2025/10/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」にカグヤさんが現れました。
カグヤ > 仕事終わり、日暮れの早い街、日が暮れるそれだけで食事を作るのが怠くなるのは仕方の無い事。
それ故に足は自宅のある方向から少し離れた大き目の通り、その中の酒場へと。

「ありがとう。 麦酒をグラスで──、あとこの辺りを頂ける?」

通されたカウンター、その端へ腰を下ろすとメニューを見て適当に見繕う。テーブル席や奥のソファ席等賑わい始めた様子に一度視線を向けるけれど。
まずはと置かれたグラスと先付に、舌鼓を打ち満足そうな笑顔を浮かべた。

それでも少し罪悪感が残るのは、そこまで裕福というわけでもないから。明日は家で大人しくしよう、等と考えはするけれど、どこまで意志がもつかどうか……。

カグヤ > 肌寒さを感じる季節も、酒精を取り入れれば自然と体温が上がり始める。
暖かなメニューでそれは加速して、ゆっくりと楽しい時間は過ぎてゆく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 酒場」からカグヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・教会」にバティスタさんが現れました。
バティスタ >  
──貧民地区での活動を終え、聖女は平民地区の教会を訪れていた。

奉仕、布教、伝道、教育、礼拝、参拝…ノーシス主教の宗派の一つとして行う活動は多岐に渡る。
貧しい民の多い貧民地区では配給などを主とした奉仕活動が行われ、この貧民地区では教義を広める活動…布教活動により教えを人々に広める活動が行われる。
今この時も、街中では多くの信徒がその活動を行っている。

その間に教会に招かれた聖女が何をしに来ているのかと言えば──。

法話を終え、礼拝に訪れた者達へと笑みを向け、言葉に耳を傾ける。
柔和な微笑みを絶やさず、身分や種族を問わず、実に聖女らしい立ち振舞。

「(正直肩が凝るけど、こういうのもちゃんとしとかないとね…)」

そんな内心は上辺に漏らさず。
愛嬌と眩いばかりの神々しさをその場にて振りまいていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区・教会」にレックさんが現れました。
レック >  
 そのような教会に訪れていた1人の人物がいた。彼の目的は話を聞く……というわけではない。
 噂に聞く騎士修道会。騎士を志す身として折角だからと見に来ていた。

「……うわ」

 だが、実際に足を踏み入れればその雰囲気に圧倒されてしまう。あまり教会という物に足を運んだことが無かったこともあり、猶更その雰囲気にのまれてしまっていた。

「あ、えっと。少しだけ見学させてもらっていても良いですか」

 だが、ただ立っているだけでは申し訳なく。そう声を聖女へとかける。

バティスタ >  
様々な人間が訪れ、聖女に声をかけてゆく。
その一つ一つの言葉を聞き、丁寧に言葉を返してゆく。

そんな中、一人の少年へと目が留まる。
聖女の異色の瞳(ヘテロクロミア)はまっすぐに彼を見つめ、そして柔らかく微笑んでみせる。

「構いませんよ。
 私達の活動に興味を持っていただけることが、第一ですから」

少年よりも5つ程か、それ以上は幼く見えるだろう少女。
しかしその振る舞いは堂々と、それでいて威圧するものを感じさせない──不自然過ぎる程に柔らかなものだった。

そのやりとりの後も人々と言葉を交わした聖女。
悩みを聞き、怒りを聞き、悲しみを聞き…それらすべてを優しく包み込む。
そんな人の波もやがて落ち着けば、教会の責任者と2、3言葉を交わし…少年へと視線を向けて。

「えっと……如何でしたか? 退屈ではありませんでしたしょうか」

ふわりとした笑み…そして鈴の音のような清らかな声が少年へと向けられる──。

レック >  
「ありがとうございます!」

 許可を貰えれば話をしに行くでもなく邪魔にならないように端の方で見学をしている。
 戦場などにも派兵される騎士団を持つ教団。そんなある意味憧れのひとつでもいうべき活動のひとつを眺めていた。
 しかし声をかけられるとウワッと声を出す。

「あ、はい。とても面白かった……って、宗教行事で面白いって言うのも失礼ですよね。えっと、参考になったと言いますか。なんというか……凄かったです」

 語彙力の急激な低下。
 色々と思いは渦巻いていた。聖女を守っていたであろう護衛騎士の姿、そして民の為にと動く騎士の人達。
 そしてそれを要する聖女。それらすべてが彼にとって表現されたのが凄かったという言葉だった。

