っ、ぁ…」

わなわな、と少女が震える
自分の状況、罪悪感、それらがない交ぜになるも…
結局は恥ずかしい体勢になっていることに思考が支配されている

「ご、ごめ。じゃな、はーなーしーて!
なんで打たれてるのに離さないのよ!わ、わたしが悪かったから離して!」

後でちゃんと謝るから、とりあえずは離れたいと暴れる少女の体
尻尾に比べれば弱すぎる拳で男の体を叩く
硬いが、尻尾と翼以外に力はないものの
耳に響くきゃんきゃん声が自然に収まることはない
なにより、頭が危険だ
暴れているから頭も不規則に前後に揺れ、硬い角がこれもまた不規則に振り下ろされている…

オズワルド > ごろんごろん。
年頃の男女というより、転がしたジャガイモかというくらいの転げ具合で教室の床を転がった結果が、これだよ。
騎乗位が何かかな…?今度は太もも辺りに、当ててんのよ。の状態かもしれない…。

「いっ、たぁ…。」

流石に頭の一つも打った。羽を掴んでいるのとは逆の手で、頭を押さえて呻く声が一つ。

「って、やめっ、頭動かすなっ、いたいっ、いたいからっ。
 わかったよ放す。放すからあばれんなっ。」

がん、ごん、ごす、暴れまわる角つき頭を制御するすべなど男にはない。
頭を執拗に角で打ち据えられて、デコのあたりが赤くはれる中、わかったわかったとばかりに、羽を捕まえていた手が離れる。

「こ。こんなところで死の恐怖を味わると思ってなかったぜ…ラジエル学院、恐ろしい場所だ…って言うことにするのと。
 お前ほんとやり過ぎだろ…って言われるの。 どっちが良い?」

ラーラ > 翼を掴まれていたから、どこかを揉まれたとかそういうことは無いものの
それでも、密着に近かったし…性差を感じる体の感触を味わったのは少女としても感じている
興味が無いと言えばウソだが、それはそれとしていきなり色々あると混乱する
貴族のセクハラは、どちらかといえば言葉による精神的なものが多かったから、余計に

転げまわったものの、曲がりなりにもドラゴンな少女はノーダメージ
羞恥以外に、受けたダメージは無い
きゃんきゃん騒いで、離してもらった後は…ばっ、と逃げて…ぎりぎり声が届く距離に居る
少し集中すれば…尻尾と翼がしまわれ、はしたない格好から脱却していく
スカートと制服を直して向きなおれば

「…うん…、発端は私…ごめんなさい
治療費は私に請求してくれていい…
けど、けど!私も……恥ずかしかったんだから!いきなり、あ、あそこのこと意識させて…あ、あんな恰好…う、うーー!!
お、おわり!この話は終わり!私はもう帰るから!ちゃんと治療してね!」

素直に謝りつつも、羞恥については譲らない様子
せめてもとして治療費は全額持つと言い放ちつつ…駆け足で元の席へ
荷物を持って、そのまま駆け足で教室を出ていこうと顔を真っ赤にしてあわただしく動いていく

オズワルド > 「いや、格好はオレは悪くない。」

少女が体を離れさせたのならば、床に座り込んだまま上体を起こしつつ。
そこはきぱっと言い切った。真剣な面持ちだ。だって制御できてないのが悪い。その点は譲らない。

「でも恥ずかしがらせたのはごめんな。
 そこまで耐性ないとは思わなくて。」

オレのドスケベを噂するくらいだから、猥談の一つはしてるだろうと思っていた男子生徒判断。
女子生徒は、オレが思っていたより清純派だったのかもしれない…そんなことも脳裏を過ぎ去るが。さて。
ともあれ、追う気がないのを示すように、此方は床に座って、其方を見上げたまま――
この角度なら見えないかな…何とは言わないが。言わないが。そんな目つきだった。

「ともあれ、まあわかった。治療費は今度請求するな。
 前見ないで走って転ぶなよー!」

頭重そうで転びそう、までは言わない良心があった。
そのまま、相手が教室を出るまでは見送る形になるだろうが…さて、
出て行ったのを確認した後。

「…とりあえず保健室行くか。」

さすがにデコが痛い。シップの一枚二枚くらいは処方してもらえるだろうと、ようやく床から腰を上げて。
荷物を回収した後は、そのまま保健室に行くこととなる…。
なお保険医からは、その程度男の勲章だろう!とか言われてシップ1枚だけが貰えたそうな。

ラーラ > 誰かほかの貴族に食われたりして、性癖開拓などされた後なら
あのまま退廃的な交わりなどしていたかもしれないが
残念ながら、今はただのエロに興味があるだけの少女
初対面の相手に体を触られて発情するほど開発されてはいなかった

もちろん、この学院には男を容易く求める女子生徒も居るだろう
そういう風土なのだから、逆に少女の方が珍しい反応かもしれない

「転ばない、っ、し!わぁ!
~~~~~っ、ああもう…っ、ば、ばいばい!!!」

荷物を取った少女は、転びはしなかった
しなかったが、教室の出口で躓きはした
ぶわ、と少し短めのスカートが捲り上がり…シンプルな白ショーツがほんの一瞬見えるだろうか

そんなラッキースケベを残しつつ、それに言及するほど精神にも余裕がなく
少女はダッシュで教室を後にした

後日、届いた治療費が安すぎたため
そんなわけはないと…貴族らしい世間知らずさで、男子生徒にはシップ代と少し難しめの採取依頼の報酬程度の額がスシュノヴァ家から届いただろう――

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」からオズワルドさんが去りました。<補足:ラジエル学院制服>
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 身分混合クラス 大教室」からラーラさんが去りました。<補足:ちみっこい/長い青色髪/普段は隠している同色の尻尾/でか角/>