2025/08/15 のログ
オズワルド > 「そう、まずは感じて、それから触れる。」

真面目に語っているくせに、手つきの方は露骨にスケベ。
抵抗されないのを良いことに、スカートをまくり上げて、下着の上からお尻に浅く指をくいこませ、ふにゅふにゅと揉み始める。

なお、体を撫でる風もたいがいスケベなことで、太ももだとか、くるぶしだとか。指先で撫でられるような感触がしたりもする。
これは解りやすく風を感じてもらうためです。ほんとうです。

「――ん、上手上手。」

魔力感知の感覚が、自分の背の近くで、自分のものとは違う魔力が発せられていることに気づく。
良い子、と褒める代わりに、すり、とこすりつけられる体。硬い胸板が、ふにゅ、ふにゅり、と君のおっぱいの感触を楽しんで。

ちゃんとできているな、と考えれば、風がゆっくりとその魔力の元…君の伸ばした手に集まるように吹き――
君の手指は、しっかりと魔力を浴びた風を捉えた。やろうと思えば、指先でつまみ取る事すら容易い。

「つかめたら、そのまま自分の魔力を流し込んで。
 しっかり流せば、オレの魔力を押しやってイヴが風を使えるようになるよ。」

そう囁きかけた直後に、ちゅぅ、と耳に口づける行いをしたうえで、「集中して」 なんて言ういぢわる。

オズワルド > 【後日継続】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/宿屋」からオズワルドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/宿屋」からイヴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。
ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるために出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。

この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。

なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。
少年の修理の腕はそれなりに定評があるため、そうした依頼もぼちぼちやってくる。

「…ん」

そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/教会」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > もうすぐ陽も暮れようかという頃合い。
平民地区にある教会に、銀髪の男が足早に駆けこんできた。

「よし、まだ開いてた……」

敷地からまっすぐに礼拝堂を目指し、蒸し暑さから逃れるように石造りの建物へと入る。
視線の先には長い白髭と眉の、司祭服を着た中年と壮年の間ぐらいの男性がいる。銀髪の男に気付くと、軽く頭を下げた。
男は鞄から革袋を取り出すと、司祭へと渡す。

「神餐節には間に合わなかったが……こいつを」

本来なら食材を寄付すべきものであるが、他の信者と被りがあると少々面倒だ。
小麦や豆など保存の利くものであればいくらあっても困ることはないが、足が速いものは難しい。ナスやキュウリで遊ぶ訳にもいかない。
金は便利だ。潰しがきくし、小分けできるし、腐らない。

目的を達した男は一息つくと、礼拝堂の中を見渡した。住宅街の中にあるからか、落ち着いた人々が多い。
一番奥の長椅子に腰掛け、両手を組み、目を閉じた。祈りの言葉は紡がれない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/教会」にカグヤさんが現れました。
カグヤ > 仕事の終わり、ふらりと何の気はなかった。いつもなら自宅と仕事場の往復で終わる生活のはず。
その足が自宅とは離れた場所を彷徨う。当てもなく彷徨い茜色が藍色に飲み込まれようかそんな刻限。
目に入った教会は住宅街の中で異彩を放っており、石造りで見た目にも厳かさを感じさせた。

その場のマナーも、取るべき振る舞いも何一つ知らないながら、恐る恐るその扉を押す。
広がる空間、真っ直ぐに伸びる絨毯から左右に広がる長椅子。各々が祈るその様子をきょろきょろと視線は彷徨い、足はその中程まで進む……。

「とても、綺麗──。」

ぽつりとつぶやいた言葉、自分より先に入ったであろう人々は皆一様に祈りを捧げており、その傍の椅子へと腰を下ろすと女もまた見様見真似で手を組み。自らが異物として排除されないだろうか、そんなことを気にしてやはりポニーテールがキョロキョロと揺れる。

ヴァン > 祈る――正確には、祈る仕草をする。聖騎士でありながら、男は信仰らしきものを持っていない。
品物を渡してすぐ帰るのでは、司祭からの印象も良くはなかろう。最低限の振る舞いを終えて、立ち上がる。
司祭へと目礼をした後、意外な人物を目にして小さな声が漏れた。
彼女の住まいは住宅街から少し離れた所だ。この教会の小教区ではなかったと思ったが……。

不思議には思いつつも、祈りを邪魔する訳にはいかない。他の信者へも迷惑だ。
背後からみる女の姿は、教会に通い慣れているようには見えない。その点に興味を惹かれた。
どうしたものかと悩んだ後、一番簡単な手段をとることにした。礼拝堂唯一の出口で待つ。
まずは数分間待ってみよう。もし懺悔にきたのなら、姿を見なかったことにするのがよいだろう。
簡素な祈りに訪れただけなら、終わった後に視線はここ、出入り口へと向かう筈だ。