「いつも、このような活動を?」

バティスタ >  
面白かった、凄かった。
そんな素直で垢抜けない反応に聖女は笑みを深め、嬉しそうに頬を綻ばせる。
この国で一番大きな宗教、その宗派の一つといっても批判的な人間は少ないわけではなく。
国の裏側や王国の腐敗を知る者にとっては胡散臭い団体であったりもする。
故に無垢さの現れたその反応は聖女にとって好ましいものだったのだろう。
そう、騎士修道会の聖女という存在にとっては。

「そうですね。この地区へと訪れ、教会の方が招致してくださる時は…でしょうか。
 大きな通りでの布教活動をすることもありますが、時に通行の妨げともなってしまいますので」

聖女の姿は否応なく目立つ。
人だかりを作ることを懸念してそういった活動は修道士達に任せている…ということだろう。

「騎士を目指していらっしゃるのですか?」

少年の姿格好。そして護衛の聖騎士達への眼差しから感じた少年の感情を察し、口にする。

レック >  
「そうだったんですね、もしかしてたまにあった人だかりとかってここだったのかな」

 そういえばたまに人だかりとか見かけていたななんて考える。勿論全部が全部ここの訳がない。むしろそうじゃない方が多いだろう。
 それでもその内のいくつかは間違いなくここだったはずだ。しかし自分の事を言い当てられると少しだけ笑って。

「はい!……といってもまだまだ未熟ですが」

 アハハとその笑みは恥ずかしそうな物に変わる。
 まだまだ半人前、それ所か下手をすれば半人前ですらない実力しかない。だからこそ笑われた事だって1度や2度ではない。

「正直に打ち明けてしまうとここに来たのも騎士修道会って言うネーミングに惹かれて……っていう、なんとも罰当たりな理由なんです。聖女様からするとあまり褒められた事ではないですよね」

 それでもしっかりと懺悔してしまうのは少女の持つ雰囲気かそれとも少年の素直な性格なのか。
 そう言いながらもその目に後悔の光はない。

バティスタ >  
快活な返答。
そして自らの目的が不純だとする懺悔。
聖女は微笑みを絶やさぬままに「そんなことはありません」と言葉を返す。

「騎士修道会…ひいては聖堂騎士団。
 信仰を守る為にも剣と力を必要としてしまうのは我々もまた未熟であるということ…。
 切欠は一つではありません。貴方にも、神のご加護のあらんことを」

そう言うと聖女は片手をゆっくりと伸ばし、手の甲の刻印を淡く光らせる。
怪我や病気がなくとも自然を身体に溜まった疲労が抜け、軽くなるかのような感覚を少年へと与える──。

「きっと立派な騎士になれますよ。
 それに、貴方は何か特別な力を持っているように思えます。
 未来の騎士様。お名前をお伺いしても……?」

レック >  
「そんな未熟だなんて!皆様とても凄い方みたいに見えています!」

 なぜか逆にこちらがあたふたとしてしまう。
 自分の一言で謙遜としてそのような言葉を言わせてしまったと思っているのだ。だが加護を受けるとフッと体が軽くなる。数日無理をして溜まっていた疲れが取れたかのような。

「僕はレックと申します。特別な力……ですか?」

 少しだけ考えて。思い当たったようにあぁと声を漏らす。

「小さい時に1回死にかけたらしいんですが、今でも何で生き返ったかわからないそうなんです。もしかしたらその時に何かあった……のかもしれません?」
 
 本人も全く自覚のない力。
 ある意味で不死の呪いであり迷わずの呪い。しかし自覚無ければ運がいいな程度でしかなかった。

「聖女様の方が凄いですよ。あんなに沢山の人を救っていらっしゃるのですから」

バティスタ >  
「未熟、というのは何も恥じるべきことではありませんよ。
 言い換えてしまえばそれは伸び代…。先があるからこそ、歩み、躍進することが出来るのですから」

