2026/03/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にトリシャさんが現れました。
トリシャ > 日も暮れ始める時間帯の平民地区の大通り。
そろそろ宿を探す必要があるのだが、足は宿が並ぶ通りではなく冒険者用品を扱い店や武器屋に向いていて。

「やはり…単純な分だけ見つからないですか」

何軒かの店を見ては溜息を零し。
簡単に見つかりそうで見つからない、飾り気を配した実用第一なメイス。
案外そういう物は需要はないのか、何軒かの店を見ても見つからず。

その事に溜息を吐いては次の店を見れば宿を探そう。
そう決めては目についた店、冒険者用品店の軒先に並ぶ武器に目を向けて眺めて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
「ったく、消耗品はこれだからなぁ」

 男は主武装はそう簡単には壊れないから問題はない。とはいえサブウェポンはそうはいかない。 
 男が探すのは小型のナイフ。戦利品で首を落とすのにも使うし狩にも使う。場合によっては投げたり閉所での戦闘。用途は様々な。
 そうして店にたどり着けばそこには妙に不釣り合いな見た目。
 なんとなく目に入ったのもあって。

「……冒険者さんかい。武器を探してんなら手伝うぜ。これでも色々と店は知っててな」

 なんて言いながら隣に並ぶ。 
 相手の服装とかを見て。

「探してるのは。剣士……って感じの服装じゃねぇな。スタッフかメイス。あってもフレイルって所か」

 剣士ならローブ状の服は着ない。となれば魔法使いか鈍器と判断していた。一応弓という選択肢もあったが、それなら見る場所が違うだろうなと思っていた。

トリシャ > 剣や槍ならばそれなりにあり、扱うこともできはするが好みではなく。
使い慣れたメイスが一番と探すが、どうにも不要と思える装飾がついていたりする。
最悪はどこかでオーダーメイドしかないか、そう考えていると隣に人影。
視線を向ければ見知らぬ男が立っていて。

「そんな所です。探していると中々見つからないので困ります、本当に。
詳しいのですか?」

視線を向けると声を掛けられ、思わずにそれに答えて。
そして詳しいと聞くとそれは助かるというように頬を緩め。

「これでも神官、神官戦士とこちらでは言うほうがよさそうですね。
探しているのはメイスです」

男のいう言葉、服装でどんな武器を探しているかと判断する様子にそれなりに戦いなれている人と見て取り。
探しているものを告げては、できるだけシンプルなのをと説明をして。

クレイ >  
「10歳から戦争で飯食ってる男舐めんなよ、どんな武器でも何でもござれだ」

 ヘヘと笑って返すが中々に壮絶な経歴ではある。
 ほーんと神官騎士と聞いてから店に目線を移す。

「神官戦士ねぇ、でメイスと。なら見るべき店はここじゃねぇな。睨むなって店主、ちゃんと俺は買うし、そもそも予算次第だったらここで見繕うっての」

 俺の客だぞという目線を向けていた店主に向かってそういう。そして自分のナイフだけさっさと購入。
 そして支払いを済ませてしまう。

「予算は? 予算次第だったら魔法道具の店の方が良いかもしれねぇぞ。あっちなら魔力の通りが良くなるメイスなんかも売ってるし、何よりも」

 と適当なメイスを持ち上げる。
 とはいえそれは彼女にとってはかなりバランスの悪い武装ではある。

「こういう店にあるメイスはどうしても魔法を使えねぇ男向けのばっかりだ。丸太みたいな腕した男がぶん回すような。そんなのばかりだ。だから魔法使えるなら魔法道具の店を見るのをオススメする。でも、たけぇからな。予算がないならどんなのが良いか話してみてくれ」

トリシャ > 10歳からと聞けば大ベテランだと目を丸くし。
それなら自分が探すものを簡単に見つけれそうと期待を持ち。

「一応は聖職者ですから刃物は出来るだけ避けてる訳です。この店は流石にないですか…」

そしてこの店ではないと聞くと肩を落とし。
店主が睨む中、男がナイフを買う間は静かにして。

「予算はこれぐらいです。魔法の品ではなく、出来るだけシンプルで丈夫、そういうのを探しています。
メイスと魔法は別に使っているのでそこは気にしなくても大丈夫です」

男が持ち上げたメイスを見るが、どうにも自分に合いそうに見えず。
魔力が通るよりも丈夫さ、実戦でメインに振り回すものが欲しいと口にして。
そして告げた予算はそれなりな武器なら買えるほどの金額であり。

