2025/07/28 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にカグヤさんが現れました。
カグヤ > 決まった休みのある仕事ではない。だからこうして皆が働いている時間に一人蒸し風呂を堪能する事も出来た。
本を集める以外の趣味らしい趣味と言えば普段伸ばせない足を伸ばしての入浴。
今日はたっぷりと蒸し風呂と、水風呂を満喫していた。火照った身体を締めるの繰り返しを経て、今は浴衣を羽織り小さな外気浴のスペースへ。
そこへ置かれたタオルの敷かれたウッドチェアの一つに腰を下ろし、そのまま足を伸ばして寝そべった。

「んぅ──、はぁ…… 気持ち、良かったぁ。」

外気浴とはいえこの暑さをそのままでは不快なだけ、そこは温度調節も吹く風も全ては計算されたものだった。
背後で流れる音楽は鳥の囀りや木々の騒めき、波の音等自然な音が代わる代わる流れて自然と瞼は閉じてゆく。

普段押し込められている図書館も、勿論好きだけれど開放的な格好で誰憚る事なく寛げる空間も勿論好き。

カグヤ > 長い事外気に晒した身体。所謂整うサッパリとした気分に自然と表情が緩み頬が綻ぶ。
精いっぱい背伸びをしてから身を起すと、さて次はどんなお風呂に入ろうか。そんな思案が巡るばかり。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からカグヤさんが去りました。