2026/02/22 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にキオナさんが現れました。
キオナ > 「おー!大衆浴場とはいってもなかなか景気の良い作りだなこれは!」

服を脱ぎ浴場へと足を踏み入れた褐色の少女の第一声は感嘆の声だった。
異国情緒あふれるレイアウトや細かいところまで拘りを感じる意匠を見て、大衆浴場とはいえこんな豪華なつくりの大浴場で体の疲れを癒せるとなると気分も上がるというものだ。
早速身体を隅々まで丁寧に洗い、身体を包んでいたタオルを畳んで湯に浸からないように避けて置き、湯に浸かる。

「おおうっ…これはなかなか…蕩けるくらい…気持ち良い…」

肩まで湯に浸かるとまるで一日の疲れが湯に溶かされていくようで思わず気の抜けた声が出る。
至福の表情で目をとろませると深く息を吐いた。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアレインさんが現れました。
アレイン > がらり、と戸を開いたのなら眼の前に広がるオリエンタルな風貌の大浴場は思わず唇を震わす吐息を零すものだった。
まずは洗い場にて艷やかな金髪から筋骨隆々の肌を泡立てて清め、長髪を後頭部に纏め上げたのならば腰にタオルを巻いて湯殿へと巡っていく。
まずは掛け湯からという注意書きに木製の桶を手に頭からざぶんと掛け湯をしていく内に
少女らしき声が聞こえた方にと薄蒼の眸を向けていく。
そこに映る心地良さげに眸を細める褐色の少女を見つけたのなら口元を緩ませ。

「実に気持ちよさそうに入っているね。隣、良いかな?」

寄りかかる湯の淵側から声を掛けていく。

キオナ > 心地よい湯加減に酔いしれるようにだらしない表情で体の力を抜いてのんびり寛いでいたところに上の方から低い声が聞こえてくる。
声の主は金髪の長い髪に筋骨隆々の、見紛うこともない男性で、口元を緩ませながら湯舟の淵からこちらを覗いていた。

「んっ?そうだね、どーぞどーぞ♪一人でのんびり浸かってるだけもすぐ飽きちゃうだろうし、せっかくの良いお湯だ。一緒に楽しもうよ。」

彼の声掛けに屈託のない笑顔を浮かべながら快く了承すると、伸ばしていた足を折って胡坐を掻いた。

アレイン > 長身の己に声を掛けられればどのような反応をするかと楽しみにしていた。
が、その結果は快く承諾されて笑顔まで向けられるのだから。
きょとん、と瞬きを繰り返して面食らってしまう。
それでも少女の陽気さに惹かれるようにタオルを外して折り畳んでから隣に腰を下ろしたのなら。

「ありがとう。男で、しかもこんな大男が入ってきたとなれば吃驚させるかと思ったのに。
 君は混浴になれてるのかな?」

語りながらも湯の下で片膝を立てる姿勢となって何気なく天井を眺め。

「ふぅ。良い湯だ……宿で湯で清めるんじゃこんな風に気持ちよくはならない。」

濛々と湧き上がる蒸気と内なる熱で、体の内外温められて吐息が快さげに響いていく。

キオナ > 「…どした?隣、来ないの?」

即答での快諾に面食らったような顔を見せる彼に少女は怪訝そうな顔を浮かべる。
タオルを畳んだ後で隣に腰かけ湯に浸かった彼の言葉に首を傾げながら応える。

「吃驚…?まあいきなり声をかけられてちょっとびっくりしたけど、脅かしてやろうって感じでもなかったしなぁ。…混浴?何それ。面白いの?」

どうやら少女は温泉文化を全く理解していなかったらしく男湯や女湯、混浴というシステムすら理解しないままで湯舟に浸かっていたようだ。
彼の言葉に的外れな返事をしながらも天井を見上げて吐息を吐く彼に習って天井をぼんやりと見つめる。

「本当にねぇ…オレの故郷なんか身体を清めるの川の水でだったから余計に身に染みるよ。良い文化だよね。お風呂ってやつ。」

少しだけのぼせたのか、彼の隣の位置取りは変わらず淵に腰かけなおし両手を挙げて伸びをする。
湯に脚だけ浸かった状態でピンっと伸ばすと足の先でぴちゃぴちゃと湯を叩いて遊びながら男に話しかける。

「にーちゃんはこの風呂ってやつによく来んの?」

アレイン > 「混浴ってのは男女区別無く入るお風呂のことさ。普通は男と女で別れてるだろう?」

仰ぐ天井は薄白い湯気がたなびいている。時折ぽちゃん、と小気味よい音が聞こえる静かなる湯殿。賑わすのは2人の声。
他愛もない会話を交わしながら感じる風情に唇が弧を描いていく。