「女性向きのメイスはこういう店には無い訳ですね…。これでも力はある方ですけど男性用は握りとかが合わないですから。
女性用のメイスを扱っている店などはご存じですか?」

予算はあり、女性用のメイスと説明をしては大丈夫ですか?と期待に満ちた目で見つめて。

クレイ >  
「どうせなら共有できる方が良いと思ったが……まぁ、どっちにしても予算たりねぇな。それだとかなり幅が縮まっちまう」

 魔法の品はとにかく高いのである。まぁ男の場合知ってる店が高い店ばかりというのもあるが。
 女性向けのメイスと言われるとウーンと考えて。

「そもそも女で純粋パワーファイターってのがかなりレアだから、どうしても需要がすくねぇんだよな」

 という割には別に悩んでるようにも見えず。
 むしろまるで夕食を考えているかのように気楽な顔をして。

「ま、知ってるけどな。でも一応見繕うって店主には約束してるし、一応この店で候補を出すならこれだ」

 といって差し出すのは一応は小型のメイス。グリップはガッシリと皮が巻き付けられている。
 なのだが、握りが太目に見える。それこそ男性向き……なのだが。

「こいつのメリットはグリップが皮って所だ。皮を巻きなおせばかなりグリップは改善できる。こいつはかなりハードな皮だが、ソフトな皮やなんなら紐とか巻きつけちまえばかなりしっかり握れる」

 とはいえやはり男性向けを改造した代物。完全にマッチとはいかないだろう。
 これで一応店主との約束は果たしたわけだ。

「で、女性向けのメイスの店を教えてほしければ……んー、そうだな。20ゴルド。酒1杯分だけ奢ってくれれりゃ十分だ。どうする」

トリシャ > 「足りませんか…。この町は色々とお金が掛かりますからこれ以上は…」

足りないと聞けば肩を落とし、女の身でこの町で過ごすにはお金が掛かると零し。
男が唸るのを見ては難しい注文だったかと見返し。

「探せばいると思いますが…需要が少ないですよね」

需要と聞くと、普通女性なら魔法か細剣が多いという自覚はあり。
ただ男の様子はあまり悩んでいるというようには見えず。

「知ってるなら知らないような考え方はやめてください。ややこしいですから。
この店にも候補が?」

男の言葉に思わずに突っ込みを入れ。
そして差し出されたメイスを受け取り、皮が巻きつけられたグリップを握る。
その握りの太さは男性向きで自分にはやや握りにくく感じ。

「手を入れれば女性でも扱える訳ですか。それなら……んー…少し軽い感じですね」

男の言葉に納得し、それならと数度試しとメイスを振るってみると軽く感じ。
握りの皮を変えれば保持は解決するが、重さの違和感に悩み。

「一杯おごります。それで案内をお願いします」

メイスを男に差し出して返し、そして案内をお酒一杯でお願いしますと頭を下げて。

クレイ >  
「だろうな、特に女1人となったら宿も安宿って訳にはいかねぇし」

 それこそ朝には男に囲まれて終わりだろう。
 しかし相手の反応を見てハハハと笑う。

「逆に店の候補がいっぱいあったからな。どの店にしようか悩んでたんだよ。でも、こいつを軽いって感じてるなら当初の候補で間違いなさそうだ」

 と言ってメイスを受け取って元の場所へ戻す。
 店主は約束はしっかり果たされたので何とも言えないが不服な顔を浮かべていたかもしれない。

「了解、でもちょいと面倒な場所だからあんま離れんなよ」

 さっさと向かう先は貧民街にほど近いエリア。
 当たり前だが周りには娼婦やら目をぎらつかせた男やらが一気に増え始める治安の悪い場所。言ってしまえば魔窟への入り口ともいえるような場所。

「貧民街の奴らの自衛武器で見ると打撃武器は便利なんだよ、剣とか槍みたいに高くねぇし、技術が無くても当てれば大ダメージ。でも貧民街内部だと流石に治安が終わってるってわけで。こんなギリギリの場所に店を構えてる。その店には」

