2025/12/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にケストレルさんが現れました。
■ケストレル > 「流石に暮れも迫ったとあっちゃ、依頼の量も落ちて来るか」
冒険者ギルドの依頼掲示板の前にて、ケストレルは独り言ちる
特に予定も無いからと、
ギルドの依頼でもこなそうかと思い立ったは良いが、魔物の動きも鈍るのか掲示板は隙間だらけであった
「やっぱ娼館に行くべきだったかねェ……まあ良いや、こうなったら飲むしかねえや」
酒気で寒さを打ち消そう、とばかりに麦酒を頼み、掲示板から少し離れたテーブルに陣取る
此処に来るまでの間に、何人かの顔馴染みの冒険者にパーティを組まないかと声を掛けてみたが、大抵は恋人や家族と予定があるということだった
まあ、そういう時期だしなと思うと同時、絶賛お独り様のケストレルは何だか無性に居た堪れなくなった
こういう時はパーッと飲んで我を忘れるに限る、と良くない開き直りをしている
■ケストレル > ―――そんなわけで、やさぐれ酔っ払いが出来上がった
「う~、出来るもんなら俺だって恋人と過ごしてーわクッソ~」
虚空に向け、ここには居ない相手への愚痴を溢す
ギルドの職員たちは、『まあ毎年の事だよな』と遠巻きに生温かい眼差しを向けるのみ
たとえ酒に逃避していても、人に迷惑を掛ける人間ではない、という事を把握しているからだ
それでも遠巻きに見ているだけなのは、単純に相手をするのが面倒臭いから
「はぁ~~、家督を継がなくて良くなったとは言えよぉ
いずれは俺も所帯を持たなきゃならん訳でェ……いや、別に持たなくても良いのか?
どっちにせよ、美人の恋人の一人や二人居ても罰は当たらねえよなぁ?」
盛大な独り言をかましつつ(これがあるから本人は掲示板から離れた席を選んでいる)、そのままテーブルに上体を伏せる
そのまま酒の肴に頼んだチーズの盛り合わせから一欠けらを摘まみ上げ、口へと放り込み、麦酒を呷る
「おかわりぃ!」
真っ昼間から6杯目の麦酒である
■ケストレル > 「うぅ~……クッソ羨ましい……」
世の恋人たちへの妬み嫉みを、酒気を帯びた息と共に吐き出しつつ
テーブルに突っ伏して動かなくなったケストレル
飲んだ麦酒の量はそれほどでも無くとも、飲むペースが尋常では無かった
自棄酒よくない、と酒が抜けた後にケストレルはしみじみ思ったのだが、
それはまた、これから数時間先の事で
今はただ、静かな寝息を立てているのみ――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 冒険者ギルド、昨日の冒険の報告後――財布はなかなか、あったかい。
ふんふんと男は上機嫌だった。さあて、美味いもんでも食うか、カジノにでも繰り出すか。
宵越しの金は持たぬのである。
「――さァて。それはそれとして、だ。」
冒険者ギルドから出たところで、ザバーーってバケツをひっくり返したみたいな雨になった。
曇天。さっきまでそれなりに晴れ間も見えたってのに、すぐさまこんな状況だ。
なんとか駆け抜けてしまおうとした人たちが、びしょぬれになって水たまりにコケる姿を見て、自分はやめとこうかなァ、と。
「ッてもなァ、……これいつ止むンだ。」
ぼやいた直後に、ぐぅうう、って腹の音が鳴る。
どうやら、カジノとかより身体はこっちを所望らしい。
ぐぬ、とうめき声一つ。