席を立ったならば軽く手を振って、礼拝堂のすぐ外で待つこととしよう。屋外だが屋根が張り出していて、陽の強さを遮ることができる。

カグヤ > 信仰心など無い。寧ろ、神は救わないとすら思っている。それでも教会や宗教施設にはそれでも引き付ける何かがある様に思う。
信じていない自分が祈りを捧げた所で、と思いながらも、心の中では一つ──。

周囲から聞こえる祈りの言葉も聞いている程度で理解の及ぶ物ではなく、流石に建物の造りを眺めるのも不躾であろうと早々に席を立ち来た道を戻る。

「──気紛れに来る場所じゃなかったわ──。礼儀作法位調べておくべきだったわ。」

後悔の念に額に手を当てて溜息を一つ。視線を上げたその先に見えたのは──。

「──ヴァン……?」

見知った姿がそこにはあった。手を振る様子に同じよう胸元で手を振り返しながら、無作法かもしれないけれど小走りに彼の下へ。

「もしかして……見られてたかしら?特に、願う事とかはないの、ただ興味本位で入っただけで。」

恥ずかしそうに少し俯きながら、それでも出入口に居座るのも、と少し端に避ける。
そしてまるで言い訳でもするかのように早口で紡ぐそれは照れ隠しではあるが……。

ヴァン > 小走りが立てる足音を咎める者はいない。
信心深い者は祈りに集中して聞こえていないし、形ばかりの祈りを捧げる者は内心その行動に同意をしている。

「あぁ……興味本位でも、こうやって教会に訪れるのはいいことさ。
友達が行くからとか、出会いを探しにとか、そんなのでいい……」

主教は誰も彼もに深い信仰を求めたりしない。市井の人々はむしろほどほどで良い。
相手が出入り口の端へと避けたので、指で手招きをする。敷地内を軽く歩こうというつもりらしい。

「この教会は俺の住んでいる場所の小教区――地区担当なんだ。神事の捧げ物があって、ここに来た。
君は? どこかに出かけた帰りとか?」

男は時折学院図書館など、己の職場以外に出かけることがある。
カグヤの服装を見る限り、今日は休日という訳ではなさそうだ。
帰宅がてら足を伸ばしたとはあまり思わずに。
礼拝堂の周囲をゆっくりと歩く。

カグヤ > 「そういうもの? 皆真剣に祈りを捧げてたように見えたけれど。」

少しだけ中を振り返った。けれどすぐに視線を戻せば彼に誘われるままにその隣へと、そしてゆっくりと歩き出す。
行は一直線に建物に行ってしまったけれど彼に促され歩き始めればまた色々な景色が見えて。

「小教区……。そういうものもあるのね。 私はただ、仕事が終わってた後よ。ちょっとまっすぐ帰るつもりになれなくて少し歩いていたら、ね。」

辿り着いて今に至る。彼も良く知る仕事着のままだからそれで外で会い、共に歩くのは少し恥ずかしいけれど。
傾きつつある陽の中、礼拝堂は神秘的にも見えて、思わず感嘆の吐息も零れよう。

「私、本当に仕事場と家だけだったのね……。こういう場所がある事すら知らなかったんだもの……。」

元々出不精ではあり必要最低限以外の外出はしない方ではあったが、こういった景色を知らない事、それは素直にもったいなかったと。
ただ、いくら陽が傾くと言ってもまだ気温は高く、薄っすらとかく汗をハンカチで抑えながら。

ヴァン > 「中には真剣な人もいるだろうが……だいたいは夕飯のことを考えてるんじゃないかな」

冗談めいて口にする。居住区のコミュニティに属するための必要経費としてあの場にいる者が多いだろう。
都市内の教会だから、そう大したものはない。司祭が住む家とそう広くもない墓場。そして礼拝堂の前のちょっとした広場。
あまり治安のよろしくない場所では特殊儀礼所をはじめ、教会には不似合いなものも付属するがここはまともだ。

「あぁ……ノーシス主教は王国じゃ一番メジャーだとは思うが、色々な宗教があるからな。
自分が信仰していない宗教のことなんて、ほとんど別世界だろう。
となると……結構歩いた感じかな?」

相手が何を信仰しているかは知らないが、それをもって拒むほど主教は狭量ではない。
主教の歴史の中では様々な異教を呑み込み、同一化してきた側面もある。あまり踏み込んだ話をする気はなかった。
学院と彼女の自宅を頭に浮かべた地図に描き、現在地を追加する。

「自宅と職場、道を変えるだけでも日常に彩りが出る、というのを聞いたことがある。
普段見ない花が咲いてたとか、新しいお店が出来たとか……
そういう日常での新鮮さを失わないことが若さの秘訣だとか何とか、書いてあったな」

