2025/10/13 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にマドレーヌさんが現れました。
■マドレーヌ > マドレーヌさんは売れっ子娼婦である。
日頃忙しい体を癒すために、オフは温泉旅館で連泊や湯治を楽しんでいる。
そして、今日は10月のオフを消化するべく、このように連泊の一環として、温泉へ。
昼の日中に、今空いている温泉が混浴しかないと、受付で教わる。
今は入っていないんじゃないでしょうかねと言われ、それならと。
更衣室の引き戸の音がカラカラと空く。軽く視界が霞む湯気の中、彼の視線の先。蛇口の前の椅子に座り、背中に湯をかけている彼女の後ろ姿。
見ればわかるほどの豊かな体つき。背中からはみ出している胸を見れば、相当の大きさであることはわかる。おおよそ彼と同じくらいの外見年齢。
ざばぁ、と背中を降りていく湯のヴェール。髪に巻いたタオルからブラウンの髪がのぞく。
■エレイ > 「……む」
目の前で湯の水面の揺らぎに合わせてゆらゆらしているアヒルを時々指でつつきながら
のんべんだらりと湯を堪能していたところ、ふと聞こえた出入り口の戸の音に男はピクリと反応した。
湯煙で霞む視界の先、掛け湯を始める人影を認めれば、ほう、なんて小さく呟きながら目を細めて。
過剰なほどに女性らしさを主張する豊満なシルエットに口元を緩めつつ、掛け湯を終えるまで声は掛けずにその姿を眺め。
「──やあやあコンニチハッ。お一人ですかな?」
やがて、湯船に近づいてくるタイミングで男は声を掛ける。
目を向ければ、湯船の縁に背を預けたまま片手を上げてニッと明るい笑顔を浮かべている男の姿が見えるだろう。
■マドレーヌ > 湯気の向こうからじわじわと立ち上がってくる容姿のディティール。
”年上のひと”、という概念を形にしたかのような、落ち着きと優しさが滲む、おっとりとした顔立ち。耳の角がほんのわずか、ごくごく少しだけ、尖っている。
砂時計型のシルエットを保つ絶妙な肉感の良さ。立体的な体格は実際よりもサイズを大きく感じさせる。もちろん、遠目に伺えたように、その胸も、太ももも、お尻も、絵に描いたように豊満。その肌は大理石のようにきめ細かく色白。
「…受付では誰もいないときいていたのですけど、ええ、一人ですよ?今日は休日なので、せっかくだから温泉にと。……あなたも休日かしら?」
失礼しますね?と断りを入れて、ゆっくり湯船に肩までしずまる。
体からふっと力が抜け、あぁあ、と吐息が漏れる。
昼からの温泉という贅沢にどっぷりと浸かりながら、彼の少し前あたり、湯船の中に突き出た岩に背中を預け、彼のいる方に頭を向けた。
彼女が湯船に入ったことで波が生まれ、彼のあひるが、ふゆん、とマドレーヌの胸の間に当たる。
「あら、これは…?」
あなたの?と目で尋ねている。
■エレイ > 「そうか……残念ながら俺様が先に入っていたので貸切ということにはならなかったが
他には誰もいないのでお前全力でゆっくりしていっていいぞ」
混浴の風呂場の中、男の存在にも動じない様子の女性ににへらと笑いながら、
現在この露天風呂には男の他に誰もいない、という旨を独特の言い回しで伝え。
男のすぐ前で彼女が湯に身を沈めてゆくまでをじっくり目で追いながら、あなたも休日か、との問いには軽く思案する仕草を見せ。
「まああ……俺は冒険者をし手なんだが今は特に受けている依頼もないので暇しているのは確かだろうな。
そっちは何の仕事を? あ、プライベートの時間に仕事の話とかノーカンとかってんなら別にいいが」
と、返答をよこすついでに彼女の仕事なども訊ねてみる。
話したくなければ構わない、と眉下げて笑って付け足しつつ。
そんな折、波に揺られたアヒルが彼女の胸元に触れ、それについても視線で問われると笑いながら軽く頭を掻き。
「──ああそれは俺の私物です。カワイイでしょう? 最近の俺の風呂のお供なのだ。
とはいっても実はただのオモチャではないのだが……」
フフリ、と意味ありげに笑ってそんなことを言う。
深い谷間に漂着したアヒルは、無機質な赤い円らな瞳を彼女に向けていた。
■マドレーヌ > 仕事を聞かれて、しばらく考える。
「仕事は…簡単にいうと、触れ合いで、人を助ける仕事をしていますね…」