 と到着した店は半分屋台。
 だが武器が並ぶ。その大半がナックルやただの棒。そしてメイスであった。

「打撃武器が集まる。娼婦が自衛で使えるように女性向けのもな。ここなら良いと思うぜ」

トリシャ > 「宿が一番お金がかかりますね」

本当に信用できる宿でなければ身の危険。
そこでお金がかかるので武器購入までの予算が中々と困った顔をして。

「候補が多い意味での困ってた訳ですか。でも、このメイスは軽いですよね?」

不服そうな顔の店主は気にせず。
今度何か買いに来ますと挨拶程度に声をかけておき。

「面倒ですか……わかりました」

男の言葉に頷けば、離れないようについて歩き。
そうして向井佐紀は貧民街の方面。
治安が悪いというのが空気や人の目つきですぐにわかっては気を引き締めて。

「極端に言えば木の棒でも打撃武器にはなりますよね。中に行くつもりは流石にないですよ。
こんな場所でも十分危ないと思いますけど…」

そんなことを話しながらたどり着いたのは半分は屋台?という店。
商品を一目見れば打撃武器、メイスもあり。

「こういう場所に集まる訳ですね。そういう方が使うなら確かに打撃武器が一番ですか」

男の言葉に納得しては早速と商品のメイスを手にして重さなどを確認し。
悪くはないと感じて軽く振るが、ふと思い出したように男を見て。

約束のお酒の代金です、と先に20ゴルドを使ってしまう前に手渡して。

クレイ > 「そういう事、木の棒だろうと打撃武器だ。そして剣と違って、欠けたりしないし、欠けた所でダメージは変わらない」

 刺さって抜けないとか、血油で滑って斬れないとか。そういうデメリットもない。
 誰が使っても100の性能を引き出せる。それが打撃武器。技術次第で200や300に化ける武器ともいえる。

「ま、悪い奴にわたる事もあるけどな。相手を殺さず無力化するにも便利だし」

 サラッと怖い使い方も言うのが綺麗なだけではない男であった。
 そして20ゴルドを受け取ればフッと笑って。

「そういえばそんな事話してたな。正直、どれだけ素直に言う事聞いてくれるかのテストのつもりで出しただけだったし忘れてたわ」

 場所が場所だけに勝手に動かれると男も面倒だった。
 その為素直に言う事を聞くならという確認で出したのがあの条件だった。それすらも拒んだり、渋ったりするやつなら勝手な行動をする為こっちではないもっと品揃えは悪いが安全な店に連れて行くつもりだった。

「今度はちゃんと店通しての依頼を受けさせてもらうぜ神官さん。クレイだ、酒場や宿屋で銀鷲に繋いでほしいって言えば何日後かに俺から出向いてやる」

 なんてサラッと自分を売り込む。

トリシャ > 男の言う事はごもっとも。
刺さって抜けない、血油で斬れないもないというメリットがあり。
当てればいい、素人から玄人まで使いやすさが目立つ武器であり。

「それはどの武器にも言えますよ。頭さえ狙わなければですね」

武器はどれもそんな危険がありますと返し。
約束は約束ときっちりと手渡して。

「判らない場所に行く以上、言うことは聞きますよ。変な場所に行こうとすれば別ですが」

平民地区でも危険な場所があるのに貧民街行きで勝手に動くなど自殺行為。
そこまで無謀ではないし、怪しい行動を取らないなら言うことを聞くのは当然だと返して。

「その時も出来れば安くお願いします。私はトリシャです。それが良い事を聞きました」

それなら困ったときには頼むことにします、と笑みを見せて。

クレイ >  
「剣とか、素人が使ったら即死かかすり傷だぜ? メイスの使いやすさは昔結構世話になったしな」

 誰しも打撃武器は1度は通るものだと男は信じている。
 懐かしいと思わず言ってしまう。

「中にはそうじゃねぇのも多いんだって、冒険者や傭兵なんか特にな。あぶねぇっつってんのに突っ込んで死んだ馬鹿何人見て来た事か」

 やれやれと言いたげに肩を竦める。
 自分に自信があるからこその行動だろう。自信は悪い事ではないのだろうが。ありすぎるのも困りものだ。
 安くと言われればニヤリと笑って。

「依頼内容次第だな。銀鷲は高いって有名なんだ。初回サービス。随分安い場面で使っちまったなトリシャ?」

 と今回の件をネタにしてそういう。
 そしてメイスを見て。

「で、良いのは見つかったか?」

トリシャ > 「自分を傷つける場合もありますよね」

それを考えると打撃武器は素人向きの武器に思え。
しかしこれを愛用し、神官である以上、刃物を使おうとは相変わらず思わず。

「駆け出しや何度かの成功で気が大きくなっている人がそんな感じですね」

男が肩をすくめるのを見てはその光景が想像でき。
自信と無謀の区分けが付かない人は困りますと溜息を吐き。

「今回みたいに何かを教えてほしい、になると思いますよ。知らなかった訳ですし、しかたないですよ」

男の言葉に知らなかったので仕方ないと零し。
そして素振りをしたメイスを戻して別のものを手にし。

「そうですね……これとか良い感じですね」

そう言ってヘッドがやや大きい物を選んで。