2026/01/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にカグヤさんが現れました。
■カグヤ > 日が暮れても尚、明かりが灯り人の往来も活発な大通り。散歩がてらの食事も終えて後は帰宅するのみという足は商店を流し見るように。
小物から、服、総菜に酒場。活気あふれる人の営み、そんな中足を止めたのは嗅ぎ馴れたインクの香り漂う書店の前。
特に何か欲しい物があったわけでもないけれど、つい足を向けてしまうのは本が好き、だから。
「お邪魔します。」
大通りに面しているにも拘らず、どこか古びた、薄暗い店内。本棚の奥に一人店員が座っているのが見えるだけ。
並ぶ本も新刊が入り口近辺に。それ以外は価値無価値が混在する、所謂古書店の類。
比較的狭い店内の、壁を天井まで覆うかのような棚を見上げながら、
中には擦り切れて背表紙が読めないものまで、背伸びをして手にしようとしながら、
興味がそそられたのは、その何が書いてあるかすらわからない、表紙も背表紙も掠れた、随分と年季の入った本だった。
とはいえ、つま先立ちでも届かずに、しばし困ったよう。脚立が見当たるわけでもなし、他に興味を移せば良いのに、固執してしまう悪い癖。
「困ったわ……。 でも、流石に──。」
奥に腰を掛けているのは、老人、そう表現して差し支えない男性。
ともすれば気分を害して追い出されないだろうか、そんな不安もあれば声もかけづらく。
■カグヤ > 四苦八苦、挙句手の届かなかった本はそのまま、肩を落とし歩く姿があったとか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からカグヤさんが去りました。