2025/12/14 のログ
■ケストレル > 珈琲を片手に随分と長いこと考え込んでいた
我に返れば、手にしていたカップから上っていた湯気も消え
掲示板前に居た一行も、依頼を決めて出立の準備に移ったようだった
「……要らんこと考え過ぎちまうくらいなら、体動かすかあ」
カップの珈琲を一気に飲み干し、静かに席を立ち
ギルドの窓口に一言告げて、裏口へ向かう
目的はギルド裏手の訓練用広場の利用
その後は、考える暇も持たない程の鍛錬を己に課すケストレルだった――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 冒険者ギルド、昨日の冒険の報告後――財布はなかなか、あったかい。
ふんふんと男は上機嫌だった。さあて、美味いもんでも食うか、カジノにでも繰り出すか。
宵越しの金は持たぬのである。
「――さァて。それはそれとして、だ。」
冒険者ギルドから出たところで、ザバーーってバケツをひっくり返したみたいな雨になった。
曇天。さっきまでそれなりに晴れ間も見えたってのに、すぐさまこんな状況だ。
なんとか駆け抜けてしまおうとした人たちが、びしょぬれになって水たまりにコケる姿を見て、自分はやめとこうかなァ、と。
「ッてもなァ、……これいつ止むンだ。」
ぼやいた直後に、ぐぅうう、って腹の音が鳴る。
どうやら、カジノとかより身体はこっちを所望らしい。
ぐぬ、とうめき声一つ。