2025/06/06 のログ
■バティスタ >
「でもいいわね。温泉…。
うちの大聖堂にも創ろうかしら…」
どこから引いてくるのか、という問題はがあるが。
身を清める湯浴み場とは別にこういう贅沢な空間があっても良い。
かかるお金は、信徒や大口の支援者が如何様にもするだろう。
「…‥ま、今日のところはゆったりと──」
鈴の音のような声を心地よさ気に蕩けさせ、波立つ湯面に白磁を映し落とす。
そうして、存分に王都までの旅の疲れを──言うほど感じてもいないが──癒やすのだった。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からバティスタさんが去りました。