「川の水は辛いな。特にこんな寒い季節。
 良い文化だと思うよ温泉は。こうして見知らぬ人とも抵抗なく離せる気がする。
 ……。」

隣から跳ね上がる水音に天井を眺めていた眸が彼女の方へ。
そこで凝視してしまう。何気なく裸体を湯から飛び出した体に。
まだ年相応に幼くはあれどほんのり火照る褐色の肌は美しいとすら感じた。
だから水遊びの如く揺らす脚ではなく胸や腰の括れ辺りを熱持つ薄青で見詰めながら。

「あ、ああ。よく来るよ。良い出会いがないかなと期待してこの温泉に。
 そしたら君と出会えた。
 俺の名前はアレイン。君の名前を聞いても良いかな?」

キオナ > 「へえ~、男女分かれてる風呂もあるんだね。…それって面白いのかな?オレは男女裸一貫、包み隠さずにこうやって付き合う方が楽しいけどなぁ。」

天井で滞留する湯けむりの流れを面白そうに眺めながら、反響する水の音、天井から滴る露が肩に触れる冷たさ。
湯加減だけでなく五感で風情を感じながら時折すうっと通る涼しい風を心地よさそうに受けながら少女は目を細めてのんびりとした口調で男に返した。

「まあ川での水浴びも、慣れるとあれはあれで楽しいところはあったけどね。そうだねぇ…湯の温かさに心もほだされるのかねぇ?」

彼の瞳が少女の裸体を捉え、目を奪われたように凝視する視線を感じると少女の視線も彼に移る。

「どした?オレの高貴な赤肌に見惚れちゃってさ。まあきれいだから仕方ないよね。こんな赤肌持ってる奴なんてこの国にはそんなにいないはずだし、せっかくだ。気が済むまで目に焼き付けときなよ。」

羞恥心や抵抗心を感じさせない、見たいならもっと拝めとばかりに不敵に笑みを浮かべ目を細めた少女はくくっと笑いながら湯舟に再び肩まで浸かり、男に触れるくらい密着しなおしながら下から紅眼で顔を覗き込む。

「ふふっ、その言い方だとオレとの出会いが良い出会いって言ってるみたいで気分がいいね~。アレインね…。オレはキオナだよ。」

アレイン > 「異性に見られると恥ずかしいと思う人がいるのさ。
 でも俺は君と同じく包み隠さずに付き合うほうが楽しいな。」

雑談の中、ゆるりと細めていく眸も……。

「君がいうと水遊びも楽しそうだ。川遊びはあまりしたことがない。
 昔やっておくんだった。
 ふふっ、熱で心が絆されるか。確かにそうかもしれない。」

眩き陽光に注ぐかの微笑みも、等しく彼女の裸体に添えていた。
そんな中、まるでこちらの心を見透かしたかの言葉には、照れくさそうに濡れた前髪を無造作に掻き揚げて。

「ふはっ、お見逸れしました。その通り、君が無防備にも晒された裸体に見惚れていたよ。
 とても綺麗な肌だってな。
 それじゃ遠慮なく目に焼き付けさせてもらおう……っと。もう湯に隠しちゃうのかい?」

少女が零した笑い声にのせるようにクツクツと喉を無らしながら肩まで浸かる彼女の行方を見守り。
やがて湯の下でふれあいそうにまで密着し直されると微かに肩を震わせた。
緊張と興奮で――

「良い出会いさ。キオナ。君みたいな人と仲良くなりたいと思っていた。
 ……なぁ、キオナ。良ければあっちの方の温泉に入らないかい?」

片方の指が、つ、と貸し切り風呂の方を指差す。
もう片方の手が、ゆっくりと華奢で括れた腰に腕を回そうとしていた。

キオナ > 「…あ~。なるほど、確かにね…。川遊びなんて暖かくなったらいつでも楽しめるよ。今年はアレインも川に行くといいよ。」

彼の言葉にようやく合点がいったようにポンっと手を叩く。
確かに王国に来てから普段着の露出などで驚かれたり街ゆく中でも肌を見られて恥ずかしそうにしている女性を何度も見かけたがそういうものかと納得したようだ。

「少し湯冷めしそうだったからね。機を逃したらオレの赤肌を見逃しちゃうから見れるときにしっかり拝んでおきなよね。…ふーん。あっちのお湯も楽しそうだね。一緒に入ろうか。」

まるで白状するかのように正直に答えた彼にお湯の中でケラケラと笑いながら寒いからサービスはここだけと足の先だけお湯から出してちゃポンと再び湯に戻す。
貸し切りの湯を指しながら、彼の手が少女の腰にかかるとその動きに合わせて少女も身体を寄せる。
彼の仕草であらかた向こうの湯の目的を察したのか、目を細めながら耳元で囁くと彼に連れ添われて立ち上がり、誘われるままに次の湯へと歩いて行った。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からキオナさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からアレインさんが去りました。