言葉を手向け、そして名乗りを受ければそれに感謝をするよう、胸元に手を当てて小さく一礼を返す。

(わたくし)はバティスタと申します。
 この騎士修道会のグランドマスターを務めている者です」

丁寧な物腰と言葉。
実に汚れのない聖女らしい、といえばらしい振る舞いは続く。

「(一度死を超越した……加護、というよりも呪詛の類かしらね…)」

その奥で、聖女の芯たる部分は冷静に少年の存在を見通して。

「そうなのですね。それもきっと貴方の運命…。
 この世界に必要であるからこそ、生きながらえたのでしょう」

それを神の御慈悲、などとありきたりなことは口にしない。
ただそれを喜ばしい過去であると、笑顔で祝福のように告げる。

「いずれ、信仰に興味なども湧きましたら是非、そんな騎士になってみるのは如何でしょうか。
 そんな時が訪れたなら、歓迎致しますよ。レック様」

レック >  
「未熟は伸びしろ。そうで……すね。ずっと無理をするなと言われていたのでそんな風に考えた事がありませんでした」

 全く才能がない、故に否定ばかりだったそれを受け入れてもらえるというのはやはりうれしいものでそうはにかんでしまう。
 彼女の一礼を見てこちらも遅れながらの一礼。そういえば挨拶だけで礼を忘れていたと今になって思い出す辺りやはり未熟な騎士である。

「その考え方とても好きです。なんか加護だ奇跡だって言われてもしっくりこなくて、必要だから生き延びた。凄く良いです」

 うんうんとうなずいた。何となく今まで言われていた物に対して少しだけ腑に落ちたような所がある。
 奇跡だと急に言われても納得できていなかったのだから。

「ありがとうございます。いつかその時が来た時には必ず」

 信仰というのは安っぽく抱えてはいけない。それは何よりも目の前の彼女への失礼になる。だからこそ、安易になりますとは答えずいつかその時が来ればと返事を返した。

「そういえば、もうお仕事は終わったのですか?もしそうなら何かお手伝いをさせてください。いつかの為の勉強……なんて」

 と少しだけ冗談も含めて。

バティスタ >  
「捉え方は人それぞれ。無理や無謀に見えたことでも、少し背伸びすれば届く場合もあります。
 貴方の力、生き方、夢…それぞれに言葉を向けてくれる方々がいることはそれは幸せなこと…。
 それらの言葉を無碍にはせず、抱えすぎず、貴方は貴方が臨む道を進むのが良いと思います」

言葉を終えればにこりと年相応の笑みを浮かべる。
ありがとうございます、と返されればお気になさらずと言葉を戻し、それから──。

「この後、ですか?」

教会の神父へと視線を向けると、ご自由に為されて下さいと深く礼を向けられて。
で、あるなら…と。

「…そうですね、でしたら…」

「──少し、奥の部屋をお借りして…暇のお話にお付き合いしてもらっても宜しいでしょうか。
 大所帯なものですから、お宿の支度がまだ整っていないかと思いますので…」

異色の瞳が細められ、それを察した護衛の聖騎士達は宿の確認して参ります、とその場を外してゆく──。

こちらへどうぞ、と促されるのは、教会の奥の部屋──来賓などが簡単に宿泊など、小休止ができるようになっている部屋である。

レック > 「それは勿論です、言葉をくれると言う事はまだ見捨てられていないという証拠でもあるのですから」

 真にどうでも良いと思っていたならば諦めろとすら言われないはずだ。
 だからこそ無碍に等は決してしない。それはしっかりとうなずく。
 お話の相手と言われれば少しだけ目を見開いて。

「え、僕が……ですか」

 まさかの提案に少しだけ驚いた。だが、周りも許可を出したのなら頷いて案内されるままについていく。
 そして通される部屋はベッドもある部屋。

「お話……だよな」

 もう寝るような部屋に案内されて少しだけ困惑していた。
 でも間違った場所に案内されるわけもないだろうとその部屋で静かに待っているだろう。

バティスタ >  
少年が部屋に入って程なくして。

「お待たせ致しました。レック様」

籍ほどより少しだけ声色の大人びた、聖女の声。
振り返ればドアの前、後ろ手にカチャリを錠を締める音が混じる。

「貴方のカラダ…魔力、とも言いましょうか。
 近くで言葉を交わして、少し興味が湧いてしまいました」

薄く細められた異色の瞳は、幼気な色ではなく──艶のある色香を漂わせる。

「時間はあるようですから、存分に"お話"致しましょう♪
 ……何も、会話とは言葉だけのやりとりだけではありませんが…♡」

ゆったりとした歩み。
少年が逃げないのであれば、そのまま背後のま白いシーツに整えられた寝台へと押し倒すように小さな身体がしなだれかかる──。

レック >  
「ああ、いえそんな。むしろご指名いただいてありがとうございます」

 なんて鍵を閉めたなど露知らずホワンとして返事をする。
 とはいえ彼女は見た目こそ幼いがその振る舞い等からあまり子供とは思えず個室で2人となると少しだけ緊張してしまう自分がいた。
 そんな中で魔力と言われると少しだけ首を捻る。