いくつかの言葉の中から慎重に選んだ。
実際、ノーシスのシスターではあったのだから、嘘ではない。
清廉な雰囲気も帯びているが、なんとなく艶っぽい。
…色気過剰の聖職者か、ノーシスにある特殊な奉仕活動のものか、少なくとも…
なんとなく、そういう稼業の人である、というのが透ける。
あるいは歓楽街の情報誌や、彼女がいる店のロビーの絵姿で見たことさえもあるかもしれない。
「ええ、とってもかわいい。…目が赤いのはちょっと珍しいような……」
一度アヒルを掬い上げ、赤いアヒルの瞳を見ている。
しばらく思案してみても、わからない。
ざばざば、と彼のそばまでくると、つい、と押し出してアヒルを彼に返す。
「冒険の合間のお休みなんですね?」
ああ、お互い大変体を使ってきているんだわ、というシンパシーがうっすらと。
「日頃はどんな依頼を受けているの?もしよかったらでいいけれど」
■エレイ > 「──ほう……ンフフ、まああ確かにキミと触れ合えれば色々助かりそうではありますなぁ」
しばしの間の後、帰ってきた答えは仕事の内容を明確にするものではなかった。
だが男は気にするでもなくフフ、と笑って悪戯っぽくそんな言葉を返す。
彼女の漂わせている雰囲気から、色々類推することも不可能ではないが──深くは訊かないと男は既に決めている。
故に、それ以上の追求はしなかった。
「普通の色合いではないのは確かになと認めているが、そこではなくてな……ホレ」
側までやってきた彼女からアヒルを受け取り、再び湯の上に浮かべて。
自分のピアスをチン、と軽く指で弾いた後で指先を虚空で振ると、アヒルがすす……と動き始めた。
彼女の胸の前で円を描いて周回する、明らかに意識的な動きを披露して。
「そういうことですな。──ン? そうだなあ、色々やってますとも。
ダンジョン捜索にモンスター討伐とか護衛、用心棒に警備……あと逃げたぬこ(猫)の捕獲とか、
一般家庭の壊れた屋根の修理なんかもやったな。他にはここ(温泉旅籠)の仕事の手伝いをすることもあるべ。マッサージ部屋でマッサージ師の真似事とか」
普段受けている依頼の内容を問われれば、顎に指を当て上を向きながら一つ一つつらつらと上げてゆく。
冒険者らしい荒事から、些細な手伝いレベルのものまで、言葉通り色々やっている。
最後に温泉旅籠に関連する仕事も依頼として引き受けている、と人差し指を立てながら笑顔で告げて。
■マドレーヌ > 「大変助かると思いますよ?……どうぞ気が向いたらぜひ。お待ちしてます♡」
さて、アヒル。
「魔法で動きますの?まぁ、珍しい。」
面白そう。目にはっきりと興味が浮かぶ。
ドワーフのカラクリか、魔導機械か。
なんにせよあまり見ることがない。
彼女は機械には全く疎いが、いたく気を引かれたよう。
「多才なんですね。……大きなものから小さなものまで。」
感心。実際仕事を手広くこなすはそれは大変だろうと思う。
でもそれは見方を変えればよく働くということ。
そんなに多才ならば、一つお店に上申しておこうかしら、と思うなど。
しかし当感わりかし気を引いたのがマッサージができる、とのこと。
「……そうなら、一つお願いがあるのですけど。肩を…少し揉んでいただけます?」
結構張っているの、と困っている様を示す。
「少しでいいの。」
■マドレーヌ > ”肩”を気持ち強調していた
■エレイ > 「正確には魔法ではないが……まあ似たようなモンという認識でOKだべ。
そして動くだけじゃないぞ、目も光るのだッ」
彼女の好奇心を刺激できて気を良くしつつ、アヒルを数回彼女の前を周回させた後、
ぴたりと再び正面から向き合わせ。
男がトン、とアヒルの頭をつつくと、その赤い両目がキラリと光った。
──実は、目が光るのはその中に仕込まれた撮影用の魔導機械が起動したことを示している。
現在アヒルは、目前にある彼女の乳房を大写しで撮影しているのだった。
「それほどでもない、謙虚だから褒められても自慢はしない。ただ俺様自身が興味を持てるかどうかで決めているのでやんない時は頼まれてもやんないんだがね」
多才だと賞賛されて、ドヤ顔で言葉だけ謙遜しつつ。
すぐに眉下げた笑みを浮かべ、大げさに肩をすくめてそんなことを付け足し。
不意の彼女からのお願いには、ぱちくりと瞬きして。
