2026/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にエウヘニアさんが現れました。
エウヘニア > 諸々終えた帰宅の途。
石畳を踏む足音は軽いのか、それとも重いのかはその日の出来事次第だったりするけれど、今日はおおむね何もない日のはず。

緩く編んだ髪が揺れ、街灯のぼんやりとした明かりに明るく浮かぶ。
ケープスタイルのローブの上着が歩調に合わせるように揺れて。

一日の世俗の愁いから解き放たれた帰り道は、なんにせよ、気の抜けたものにはなっている。
ぼやーとした様子で歩きながら、まだそれなりに人通りの多い通りをふらついていた。

どこかで食事をとりに行くべきか、それともまだやっている魔道具や書籍を扱っている店を覗いてみるべきか、とか。
そんなこと考えずに自宅にまっすぐ帰るべきか、とか。

己の取りうる手段をいくつか考えて、どれも選び損ねたように。
でもたぶん──

「真っ直ぐ帰るのが正解、かなあ………?」

へろー、とした緩い声音が独り言ちる。
遠く聞こえる雷の音。
春の雨は風邪ひきそうになるからやだなーとか嘯きながら、それでもまだ少しの猶予はあるだろうことを認識しながら、のったりとした歩き方。

おなかすいたし思考力はちょっと、結構、大分、下がってる模様。
飴玉とか何か口に入れておけばよかったかも、とかは考えてる。