「魔力ですか、たしかにたまに不思議等といわれって、バティスタさん……!?」

 色香に少しだけ惑わされたまま、しなだれかかられベッドに倒される。
 怪我をさせる訳にもいかないとそのまま自分が下になるように。

「あ、あの。どうされたのですか……?」

 近くにいればやはり緊張はしてしまう。見た目幼い少女だというのにと心のどこかで思いながらも逆にそれが背徳感となってしまっているのだろう。

バティスタ >  
「ええ…貴方の魔力…。
 どうも女性を惑わす類のモノのようです…♡
 なぜそのようなものを宿しているのかは、わかりませんが──」

興味が湧いた、という言葉には嘘偽りなし。
どういった性質のものであるのか、という単純な好奇心と、悪戯心。
戸惑うままの少年のズボンの上から、白魚のような聖女の手にひらが股間を弄るように撫で擦る──♡

「──ご存知ありませんか? 身体で語らうのも男女の嗜みですよ──」

経験があるのかないのか、その反応を愉しむかのように、聖女の無垢な笑みは妖艶なそれへと変わる。
幼い少女から香るのは紛れもない、背徳と淫蕩の気配──。
もっともその小さな身体はそのままに寄りかかっているに過ぎない。
まだ成長過程といえど、鍛えた少年の身体ならば容易に暴れ、逃げることも可能に思えた。

レック >  
「じょ、女性を……お、思い当たる節は。ちょっ」

 戦場などでも殺害目的以外で捕らえられたことは少なくはない。
 上手く逃げ出せたりそのまま食われたこともないわけではない。しかしそれと慣れているかは別の問題だ。むしろ経験が多いからこそ女性に食われるという事に体が反応してしまう。
 ズボンの上から撫でられるだけで股間は少し熱を帯び、ピクンピクンと動く。

「し、知ってはいます。ですがその……あまり経験が豊富な訳ではないのでそのご満足させられるかが」

 むしろいつも弄ばれるばかりとはいえず、そんな風に返すしかなかった。
 押しのける事は出来るのかもしれない。だが、体が、そして心がそれを拒否してしまっている。理性だけがなんとか保っているが、それすらも間近に感じる彼女の妖艶な笑み。そして香りや柔らかさに折られそうになっているのだろう。
 今でも撫でているのなら股間のそれは窮屈そうにズボンを押し上げ始めている。

バティスタ >  
「──構いませんよ? 身を委ねて下さっても…♡
 …ほら、此方のほうはもう……♡」

聖女の小さな掌の下、ズボンを苦しげに押し上げる存在を確認すれば愉しげに聖女は笑う。
そして少年が抵抗する様を見せない、行為自体に忌避感を見せないことを確認すれば──。
少年の上に重なったまま、その上半身を起こし、馬乗りとなる形へ。
すぐに跳ね除けられそうな、子供のような軽さを感じさせながら。
するり、はらりと、黒基調の法衣を寝台の上で払い落としてゆき──汚れ一つ見えない、ま白く薄い身体を顕にさせて。

(いとま)は、十分に埋められそうでございますよ…?♡」

窮屈そうにするそれを解放させるべく、慣れた手つきで少年のズボンからいきりたつそれを露出させ、形状や大きさ、包皮の具合を確認するかのように、聖女の幼気な手が触れ、擽るように撫で擦る──。
そして先走りが漏れ始めればそれを絡め、先端をくちゅくちゅ♡と指先で弄り始めて──。

レック >  
「そんな、お任せし続けるわけにお。っあぁ」

 言葉だけはそういうが、体は全く抵抗の意思を見せない。
 彼女にされるがままに青年のそれは外へと引き出される。
 年相応。特別太いわけでも細いわけでも短いわけでもない。だが若さだけは感じるように真上を向くほどに反り返り、堅く熱くなっている。