夕陽に染まる礼拝堂は比較的見慣れた姿だったが、それでもしっかりと眺めるのは久しぶりだろうか。
何かの瓦版で読んだことを思い出し、口にする。
相手が本に関して行っていることはどちらかというと非日常の部類に入るだろうな、と思いながら。

カグヤ > 「ふふ、それはいいわね。」

日々の悩みという点では余程深刻な悩みかもしれないと、彼の言葉に可笑しそうに笑いながら、彼の説明に耳を傾けてゆっくりと歩く。
墓の造りも、今まで見た来たものからするとやはり驚くばかり。
とはいっても、道中見掛ける石碑タイプや土葬による地面に直接その象徴を刺すものくらいしか知らないのだけれど。

「神が救ってくれるなら、どれだけいいのかしら──。勿論、信じる事、そのもので救われる事があるのは理解しているけれど。

えぇ、もう、今から出ても明るい内には間に合わないかしら。」

無宗教というよりは、神の存在を否定しているキライすらあるかもしれない。
だからと言ってその施設が、信仰そのものが悪とも思ってはいないしあくまでフラットではあるけれど。
ことこの時間まで出歩いてしまったなら、もうある程度遅くなったとて治安という意味ではさして変わらないから。これからどうしようかしら、なんて笑うのだろう。

「そういうのも、良いわね。今度試してみようかしら。
いつまでも、若く居たいもの。それに……感性も鈍らせたくない、でしょう?」

本を書くにせよ読むにせよ、新しいものを受け入れる感性は常に持っていたい。
隣の彼の袖を掴み歩いて、一通り見て回る頃には藍色が茜色に勝ち始めるだろう……。

「ねぇ──ヴァン。 私やっぱり帰ろうと思うの……。楽しかったわ、色々と知れて。」

そう、また礼拝堂の正面に戻ってきたところで、そう告げる。
ただ。掴んだ袖をそのままに、彼にこの後予定が無いのなら。そう、その袖を引っ張った。

ヴァン > 「神が――人智が及ばぬ存在があること自体は神学や魔術学などで確認されている。
ただ、彼等が人間を個として認識しているかは怪しい所だ。俺達に蟻の区別なんてできないように。
……陽は暮れはする、な」

歩きながら、ふと地面を指さす。食べ物があるうちに働けとばかりに、木の実や他の虫を運ぶ蟻の列。
男が神の存在を肯定するのは彼女にはどう映るだろう。神殿図書館の人間だから、そう不思議でもないだろうか。
これから彼女が歩くであろう時間を、歩幅の違いを計算に入れながら考える。

「若さはあまり興味がないが……感性については同意だ。本を読む楽しさも感性が大事だからね。
あぁ――それは良かった。
――この時間に年頃の女の子を帰すのは気が引けるな。この時期は一度暮れたら暗くなるのが早い。
君が大丈夫だと思う所まで送って行こう。途中どこかで飯でも食べるかい?」

袖は掴まれるままに、そう告げる。
学院の近くか、家が見える通りか、それとも扉を閉じるまでか。それはカグヤに任せることにした。

カグヤ > 「そうね……認識していたならきっと、誰も不幸になっていないはずだもの。ヴァンの言う通り私たちが理解出来ないように、神様もきっと……。」

彼の言葉に頷きながら、足元に列をなす蟻の姿。
ここへ手を差し伸べる事が出来たとしても、それがどこまで、誰にまで認識できないのと同じようかと納得したよう。

「男性は良いわよね、歳を重ねる事で生まれる魅力もあるし。
だから、また……まだ、色々お話を聞かせて、貴方のお話を。
ん……私が作る、というのはどうかしら……?」

掴んでいた袖を引っ張り裾から肘、そして二の腕に自らの腕を絡めようとする。
礼拝堂の前でそれは彼の立場上マズいのかもしれないが──。

「それとも、ちゃんと強請らないとダメかしら……。狼になって、って。」

冗談めかしたのは彼にも予定やまだこの場での仕事もあるだろうからと。
余り困らせないように、その言葉と共に絡めた腕も解かれる。そうして歩きはじめるのは自宅の近くへ向けて。

ヴァン > 「俺の……? しがない図書館の一司書だが……。
カグヤさんが? ……料理を?」

他愛もない冗談を言いつつ、相手からの言葉に耳を疑った。
前回自宅を訪問した際は、記憶が確かならばあまり料理を自宅でしている雰囲気ではなかった。
とはいえあまり弄っては気分を害してしまうので、意外そうに言う、という範疇に留めておく。
腕を絡めようとすると苦笑しながらも、拒否はしない。

「それでは、お言葉に甘えて。カグヤさんが振る舞ってくれるものを美味しくいただくことにしよう」

彼女の隣を、歩幅を合わせながら歩く。何が出てくるのか、期待と一抹の不安が混ざりつつ……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/教会」からヴァンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/教会」からカグヤさんが去りました。