2025/08/31 のログ
ブライト > 「さて、平和なうちに溜まってる書類の整理でもしようか……」

あんまり整理されていない資料棚やデスクの引き出しを眺め、面倒くさそうに。
有効期限の切れた提出書類や何年も前の手紙などを見つめ、どこから手をつけようか思案する。

数ヶ月前に発注した薬品の納品書などを見つめ、これは要る・要らないを選別中……

「あああ面倒くさい。アルバイトにやらせたいけど……ムリだな」

一応は重要書類ばかり。
中には学院の偉い人や王侯貴族とのやり取りも絡むので素人の目に触れるのも良くない。
……全部捨てちゃおうか、という気持ちさえ芽生える。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からブライトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブライトさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/神殿図書館」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 図書館の仕事の一つに、他図書館との交流がある。
珍しい書物を図書館同士で貸し出すなんてのもその一つだ。貸し出された書物は写本され、元の図書館へと戻ってくる。
神殿図書館で必要な書物はないかを確認し、手紙を送ったのが先程のこと。

「ちゃんと届くといいんだがな」

街中のやりとりであればどうとでもなるが、街から街への配達は大変だ。
道中山賊や魔物との遭遇によって、荷物を奪われたりすることもある。配達人の不調により、到着が遅れることもある。
ともあれ、送った以上は待つしかない。相手がいつ読むかなどわからないのだから。

そんなことを考えつつ、職員のバックヤードから表に出る。
今日は来館する子供達に絵本の読み聞かせをするという大仕事も終えたし、気楽なものだ。
昼下がりの図書館は涼を求めてか来館者が多いが、何か手助けが必要そうな人はいないかと書架を巡る。

ヴァン > 不安げにきょろきょろと周囲を見ている幼子にしゃがんで声をかけて親を探したり、放置された書物を所定の場所へ戻したり。
ぐるりと館内を回るだけでも解決できることは多い。

すぐ解決できる問題はいい。厄介なのは、茹で上がってしばらく放置したパスタのように固まり、絡み合った案件だ。
知己を思う。派手にやらかしている男だ。友人の窮地を自らが撒いた種だと無視するほど、ヴァンは頭が良い人間ではなかった。
優先順位をつけ助言をし、一部は彼にも黙って動いた。無事に終わった――と言えるだろう。
矛を失った今、しばらく無茶なことは行うまい。盾は……まだ伸びしろがある。
その手助けに引き続き関わりたいものだ。次会った時どんな顔をされるかは怖いが……。

受付の方が混み始めたようだ。絶賛来館者対応中の職員と目が合うと頷いて、足早に受付へと向かった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/神殿図書館」からヴァンさんが去りました。
ご案内:「診療所とその近辺」にマドレーヌさんが現れました。
マドレーヌ > 娼婦というのは、感情労働です。
それ以上にまた、肉体労働なのです。

いくらネーラさんの魔術で貞操帯のようなものを与えられ、母胎の安全は守られているとしても、使った体は、労わらないと。

というわけで、診療所に来ています。
正確には、診療の出番が回ってくるまで、少し、暇を潰しています。隣のカフェ一階の入り口そばの席で読書をしていますが、呼び声が聞こえることでしょう。


コットンのシャーリングワンピースと、麦わら帽子と、ポーチを持っている私です。

マドレーヌ > お昼です。
皆が忙しい時に、私は暇なのです。
皆が仕事が終わることからが、忙しい仕事です。

どんなお客様がいらしても、おもてなしをする。
ええ、どんなお客様であっても。
求められるなら、お返しをしなければ。
故あって、どうしても、大きすぎる方。
小さすぎて全てを遠ざけている方。

断っては、いけないでしょう?

できれば、皆様を悲しませることのないように、体を労わる必要があるのです。
回復魔法があって、本当に助かっています。


聖典の携帯版を読んでいる間に、まだ呼ぶ声は聞こえてきません。

最初に注文したジュースも飲んでしまいました。