「ちょ、まったください。そこ凄くッ!!」

 先っぽを指でクリクリと弄られるとビクビクンと強く反応を返し、先走りも強く出始める。
 今までも時折食われてきた経験。そんなつもりはなくとも青年はあちこちを開発されていた。特に元々敏感な先は特に敏感になっており、クリクリといじくられるだけで腰が跳ねるほどの快楽を感じてしまう。

バティスタ >  
「…ふふ、こんなに熱くて…♡
 はしたない"聖女様"はお嫌いではありませんか……?♡」

歓喜に打ち震えるような少年の若き肉槍。
彼自身同様、伸び代を十分に備えていそうなそれを幼い掌が柔らかく擦り、刺激し続けてゆく。

「待ちません♡ だって、とっても心地よさそう、ですよ…♪」

にゅちゅ♡ ぐちゅっ…♡

小さな両手を使って、淫靡な音を立てながらの手淫…♡
小振りなお尻の下で跳ね上がる少年の身体の反応を愉しみながら、吐精を促すような掌の動きは続いて──♡

レック >  
「そ、それは……嫌いではありま……せん」

 なんとなく恥ずかしそうにそんな風に言ってしまう。
 事実目の前のそのはしたない聖女に弄ばれ、心まで陥落しかかってしまっているのだ。嫌い等は言えるわけがない。
 
「それは! ……凄く、気持ち……良い……です。クッ」

 彼女の小さく、暖かな両手。それに擦り上げられるたびに熱が増していく。
 熱が増し、先からあふれ出る先走りは彼の股間をさらに無防備にする。滑りやすく、より刺激を受けやすく。
 彼はもう限界と言った様子だった。だが、耐えるその理由は。

「は、離れてください。体を汚してしまいます……!」

 このままだと体にかかってしまう。
 そんな感情だけで耐えているのだろう。だが彼の肉槍は今すぐにでも彼女を穢したいと言わんばかりに先走りをあふれ出しながら何度も跳ね上がる。

バティスタ >  
「──ご心配なく。貴方の汚れは全て、(わたくし)が受け止めましょう♡」

艶めかしい唇がそう騙り、聖女は身を屈めてゆく。
そして眼前に少年の肉槍が聳えれば、熱を帯びた視線がそれをねっとりと舐るように見据え…♡

「は…♡ ん、む…っ♡」

熱のこもった吐息と共に、聖女の小さな口が開かれる。
迷うことなく、快楽に耐え、沸き立つ射精感に震えるその先端を生暖かな口腔へと迎え入れる──♡

レック >  
「な、なにを言って」

 既に快楽で思考が染まり始めていた時、彼女の発言の意図がしっかりと読めないでいた。
 しかし彼女の動きを見て意図を理解した。止めるまでもなく。

「ウアッ……!!」

 声として快楽があふれ出す。
 濃厚な先走りは質は十分、当然だ。そういう魔力を帯びた代物。もはや一部の人にとっては媚薬にもなりえる性質を備えたそれは味も粘りも濃い。
 
「バティスタ……さ……ッ!!」

 なんとか耐えようとするが、口に迎えられ、少しだけ刺激を受けるだけでトプトプと甘く射精をしてしまう。
 本格的な射精とは少しだけ異なるそれ。しかしその精液は先走り以上に濃く、濃厚だ。

バティスタ >  
「っん…♪ んく…♡ ん、っ……♡」

こく、こく♡

聖女の細く白い喉が嚥下運動によって脈打つように揺れる。
若々しい吐精は勢いよく聖女の口腔を打ち、満たしてゆく白濁を喉を鳴らし、飲み込んで…。
──程なくしてちゅぷぅ…♡と小さな唇が離れ、少年のペニスが解放される。

「っはぷ…♡ 成程♡ これは…厄介なモノを身に受けていますね…♡
 いえ、貴方を取り巻く女性からすればむしろ……?♡」

魔力が十分以上に籠もった精液…。
ある種…淫魔などといった類の者には特効とすら成りえそうなモノ。
さぞ女関係に苦労した、あるいは…今後するのだろう。

「ふふ…此方の伸び代も、愉しみですね…? レック様…♡ ぁー…ん♡ ちゅぷ…ちゅっ…♡」

言葉を連ね、吐精を終えたばかりの少年の肉竿へと幼顔を寄せ、見せつけるように舌を伸ばし、舐めて綺麗にするかにしゃぶりつき、舐り続けて……♡