2025/09/21 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 浴衣一枚だけで旅籠をうろついて、暇があれば混浴温泉で一息ついている。
湯治といえば聞こえはいいが、怠惰な一日だ。
思い立ってランニングなんぞしてみたら、、ずぶ濡れになって風邪をひいた。
風邪が治ってからランニングを再開する気にはなれずに、療養名目で入り浸っている。
「やっぱりツイてない気がするんだよな……」
いい出会いがなかったわけでもないが。プラスマイナス、大幅にマイナスではないか。
主に領地が水害にあったのがいかんともしがたい。今年は農作物も全滅だろう。
「来年もどうかなあ……」
脱衣所で浴衣を脱ぎ捨てて、かけ湯一杯。ざぶんと湯船に浸かる。
ロクに汗もかいてない綺麗な身というのがまた情けないような気もする。
■グスタフ > 遠い雷と光の瞬きが見える。
もうすぐここらも雨が降るのだろうか。
不安定な天気。肌がピリピリと反応する。
熱いのに寒いような心地になって、薄気味の悪い空気にため息を吐く。
早めに湯を出て、身体を拭いて、酒でも飲んで寝るべきかもしれない。
「ひと肌恋しいねぇ……」
ざばっと湯船をあがり、ガラガラと脱衣所に戻っていく。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > 温泉旅籠の一画、通常の湯殿があるところとは別の場所。
靴を脱ぎ、足だけを湯に入れながらに据えられた椅子の背もたれに巨躯を預けてぼぅっとしている男が一人。
全身湯に浸かる温泉でなく、足だけ湯につける入浴法があると聞いて試しながら、
脇にはちゃっかりと酒を用意してもらってそれをちびちびと少しずつ飲んでゆっくりとしていた。
「あ゛――……」
一口酒精を含んで喉に落としては、心地よさげに低い声を小さく零す。
稼ぎが良かったときは仲間内にお大尽とばかり安酒振る舞うことも多いが、
こうやって一人で高い酒を置いて贅沢な時間を過ごすのも乙な物とばかりに、
上機嫌でうまく稼ぐことのできたあとの余暇を満喫していて。
■アキアス > そのままゆっくりと宿で過ごしていく……
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にリーラさんが現れました。
■リーラ > 色々と黒い噂は耳にすることもある温泉旅籠。
今までその噂の実態を目にすることも無ければ、被害にあうことも無く。ただ、単に多様な温泉施設が楽しめる保養施設だと認識して気軽に利用する利用客。
そのひとりとして、泊まり込みの客として本日利用しているのは温泉ではなくそこに併設されたサウナ。
「はぅ……いい汗が出る……」
長い髪をタオルで纏めて、湿度と熱気の物凄いサウナの中でちょこんと座ってその灼熱地獄を堪能中。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > いつもの旅籠に滞在中、見目麗しい美人がいるとの噂に
そそくさと混浴温泉に向かった男。
脱衣所に確かに脱いだ衣装があり、期待に股間を膨らませて
喉を鳴らして温泉に入るが人影がなく……。
「まてよ」
そういえばあまり行かないが併設されたサウナがあったなと入り込む。
すぐに汗が噴き出す暑さの密室の中、確かに噂通りの美人を発見した。
凄い美人ではあるが、角の様子から人間ではないことがわかる。
気にした様子もなく、そのまま全裸で近づいて。
「隣いいかい?」
目の前にそのまま半勃起した全裸姿のまま訊ねる。
セクハラもいいところだろうが、隠すのも不格好なので仕方がない。
■リーラ > むわりとした熱気の立ち込めるサウナの室内に、扉の開く音ともに外気が入り込む。
目線を剥ければ、男がひとり。それが全裸なのは、ここがサウナだからいいとして股間を隠すことも無く堂々と近づいてきて、隣はいいかと訊ねてくる。
ここで、うろたえ悲鳴をあげるほどには初心でもなく。ちらりと男の顔から目線を下げて、股間を一瞥すれば半勃起状態。
不躾だと咎めるべきか、紳士的にスルーしてやるべきか。
その二択は、わたしのような美少女が目の前にいればさもあらん。そういう意識がちらりと浮かんで、後者を選び。
「まあ、かまわないが……」
さすがに、股間を凝視するほど男に飢えてもいないし。羞恥心的なものもあり。すっと、目線を男から外して鷹揚に頷く。
■グスタフ > 熱気に混ざる女性の匂いが、妙にドキドキする。
何か嗅いだことあるような匂いに、近づいて相手の視線を探る。
興味がないわけではなさそうだが、一瞥したくらいではわからない。
「魔族にも有名なのかい、この旅籠は」
世間話程度に話を振りながら彼女の身体を上から下まで舐めるように見て。
少し鼻を利かせるように相手に少し寄せて。
「こんな美少女を見るのは珍しくてね……不躾で悪い」
置いた手に、手を重ねて。拒否されなければ、と唇を寄せてみる。
「いや、この混浴の場は独りの異性を誘うのは推奨されてるくらいだからね。
今宵の相手をどうかな?」
■リーラ > 魔王たる少女の柔肌から滴る汗をはじめとして、蒸れた乙女の匂いがサウナの密室に熱気とともに立ち込めている。
他の利用客もいない個室状態だったせいで、他の臭気が混じることも無く。だらだらと、汗を流してサウナの熱気を堪能してい魔王様は、男の問いかけに軽く頷き。
「多少、黒い噂を耳にするが。温泉施設の充実ぶりが良いとは聞いている」
誰もが知るというほどではない気がするが。その手の情報に詳しいものに訊けば、最初の方に名が出てくる程度には知られている。
そうやって、ここに足を運んで気に入った身としては有名な方だろうと、尊大な態度で応え。
舐めるように見てくる目線に、不躾に過ぎると思いながらも表面には出さず。
「……自覚があるならば、良しとしよう」
鼻を利かせるように寄せてき相手に、匂いを嗅がれると意識して身を引こうとし。
美少女という称賛とともに、手を重ねられて動きを止める。
美少女という称賛ひとつで、あっさりと見る目があるではないかと寛大さに揺れた心は男へと改めて目を向け。
「別にそのようなつもりで、ここに来たわけではないのだが……
お前は見る目があるようだから、良しとしよう。相応にわたしを楽しませてくれるんだろうな」
上から目線な態度ではあるが、男の誘いに応じた。
■グスタフ > 「勿論、グスタフと申します。それでは……名を訊いても?」
鷹揚な仕草に応えるように仰々しく恭しく手を取って。
あまりこの場には相応しくない深い辞儀で連れ出していく。
そうして二人はサウナ室から連れだって出ていった。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からリーラさんが去りました。