2026/01/15 のログ
■リシェル > 「さ、流石に揶揄ってるのわかってきたからね!?」
ここまで可笑しそうに可愛い可愛いと言われれば流石に気付く。
とはいえ可愛いと言われればやはりまだ恥ずかしそうな声ではあったのだが。
ふん、と鼻息荒く、腕を組み、目は細めてじとりとアレインを見上げていて。
じいーと顔は赤く不機嫌そうにその笑みを浮かべる薄青の瞳を見つめ続けて。
そうこうしていれば、ギルドへとついたと言われればその看板と建物を見上げる。
「故郷のかーちゃんというか故郷の集落になんですけどね。医者もなんにもないので」
ギルドを見上げながらぽつりとつぶやいて。
決意を改めるようにギルドを睨め付けた後にぱっ、と元の様子へと戻りアレインへと顔を向けて。
「おにいさんありがと!道に迷わなくて済みま―――」
ぽん、と肩に手を乗せられれば言葉途中で止まりびくっと一度身体が驚いたように跳ねた後、少しだけ固まった。
年上の男の人に触れられたのもこれが初めてであり。
そうして名前を聞けば、その様子は氷解していき。
「あ、えっとリシェルですアレインおにいさん」
あわあわとしながら本名を答えた。
■アレイン > 揶揄っているとといわれると少しだけ眉を下げた表情で。
「可愛いと思っているのは本当さ。嘘だと思われるのは悲しい。」
悲しそうに俯く顔は……しかし、クツクツと喉を震わせながら頬が緩んでしまう。
だって顔赤らめながら腕組む姿は威圧……というには愛らしさが合ったのだから。
やはり可愛い……と唇から零れそうになる唇は、続く家族のことを呟いてギルドを見上げる彼女に真一文字に結ばれる。
肩に置いた手はその決意するかの軽く揺らして。
「頑張れって言ったけれど無理はするなよ。
おっと、急に触って悪かった。つい、な?」
と言葉を零しても手は離せずにいた。
固まる彼女がやがて弛緩してくれたのに、ぞくり、と背筋が粟だったからだ。
「リシェル……いい名前だ。よろしくな。
ところで、この後用事はあるかい?
良ければ君と親交を深めるために付き合ってほしい場所があるのだが。」
■リシェル > 「……そのにやけ顔さえなければ信じるんだけどなあ」
ぶう、と頬を膨らませるようにジト目を崩さずにそう伝えて。
身長的にも全く以て威圧出来ておらず、ただただアレインに揶揄われるだけとなっていて。
「無理はしませんよ。死んだら終わりだから。這い蹲ってでも生き延びるつもりだし」
それは母親からの教えであり、信条としている一つである。
と、真面目に語るものの、肩に手を置かれれば、その手に気を取られて落ち着かない様子で。
「え?用事は特に無いですけど……?」
はて、と首を傾げまたじい、とアレインの目を見つめて。
それは疑うような瞳ではあるものの、ここまで案内してもらった手前もあって。
少しだけ考えたのちに。
「少しなら」
そうアレインへと伝えた。
■アレイン > 「おっと!」
頬を叩いてニヤケ面を戻したのなら漸く肩に置いた手を離して。
「まず信用を稼がないとな。」
思わず微笑みそうになる目元をギルドの方に向けて彼女を直視できなかった。
そのままギルドに向きながら言葉を重ね。
「這い蹲っても生き残るなんて……過激なこと言うじゃないか。
この国でそこまでひどいことにはならない……と思う。
それよりも……。」
見つめ返す彼女の瞳にウィンクをしながら返答を待ち。
逡巡する合間に薄く小首を傾げていく。
「ありがとう。少しでも付き合ってくれると嬉しいよ。
それじゃ行こうか。」
酷くゆっくりと差し出す手。彼女が手を取るならば手を重ねながらその場を後にしよう。
またジト目で返されるのならば己の背をもって導くつもり。
どちらにしても……どこへ向かうかは2人だけが知ることで――
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリシェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアレインさんが去りました。