2025/06/08 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」に莎花公主さんが現れました。
■莎花公主 > この温泉旅館には多種多様の湯がある。
その湯の中で、柑橘類の果実を入れて、その香りで心を落ち着かせるような、そんな湯が張られている風呂。
その風呂に浸かっているものが1人。ゆったりと力を抜いて湯を楽しんでいた。
「ふぅ……湯につかると、気持ちが落ち着きますね……
だから、お風呂はたまりません。」
ぽつり、ほわり、そんな雰囲気の言葉で独り言。
この湯は混浴になっていたからこそ、入ったというのもあった。
なにせ、外見を見てみるだけなら女性に見えるだろうが、
自分にはつくものもついている。
後天的なものだとは言え、気になる者は気になるだろう。
なにせ、使うこと自体は出来るのだから。
とて、誰かが来ればそれはそれでよし、来なければただ湯を楽しんで部屋に戻ればそれも良し。
その程度の考え方でゆっくりと湯を楽しんでいた。
ただ、この浴室がいつもと違うとしたら、柑橘香とは少し違う、甘い香りがしのばされていることだろうか。
■莎花公主 > そのまましばらく湯を楽しんでいたが、十分にあたたまり、リラックスできたのを確認してから宿の部屋へと戻っていく。
その後、その部屋で何が行われていたのかはまた、別のお話。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」から莎花公主さんが去りました。