2025/07/21 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」 ふたなり湯」にリスさんが現れました。
■リス > 夜の夜中に、カラり、と引き戸が開く音がする。
其処に入ってくるのは、小柄な女性ではあるが、それなりに、むちりとしている少女。
出るところは出ているし、全体的に柔らかくポチャッとしていると表現していいのだろう少女だ。
リス・トゥルネソルという、少女で、ダイラスに本店を持つトゥルネソル商会の長女。
マグメール支店の店長である彼女は、仕事を終えた際に、ここに来ることが多い。
大きなお風呂でのんびりするのが好きだし、誰か可愛い子がいれば、口説くのも大好きだから、だ。
リスは、人竜ということも有って、とても好色だったりもする。
とはいえ、だ、その性的趣向は、基本的には女に向けられていて。
だからこそ、こういう場所、気兼ねなく女の子に誘いを掛けられるところにやってくる。
まずは洗い場へいき、体を洗って、汚れと埃を落としてから、少女は湯船につかる。
今日は乳白色のお湯らしく、白い肌のリスが入ると、溶け込んでしまう様な、そんな気がする。
ちゃぷり、ちゃぷり、と肌に掛け湯をしながら、ふぅ、と大きく息を吐き出す。
商店での疲れが抜けるようだ、と、小さく笑って呟く。
■リス > 全身をお湯に浸からせて、ぱしゃり、ぱしゃり、と体を温める。
夏ではあるが、温泉の温かさは気持ちよく、汗が抜けていくような気がする。
はふぅ、と大きくため息を吐き出す。
気持ちよくて、ほんのりと白い肌が赤くなっていく。
温まっているのを感じて、浴槽の隅に体を預ける。
今回のお風呂は、檜の浴槽であり、リスが入り、その分お湯がざばぁ、と流れていく。
何人かの人間がいるが、リスはまず、のんびりと周囲を見渡す。
暇そうな人がいれば、と思うけれど……。
時間が時間でもある、やはり人は少なそうだ。
声をかけることができるかどうか、と思うのだけども。
何となく、今はもう少し様子を見ておこう。
そんな風に考えられる状況。
ただ、誰かと会話したいとも思うし、虎視眈々、だったりする。
■リス > しばしの間、お風呂でのんびりしていたのだけども。
今日は日が悪そうだ。
特に声を掛けたいと思えるような人がいなさそうだし、と。
少女は立ち上がる。
ざばり、とお湯が流れ出し、リスはタオルで肌を隠す。
ホカホカとしている肌を隠しながら。
リスは、ゆっくりと、脱衣所へと戻り、体をふいて去っていくのだった―――
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」 ふたなり湯」からリスさんが去りました。