「──ふむ……まあいいでしょう。せっかくなので俺のマッサージスキルを体験してもらいまひょ。
じゃあ後ろを向いてもらえますかな」
少し思案した後、ニッと笑ってサムズアップしながら了承。
それからこちらに背を向けるよう促し。
■マドレーヌ > うおっまぶしっ
…とは妙齢の美しい女性なので流石に言わないがまあ眩しかった。
マドレーヌさんはたいていのことはあらあらで流せなくない人なので、
(性癖はいろいろなのです。人間は皆多少はえっちなので、赦しましょう…)
えっちでないと少子化になる…少子化になると王国は困る…
と、極々聖なる気持ちを持たなくもない。
「………もしかして、ですけど、何かしてません?」
なんとなく、何かを感じる。
「あの〜。せっかくなので、その目にしっかり収めた方がいいと思います。その、もし、ですけど…」
流出をうっすら警戒していた。お店の用心棒は怖い。
肩、揉んでいただけますし。
と言い、彼の前にその首筋とおくれ毛を晒す。
「………では、お願いしますね?」
■エレイ > 「──む……フフ、なかなか勘が鋭いですな。まあ……その話は後でまた詳しくしまひょ。
とりあえず心配は無用なので……」
アヒルの目は一度強く光った後は、眩しくない程度に点灯した状態を保っている。
彼女からの指摘に軽く目を丸めれば、小さく笑って「何かしている」ことを
そこはかとなく認めるようなことは言いつつも、撮影は止めずに。
アヒルも、その中の機械も男独自の異能を動力にしているため、男以外に中身を参照できる者は存在しない。
そのことを、彼女は後で男から説明されることになるだろう。
それはそれとして、お言葉に甘えて目にはしっかり収めさせてもらうのだが。
「ン、じゃあ失礼して……ああちなみに名前を伺ってもエエですかな。
俺は謙虚な旅人で冒険者のエレイというのだが呼ぶ時は気軽にさん付けで良い」
彼女が指示に従い背を晒せば、そのうなじを目を細めて見つめながらひた、と
湯で温まった両手を肩から首の付け根あたりの位置に触れさせ。
まずはゆるゆると撫で回しながら、変わらぬ口調で彼女の名を問いかけ、ついでに自己紹介もしておき。
男の手指が確かめるように肌の上を這う、それだけでもある程度の心地よさは感じられるかもしれない。
■マドレーヌ > 後ほど、説明を受けたら、マドレーヌさんは深く納得した。
それなら大丈夫です、どうぞご自由に?とのこと。
何に使うのか、一切詮索しないし、気にもしていないのだった。
本職なので。
「マリアです。どうぞよろしくお願いしますね?エレイさん。」
今日はオフだから、お店の名前は言わない。
肩。
滑らかなカーブと肉付きではあるけれど、その下は凝っていた。
今行われているものだけでも、肩に血が通い楽になる。
ついでに肩越しに谷間も見える。結構深い。
「…ぁ、そこ、です。」
くふ、と息を吐いて、どんどん肩の力が抜けていく
■エレイ > 「マリアさんすな、こちらこそよろしくだぜ。──ふむふむ、確かに凝ってますなあ。
こいつはしっかりほぐしてやらねば……」
肩越しに谷間を眺めながらも肩の凝り具合をしっかり確かめた男は、やがてぐ、と
その柔肌にしっかりと指を押し付けて。
「んじゃ、本格的にやってくので……誰もおらんし、声は存分に上げてもらっていいぞよ」
ニンマリと笑った表情が見なくてもわかりそうな声色でそう言って、ぐぐ、と本格的な指圧マッサージを始めてゆく。
男の丹念なマッサージにより、彼女の肩の凝りはすっかり解されていっただろう。
彼女がどんな反応を示したのか──それを知るのは当人達と、ずっと彼女の前でその姿を機械に収めていたアヒルだけが知ることで……。
■マドレーヌ > その成り行きはこの場の二人と、アヒルの目に収められたものだけが知るところ。
お肌のふれあいとその反応を見るということについては、マリアさんも実は畑違いの玄人。
風が立つと湯煙が少し濃くなったようだった・・・。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からマドレーヌさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエレイさんが去りました。