2025/11/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区冒険者ギルド」にケストレルさんが現れました。
■ケストレル > 夜半時の冒険者ギルド、その併設された酒場にて
ケストレルはひとり、気儘に酒を飲んでいた
元々は依頼の達成の打ち上げで、複数人で盛り上がっていたのだが、
夜分遅くなるにつれ、ひとり減り、ふたり減りと、気付けば卓にはケストレル1人になっていたのである
まだまだ騒ぎ足りないとは思ったものの、相手は新米冒険者たちで、当然の様に酒にも慣れていない
「……無理強いは良くねェわなあ」
と自分にも言い聞かせ、後進達が酒場を後にするのを見送ったのだった
辺りを見回せば他のテーブルで騒いでいた同業たちの姿も疎らとなっていて、喧騒もすっかり落ち着いてしまっている
まあ、静かな中で飲むのも一興か、と新たに麦酒を注文しつつ、ケストレルは一度、大きく伸びをした
■ケストレル > 「いや、それにしても気が付きゃすっかり夜分は街中でも肌寒くなって来たもんだ」
運ばれて来た麦酒を空のジョッキと入れ替わりに受け取って、口をつけながら独り言ちる
年の瀬は静かに、けれども着実に近づいて来てるんだな、と感慨深く思いながら酒を呷った
時が経つのは早いもんだ、などとボヤくほど年をとったつもりは無いが、そう口にするのも解る気がして
「……やだやだ、辛気臭い
こんな夜中に独りで飲んでっからだな、人恋しくなって来やがっちまう」
コン、と中身が半分になったジョッキをテーブルに置くと、同じ様に一人で杯傾けてる奴にでも絡みに行ってやろうか、と酒場内を見回す
出来れば女の子で、グラマーなら申し分無いんだけど、と厚かましい希望も添えつつ