2025/07/27 のログ
カルム > (しばらくして、カルムの名前が呼ばれる。依頼の品物の査定が終わったという事だろう。
 カルムが受付に戻ると、依頼の品物がなく、盆の上には、革袋に入っている金貨があった。
 今回の報酬と、納品した品物の金額だという事なのだろう。)

「おぉ、やったぁ!」

(今回の報酬に関しては、思ったよりも良かった。食事をして、冒険の道具を補充したうえで、少し余裕がある。
 貯金もできると、思うし、よしよし、と、ニンマリ笑って見せる。
 余りニヤニヤしていると、きもいとか言われそうだ。
 顔を引き締めて、革袋を手にし、カウンターから離れて、掲示板の方に移動する。)

「さて、と。」

(新しい依頼でもないものか、と視線を向けてみるが、良さそうな依頼は無くて。
 依頼が無い事を確認し、カルムは酒場の方へと移動する。)

「マスター。エールと、白パンと、シチューと……肉の串を!」

 酒場に移動し、何時ものセット、と言わんばかりに酒と、つまみと食事を注文し。
 それがやってくるのを、待つことにする。
 その間、暇だし、と話相手が居ないものか、と探す。

カルム > (しばし待っていれば、酒と食事が届く。
 残念ながら、誰かとしゃべるという事はできなさそうだった。
 とはいえ、食事は嬉しいので来た来た、と金を支払い、頂く。
 暫くの間食事をして。

 食事が終われば、男はギルドの二階へ戻って行く―――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からカルムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシェンさんが現れました。
シェン > 平民地区 商店街
屋台や食堂、宿の並ぶ大通りを歩く少年
手には肉と野菜が刺された串焼き
それをかじりながらのんびりと歩く
紅い髪、紅い瞳の容姿は美少女にも見える整ったものだが表情はどこか生意気で不遜、八重歯をニカっと出しながら

「うめえ! 今日は昼飯どこで食うかなー」

と、まだ声変わりもしない声で独り言をつぶやきながら歩いてる。 串焼きは前菜のようなもののようで、キョロキョロと屋台や店を見回す。

「んー、やっぱ肉だな。 肉がうまいのがいいぞ」

肉、にく、ニクとつぶやきながら大通りを歩いて

シェン > クンクン
と鼻を動かす、肉とソースが焦げるいい匂いだ
きっとこれはウマいだろう、 そうに違いない
その匂いがする方へとニィっとした笑顔って駆け寄って

「なあおっちゃん、 そのいい匂いのする肉くれ!」

懐の革袋から銀貨を握り、乱雑にこぶしを突き出す
突然子どもから声をかけられた屋台の店主は少々驚いたように、しかしすぐに「ちょいとまっとくれ、皿にのせてやるから」と、少年をなだめる

「えー、はやく食わせてくれよー。それ良いニオイするから絶対うまいんだろー、なーなーなー!」

とワガママ120%でぶーたれる少年。 とはいえ自分の料理をいい匂いだ、美味そうだと言われ悪い気分になる料理人もいるわけがなく。
屋台の店主は木の皿にカットステーキと付け合せのコーンとゆがいたじゃがいもを乗せ、少年に皿を突き出す。

「いくらだ?俺はもうオトナだから値段どおりに銀貨をだせるぞ」

随分とハードルの低いオトナであるが、店主の言われた通りに金を渡し、路地そばに適当に並べられた木の椅子と簡素な組み立てテーブルに向かう。

「めーし! めーし!」

皿に鼻を近づけて、くんくんと匂いを嗅ぐ。 香辛料たっぷりなやや焦げの肉のかおりに、うっひょーとはしゃぎながら手で肉をつまもうとして

「――っと、やべやべ。 街の奴らは手づかみしねーんだ」

と、木のフォークで肉を刺し、口に放り込む

「――うんめーー!やっぱ街の肉はうめーなー!」

と、ごちそうを口にしたかのように少年は満足げにもぐもぐと咀嚼する

シェン > 肉をもしゃもしゃと噛みちぎる。
山では自分でしとめた獲物を捌いて食べていた。
獣の仕留め方も戦い方も、そのさばき方も気がつけば知っていた。 知らなければ当然飢えるか獣に食われていたのだから不思議なものだ。
王国の肉料理は自分が焼いた肉よりはるかに美味しい。
塩を振って焼くだけではなく味がついてて香辛料のたっぷりついた肉をちょうどよく焼かれているそれは真似ができない
付け合せのコーンとじゃがいもをたいらげ、木の皿を店主につきだし

「なあなあおっちゃん、これウマいな! おかわりだ」

大きめの八重歯が見えるような、ニカっとした笑い方
子供特有の無遠慮で、しかしその分本心から出ているであろう「美味い」に、店主も気分良くカットステーキを皿にのせる。
ちょっと大きめの肉を入れ小さな切れ端の1枚をおまけに追加
少年はその皿を受け取って代金を手渡しし

「あんがとな、おっちゃん」

と、先程の路地の椅子に戻る
うめーな、うめーなと満足げにステーキを頬張っていて

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシェンさんが現れました。
シェン > 「はふー、食った食った。 やっぱ肉だな、肉!」

ぽんぽんとお腹をさするように叩く。 肉をこれでもかと食うと幸せな気分になる。 メシが美味いこの王国は最高だ、多少他人から物を奪ったり暴れたりは我慢してもいい
屋台の店主に皿を返し、今度は冷たい飲み物を売る屋台で飲み物を買って、先程の席へもどって、ごくごくと飲み物を飲み干す

「っぷあああ、うっめー」

満足げに声を出して、ちょっとだけ食休みだ

シェン > 「よし、そろそろギルドにでもいくか!」

立ち上がる。 美味しいメシや肉を食うには金がいる
とはいえ他人から奪うとそれはそれでめんどくさい、おっかけまわされたり、逃げ回ってる間はこうして屋台でメシも食えない。
冒険者ギルドに行けば仕事が貰えて金になる
野生育ちの悪童も一応は最低限のルールを自分なりに覚えたようで、冒険者ギルドへと向かう

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシェンさんが去りました。