2025/07/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 朝の廃神社」にキタさんが現れました。
■キタ > 朝だというのに、既に汗ばむ程の暑さを感じる日差しの強さ。それでも涼しい顔をしていられるのは日差しを遮る木々とそこを抜ける風のおかげ。
森を抜けた参道も、街中よりは幾分涼しいだろう。とはいえ木陰の多いその場所であえて日差しを浴びる必要もない。
それは巫女とて同じこと。毎朝のルーティーンの様に手水舎へと赴き崩れ沈んだ柄杓を整える。
袖を捲り水に沈めるだけでも全身をめぐる涼。小鳥や小動物の荒らしたそれらを拾い上げると、清めて並べなおしてゆく。
「随分と荒らす子が増えたかしら? 持っていかれないだけ良いといえば良いけれど。」
柄杓を持って飛べるほどの鳥も、咥える動物もまだそこには居なかったが、水の影響か繁殖が進んだ結果、そこを求める母数も増えたのかもしれず。
それはそれで悩みの種。さりとて、網や囲いは雰囲気を壊すしで、いかがしたものかと手水舎を前に思案。
■キタ > 悩んだところで自然が相手。
何がどう鳴る事もなく。
そうやって一日は始まってゆく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 朝の廃神社」からキタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に篝さんが現れました。